B122


※当HP サニトラのコーナーと重複するかも知れませんがご容赦ください。



私の時代はサニトラと言えば 牛乳屋さん 電気屋さん ガソリンスタンド サービスカー などで

街中で日常的に目にしました。

今のようにコじゃれた雰囲気で乗られてはいなかった ただの商用車。


------------------------------------------------------------





Wikipediaより

私のサニトラは昭和59年製のL-B122で 手元に来て今年で三十三年・・・

丸目 標準またはノーマルボディ(呼称:ショート)のド・ノーマル

 L-B122は新車で70万前後 R-B122は80万前後だったような記憶がある。

国内販売終了後 海外向けにしばらく生産していたかと。

雑誌Js‘の煽りのお陰で火が点いた印象だ。

サニトラの多くは後期型R-B122を 前期型L-B122の丸目に換える仕様が大半だと思う。

R-B122はフロントディスクに変更され 点火もフルトラ 電子制御キャブと変更されて充実している。

B120とL-B122 と R-B122 を比較してみよう。



B120


L-B122



R-B122

R-B122は排ガス規制が入っているので触媒付き

B120:68ps L-B122:64ps/5.400rpm R-B122:52ps/5.400rpm

初期モデルから4psダウン 最終型16psも落ちている。

全長(ホイルベース)比較
ショート:3.840mm(2.300) ロング:4.140mm(2.530)

車重
ショート:720kg ロング:730kg

------------ Related to the previous -----------

今から三十三年前 もともと私が業者に「サニトラ探して」と言っただけだったので

前期・後期 ショート・ロング 色の指定はしていなかった、と言うか どんな種類があるか知らなかった。

個人的にはロングよりショートボディの方が好みだったのはあるが・・・

半年後 L-B122 ショート 白 が見つかり購入 ワンオナニーカーだった。

リアウィンドウに付いていた格子と 荷台についていた純正鳥居はすぐに外した、

フロントバンパー両端のプラスティックのカバーも。

仕事でモーターショーの展示ブースに車両を搬入する際 初めて高速を使い乗った感想は

思いの他「良く走る&良く回る」 積載状態でも軽く120での巡航が出来た。

小回りも効くし 燃費も良い。

もう何年か忘れたがノーマルボディにスピードスターMkTやワタナベを入れて使っていた。

同時にハイラックス ショートボディ ガソリン2000cc 四駆も持っていたが

使い勝手の良さから サニトラばかり乗るようになり そしてハイラックスは手放した。

------------ Wait a little time -----------

空荷ではそうは思わなかったが 荷物を積むとドラムブレーキが思うように効かない事が気になり始めた。

そして内装やシートが海老茶色なのが綺麗にしようと思わせなかった。


R-B122内装



R-B122

ある時 クルマ屋から「R-B122の部品取り車(7.000km走行)が出てきたので要るか?」と連絡があり即答確保。

メインはフロントディスク グレーの内装を移植

点火もフルトラ デフやリアアクスル(ドラム含む)も移植

エンジン・ミッションは予備としてストックした。

おまけに吊り下げクーラーも

一気にグレードアップした。

流石フロントディスク 嘘のようにガッツリ効くようになった、マスターバックがハコスカより

大きいのがうらやましい。

運転席のシートはコブラ&ハコスカヘッドレスト

ハンドル:checkmanモドキФ34

------------ in addition to that -----------

ある時 お客さんがTSサニーのホモロゲが切れたのでレースに使っていたビッグバルブ入りのヘッド(ポート研磨済)と

タコ足を置いていった。

部品があるなら組んでみたいのが人情というもの

どうせ組むならオーバーホールを兼ねて 押える所は押さえておきたい。

仕事半分 趣味半分なので チキチキチューンは避けて”通勤快足”程度を目指した。

そこで気になったのが乗用車のサニーエクセレント

サニーと言えばこのモデル

排気量をどうしようか悩んだが 同等のパーツは組みたかった。

結局1.200のままでいくことにした。

クランクセンター出し メタル合わせ GX5カム アルミプッシュロッド 

レース用楕円ポートヘッド(ダブルスプリング・アルミリテーナー・面研・ポート研磨)

