以前ハコスカのロアアームを補強が入ったモノに変えた。

ポピュラーな手法ではないようだが 問題はエンジンマウントとアームの接合部分

通常ではハコスカには合わない。

ワークスもウレタンブッシュを使っていた事もあり 外径と内径が適合するモノを探した。

運良く見つかりボルトオン状態で取り付ける事が出来た。


本来ならばサイドスリップを取り直すところだが 近くに気軽にやってくれるところは無い。

それから走っていると路面の轍があるところで若干ハンドルが取られるような挙動がたまに出るようになった。

そうしているうちに車検が来て無事通ったところをみると 規定範囲内には入っているようだ。

我がハコスカのフロント右側のタイヤ空気圧が乗らない日にちが長いと若干抜ける癖がある。

詳しく見ている時間が無いので原因は追究していないが 2週間に1度見るようにしている。

空気圧を調整したあとはその症状がほぼ消えるのでそのせいだと思っていた。

それからその工程を繰り返し1年以上経った時に ふと気になる事があった。

と言うのは ウレタンブッシュを入れる時にクリアランスがやや甘い事が原因ではないかと。

ただこのシャフトを入れ 最終締め付ける時にブッシュは潰れて その甘さもカバー出来ていると思っていた。


そのクリアランスの甘さを詰めたらどうなるのか やってみたくなった。

スチールでパイプを削り出し圧入出来るカラーを製作した。


満を持して作業に着手


♯9を入替えるだけなので作業はすぐに終わるはずだった、

しかし後ろのステアリングリンクに当たってシャフトが抜けない。

そのステアリングリンクも外しシャフトは抜けた。

作ったカラーを入れ シャフトを元に戻そうとしたがストラットやアームのテンションが効いていて

穴位置が合わない。

結局テンションアームやストラットの下を外し 結局大仕事になってしまった。

無事作業を終え あとはいつもの道を乗ってみて変わるかどうかを確かめるしかない。

こんな時に限って 雨で乗れない日が数日続いた。


雨も上がりいよいよ試す時が来た。

結果 たまに出る路面のうねりや轍でハンドルが取られる症状はまったく出なくなった。

シビアなもんですね。

ふとココが原因ではないかと思いついた事がラッキーだった。

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一連の作業の中でテンションロッドのゴムブッシュにオゾンクラックが入っているのを見つけた。

ココは以前よりウレタンブッシュに入替えようか悩んでいた部分だった。

両面入れた方が良いのか 表側のみか 裏側のみか 考えあぐねていた。


ギャップやブレーキングなどで大変荷重が掛かる部分だ。

ハコスカの弱点で ボディ側の受けも錆が回ってクラックや剥がれるという事がある。

私のハコスカは貰い事故の修理時に補強を入れてやり直してくれたので安心だが




ハコスカユーザーさんたち お宅のは大丈夫ですか?


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