2019 BHオークション (詳細はWebで調べて下さい)

スカイライン2000GT-R(KPGC10)5台が出品、入札伸びず BHオークション2019 01 11


1972年 日産スカイライン2000GT-R(KPGC10)

・外装の簡単な補修以外は、オリジナルに近いコンディション
・RSワタナベ製ホイールを装着

1500万円まで競り上がるも、最低落札額に届かず流札予想落札価格は1800〜2200万円だった。

フロントフェンダー叩き出し フレームの錆が気になるところ。


1972年 日産スカイライン2000GT-R(KPGC10)

・エンジン&サスペンション各部をチューニング済み
・ソレックスニスモ44 φ & 100mmアルミファンネル
・日産純正のレース用オイルクーラーを装備
・エンジン、ボディともに10年前にレストアを実施
・RSワタナベ製のホイールを装着

最低落札価格に届かず流札予想落札価格は1900〜2300万円だった。

安物汎用フロントスポイラーが残念。


1971年 日産スカイライン2000GT-R(KPGC10)

・オリジナル度の高い良好なコンディション
・日産純正のリヤスポイラーを装着
・“足長ボルト” のオリジナル “鉄チン” ホイール

こちらも流れてしまった。予想落札価格は1400〜2000万円だった。

エンジンルームが残念。


1972年 日産スカイライン2000GT-R(KPGC10)

・オリジナル度の高い良好なコンディション

こちらも入札が伸びず流札予想落札価格は1800〜2200万円だった。

エンジンルーム キャブまわりが綺麗ではない。


1972年 日産スカイライン2000GT-R(KPGC10)

・希少なフルオリジナルコンディション
・走行距離はわずか2万2200km
・長年ガレージ保管されていたバーンファウンド物

こちらはバーンファウンド物件とあって注目を集め、1600万円(+落札手数料)落札された。
予想落札価格は1800〜2400万円だった。

↑上記5台のHT・GT-Rは外装は綺麗にしているがエンジン・トランクルームを見ればあまり綺麗ではない。
5番目のバーンファウンドHT・GT-Rはあとで直すのに手間と費用が掛かりそうだ。


日産スカイライン2000 GT-R(KPGC110)が東京オートサロン内のBHオークション2019にて
流札という結果におわりました。

1973年 日産スカイライン2000 GT-Rの特徴

・KPGC110「ケンメリ」の生産台数は僅かに197台 185
・7台が生産された赤外装の中の1台
・塗装の補修以外は完全なオリジナルコンディション
・走行距離は僅かに1万5000km
・機関系もすべて良好なコンディションを維持

予想落札価格は7500〜1億500万円だった。

この時期にKPGC110で赤が7台で非常に希少という事が取り立たされた。
しかし良く考えてみると少ない(色の事)という事は当時人気が無かった色という事だ。
赤といえば目に触れたのが名古屋のショップ、詳細に状態が良いと言う事で画像があがっている。
その車両を見て思ったのはボディの塗り直し。
今回のオークションを見ても同様塗り直している事に気が付いた。そこで両者を比較してみた。
どうやら同じその車両の出品のようだ。
記述には補修とあるがオールペンの塗り直しではないかと思う。
もともと赤であったとしても塗り直しは価値が落ちる 元が赤でなかったら・・・
BHオークションの画像を見ても下回りを見ればボディと足回りやマフラーの程度の違いが見て取れる。
どうせ高値を希望し突っ込みどころが無いよう仕上げるなら業者としてツメが甘過ぎる。

いずれにしても流札が多いという事はどう理解すれば良いのだろう。

日産スカイライン2000GT−R(1971年)の概要

・1600万円からスタート
3080万円で落札
・予想落札額は2100〜2300万円だった
・ガラス類もすべて新品に交換する完璧なレストアを実施
・フロントシートは本物のレース用
・純正のスペアパーツも豊富に付属
・ミントコンディション
・走行距離計の表示は6万7990km
(落札金額には手数料等別途費用がかかります)

日産スカイライン2000GT−R(1971年)の詳細

1970年に登場した、GT−Rの後期型である2ドアボディ(KPGC10)。
トータルで1197台が生産されているが、現在はコンディションのよい個体が年々減少する傾向で、
なかなか極上の個体を探し当てることは難しい状況となっている。出品車はそうした状況において、
まさしく“超極上”という表現がふさわしい完璧なクオリティを備えた1台である。
数年前に内外のクラシックカーのスペシャリストとして知られる「永遠ボディ」にてフルレストレーションが
施されており、ボディはもちろん、シャシー、足回り、さらにメッキ類に至るまで、もはや「新車以上」とも
いうべき美しい仕上がりを見せる。
そのこだわりは徹底しており、例えば前後の窓ガラスや、当時プリンス・スポーツコーナーから販売された
ワークス用バケットシートなどはデッドストックの新品を探し出して装着するなど、
とにかく「本物」「新品」が数多くレストア時に投入されている。
エンジンも当然フルオーバーホール済みであり、キャブレターこそオーナーの好みでファンネルタイプの
44φゴールドソレックスが取り付けられているが、エアクリーナーはじめ純正のパーツもすべてスペアとして
揃えられており、その他にも当時ものの純正スチールホイールやオリジナルシートなど多数のスペアパーツも
付属する。
ボディカラーはいなりシルバーという辺りも実に通好みな、
まさに極上の中の極上と呼ぶべき1台だと言えるだろう。

この車両は流石に綺麗だ。ホイルだけが残念だ。

↑上記GT-Rが3080万円で渡辺氏GT-Rが2900万円???