縁があって「くるまくらぶ」さんに塗装をやってもらって以来 よくお店に遊びに行った。

塗装の良し悪しや取り付けの拘りなど語ってくれた。


初めて施工してもらった時に後々のメンテの事を聞くと

私の場合 今までは水で大まかにホコリを流し 濡れタオルで一通り吹き上げ

乾いたタオルで乾拭きしていた と言うと

「いやいやそのまま乾拭きしたらいい」と言う。

「いやいや小埃で小傷が入りますやん」と言うと 入らないと言う。

嘘〜んっ

半信半疑だった。

「くるまくらぶ」さんには3度ほどお世話になった。

1度目やって以来 サーキット走行でガッチャリやってしまった。

その時剥がれた塗膜をみて納得した 肉厚が厚くメッキのように硬い。

年数が深くなるにつれ「くるまくらぶ」さんが言っている理由が分かる。

夜 ボディに写る街灯の反射は年数を重ねると「渦」を巻いてくる。

コレが俗に言う“磨き傷”だ。

ソレは経年劣化で仕方ない事と思っていた。

その“磨き傷”が入らないのだ(入り難い)。

ソレに加え“テマトラン”のお陰で年1度拭く位で済んでいる事もある。

どうも秘訣は「くるまくらぶ」拘りの塗料 フェラーリの純正塗料にあるようだ。

成分はナンチャラと言っていたが覚えきらなかった 詳しい人なら分かると思う。

とにかく塗膜が厚く硬度が非常に硬いのだ。

事故の時「くるまくらぶ」さんはもう辞めていたので全塗は国産の塗料かと諦めていたが

相談したら塗料を調達してくれた、そして仕上げにクォーツのガラスコーティング。

お陰であの事故から何年経つだろう ボディメンテはほとんどやっていないが

未だピッカピカです。

時間が経てば経つほど差が出るし その良さが分かってきます。

美味しいもの覚えたら 不味いものは食べられないよね〜

「くるまくらぶ」さんには“見る目”を養わさせてもらって感謝しています。

知識や経験は“宝”です。

それ以来 モーターショーなどのイベントでピッカピカに磨き上げられたクルマを見ても

構成や塗装状態を見て印象が変わるようになった。

知らない方が幸せだったかもしれないが 出来れば常に上を目指したい。

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