ホンダからXLR２００Rが販売された時　即購入しました。

ある日私のXR２００RｂとXLR２００Rでツーリングに行きました。

高速でいつしかスピード勝負になって　私のRｂはハイコンプやクランクセンター出しも組んでいるし

負ける事は無いと思っていた。

すると意に反してスピードが出るに連れてジワジワ離されていく。

そ　そ　そんなバカな！

サービスエリアで話をするとXLRはまだ全開にしていないと言う

勿論我がRbは全開

車輌を入替えて驚いた　Rbに比べエンジン回転がスムーズなのです。

そう言えばXLRのステップにはゴムが標準で付いている。

そこで気が付きました。

Rbはアイドリング時には振動は少なく　エンジンを回せば回すほど振動が出ます、

対しXLRは低速で振動が大きく　回転が上がれば消えていくのです。

低速時の振動はそんなに“悪さ”をしないが　上で出ると回転が延び難い。

バランサーが付いていないシングルは何処かで必ず振動が出ます。

イメージ

ポイントはクランクの重心の位置だと思い　ばらして比較してみた。

そしてメーカーの解説を見ると動バランスを取っているとの記述があった。

確かにウェイトのカタチが違います。

しかしXLRのクランクはRbには組めません。

そこでウチの得意技　軽量を兼ねて重心をXLRと同じになるように加工しました。

勿論　同時にセンター出しも行います。

すると回転が伸びるようになり　まるっと違うエンジンになりました。

新型エンジンは確かに進化しており　取り入れるものはやっておきたい。

------------ That's all -----------