Suspension


スコットサマーズはこのショットでご存知の方が居られると思います。

ホンダ初のエンデューロワークスライダーです。

XR400R発表と同時にワークスマシンとしてスコットサマーズにXR400Rも供給されました。

そのワークスサスが手に入ったので“T. collection”として持っていました。



今回製作するXR400Rにはフロント:倒立 リア:デルタプロリンク と思いましたが

マニア向けの製作ですので普通はお目に掛かれないレアパーツをと思い

このサスをチョイスする事にしました。

外観はノーマルですが 中身がまったくの別物

こんなんずるいわ と言うぐらい質感が違います。

初期:からだに感じないぐらい細かい動きで稼動し

大きなジャンプなどは強い腰で踏ん張ります。

とりあえず“しなやか”

<サスペンション> メーカーHPより
●オフロードでの走破性に優れ高い剛性の前・後サスペンション。
フロントは、φ43mmの正立ハイブリッドタイプを採用(ストローク280mm)。カートリッジタイプのダンパーによって、路面追従性と限界性能の向上に寄与している。
リアは、熱ダレしにくいピギーバックタイプのダンパーを装備したプロリンクとすることで、乗り心地に優れ限界性能に優れたサスペンションとしている。(アクスルトラベル300mm)
フロントは、圧側16段階、伸び側12段階、リアは、圧側18段階、伸び側16段階の減衰力調整機構を装備することでセッティングの範囲を広くしている。

ノーマルユニットをベースに内部構造がワークス仕様に変更されたものです。

消耗品は純正パーツで補修可能

リアショックに関しても通常にオーバーホールしても性能は変わりません。

------------------------------------------------------------

ハイブリッドФ43カートリッヂ正立フォーク

このフォークの開発コンセプトは 今までのフォークはハンドルを切った時に通常はフォークが捩れ

サスストロークの動きが悪くなります。それを解消する為に開発されたフォークなのです。

またの伸びや縮み両方に細かく減衰力が調整できるアジャスターを装備。

また轍にも引っ掛かり難いシャフトから下の突き出しが短く設計されています。

またボトムケースはアルミ削りだしでホルダーはアルミ鍛造製です。

全長が短い割にはサスストローク280mmを誇ります。






スーパーXR全般のコンセプト 400Rにも反映されています。

------------------------------------------------------------

ピギーバックタイプリアショック


リアサスストローク300mmを誇る為 全長・容量が大きく造られています。

ロッド長を長く確保する事で モトクロッサー同様小さなスィングアームの動きにも

大きくストロークするようリンクレイアウトされています。

フロント同様 伸びや縮み両方に細かく減衰力が調整できるアジャスターを装備。






スーパーXR全般のコンセプト 400Rにも反映されています。


リアのレーシングサグの取り方

↑上記レーシングサグはMD30やXR400モタードには適合しません。(後ろにバッテリーがあるタイプ)

前後のバランスはステップを踏んで フロント・リアが同じ沈み込みがベストです。

------------------------------------------------------------

このフォークに加え “ヨジレ”をより抑えるスタビライザーを製作した。



=サスペンション=
・前後ワークスショック(スコットサマーズ用)
※当初は倒立フォーク&デルタプロリンクを採用しようと思いましたが“お宝パーツ”
スコットサマーズワークス前後サスを投入


リアショックもSCOTT SUMMERS ワークスショック
見た目はノーマルですが中身は別物 
ノーマルの前後サスは標準で随分固めだが 実にしなやかでダンピング性能が良く効いている。
流石ワークス 真似出来ない。

※当初RVS400R INTERCEPTER TYPE-Rのようにフロント:倒立 リア:デルタプロリンクを
用意していましたが通常入手不可能なワークス品の方が所有されるユーザーさんの付加価値が
高いと思い放出する事にしました。


=END=