AUTO SPORTS

1972 5月3日 日本グランプリで王者「スカイラインGT-R」がロータリーに敗れた。

この時期ぐらいからGT-Rとロータリーの一進一退劇が激化していく。

それ以降メディアは両メーカーの対立を煽る。













翌月 6月4日 富士グラン300マイル・レース

日本グランプリの雪辱を晴らす





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雑誌のユーザー投稿に面白いものがあった。

↑上記の雑誌記事の文中でメディアの考察が記されている。

GT-Rに変わる機種の考察には甚だ疑問があるが 面白い考察だと思う。

桜井さんも言われていたが「ロータリーをレシプロ換算×2」とする根拠は無い。

しかしロータリーという機関は軽量ハイパワーなユニットに違いない。

機関的には4サイクルと2サイクルの比較に似ているがこの換算は無い。

それはそれとしてレギュレーションなのでその中で争わなければならない。

ニッサン特殊車両部第2特殊車両課 の中核陣にも“旧プリンス魂”火がついたのだろう。

すでに「乾いた雑巾を絞る」ような開発の中 更なる進化の為新たな様々な手法を

試していた事は承知の事実である。

旧プリンス開発陣の誇り高きプライドが更なる技術の進化の原動力となっていることは

間違いない。

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