バキューム計が従来より若干数値が落ちている事が気になる。

前項でタペット調整を久々に実施し 甘かったがほとんど効果が無かった。

インテークからバキューム計までの取り付けからホースの圧漏れチェック、

まずゴムホースはエンジンルーム内が硬化してカチカチなのと

インテークのジョイントが若干緩んでいた。

まずそのジョイントの付け直しとホースをシリコンに交換。

この時にメーターが狂っていないか 手持ちの新品CHECKMANと比較してみた。

圧力の数値的にはほほ同じであった。

今付いている大森のバキュームの針がプルプル震える。

各気筒の圧縮のバラ付があれば震えるのも分かるが 下記↓測定の結果ソレは無い。


CHECKMANの構成パーツに
の部品が付いている。

測定時このパーツは付けずに測ったが

小さなポート状の穴が開いている。

メーターにこのパーツが重要ではないかと思い 内径を測定し同様のパーツを製作し

取り付けてみた。すると針のプルプルは無くなり動きもメリハリが出た。

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メーターの表示だがメーカーによって各領域の許容範囲が異なるのが悩ましい。

 単位 cmHg  OMIRI  CHECKMAN  SKC
 減速時、エンブレ使用  色:60〜76  色:52〜76  色:56〜76
 アイドリング時(40〜60cmHg)  色:50〜60  色:42〜52  色:44〜56
 一定スピードの運転時  色:30〜50  色:25〜42  色:27〜44
 加速時(軽負荷)  色:15〜30  色:12〜25  色:14〜27
 急加速時(重負荷)  色:0〜15  色:0〜12  色:0〜14

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さて コレも久々にコンプレッションを計ってみることにした。


勿論 冷間時に測定

プラグをすべて外し バッテリーにブースターで補電

アクセル全開で測定

 気筒番(フロントから)  1番  2番  3番  4番  5番  6番
 圧縮圧kg-cu  14.0  13.8  13.8  14.0  13.9  13.8

全般的にバラつきもほとんど無く 高圧縮をキープしていた。

エンジン本体には安堵したが やはりメーターの圧力が若干落ちているのが気になる。

しばらく様子を見ることにするが やはりカムなんだろうか


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