ピストン&リング タコ足 軽量フライホイル SUキャブ(エクセレント用) 強化オイルポンプ

シール類やチェーン類も新品に。(オーバーホール工程は何処かに記述済)

アルミ3層ラヂエター&電動ファン 



後日 重い荷物を積んだ時 SUキャブでは登りの加速で回転上昇がかったるく

扱いやすいノーマルのシングルダンドラに戻した。

ノーマル計器にメーターの追加はタコメーター 簡易の電圧計 バキューム計 やさしい音の電子ホーン、

エンジンルームにタワーバー。

フロントサス:ノーマルスプリング(カット)&ストリートカートリッヂダンパー

リア:2インチダウンリーフ&ランチョー5000

マフラー:サウスコーポレーション公認ステン&オリジナルサイレンサー


輸出向けのフロントマーカーを付けていたが車検の度に元に戻すのが面倒で今はノーマル

------------ after a long time -----------

そうしているうちにある構想を思いつくことになる。

というのも 昔 ウチのお客さんの仕事車にサニトラの方がおられて

そのクルマにはノーマル240ZG程度のオーバーフェンダーが付いていた事を思い出したのだった。

どうせやるなら太いタイヤを入れて「チョロQ」のようなTSサニー風にしてみたくなった。


=イメージ=

余っていたハコスカのフロントオーバーフェンダーにリアはセミワークスオーバーフェンダーを

仮に合わせたところ意外とフィット。

フロントには13inchワタナベホイル 8.5J

リアは14inchワタナベホイル 11J を入れる事が出来た。

公認を取る為 幅を計測するとジャスト170cm、

4ナンバー枠にギリギリ納まっていた。

同時に車高を2inchダウンで公認。

そしてウチのお客さんにプレス屋さんが居たので

バフ掛けのステンレス板でカウルトップグリルとリアゲートパネルを指定して作ってもらった。




また積載に邪魔にならないようジュラ板を曲げてもらいリアスポイラーも

フロントスポイラーはハコスカのようなタイプではなく TSタイプ、

フェンダーミラーにビタローニ

仕上げにカーボンボンネット。

コレがざっと現在の仕様になっている。

なおオプションのヒサシのバイザーと屋根に付けるバーは持っている。

------------ Related to the previous -----------

フロントグリルは当初ノーマルのままだった。

何のキッカケか覚えていないがノーマルのライト間をすべて削除

網を張ったのが今のグリル。

と いろいろ書きましたが自分でも「そこそこ仕様」だと自負していたが

時系列に整理してみると 結構手を入れているなぁ と。

------------------------------------------------------------

前述にも書いたようにサニーと言えばPB110

このグリルの入手は難しかった なかなか出ていない

そのグリルも運良く手に入った。

そしていずれは加工して取り付けたい。


フォグカバー

------------ Bonus -----------


“Air Charger System”

強力なブロアをエアクリーナーBOX入り口に設け 過給するシステム、

ノーマルセッティングの範囲内で加圧するもの

電動アシスト程度の効果あり。


現在もっぱら雨専用車と化している。


=END=
















コレは入らない話だが 終活を兼ねてサニトラ&ハコスカ関連パーツをオークションにチョコチョコ出している。

ハコスカの場合はしょうもないツッコミを入れられる事は無いが

サニトラの場合は比較的多くある。

商品の説明は出来る限り詳しく記載するように配慮しているが

「コレは違うんじゃないか」とか 質問で入ってくる。

では何が正解なんでしょう と問いかけると返信は無い。

一番ひどかったのが随分昔に同オークションで購入し 使わなかったものを

当時売っていた解説と画像を元に出したところ

「コレはサニトラ用ではない ○○用です」と言ってくる始末・・・

確かにカタチが紛らわしいものではあったが現物を当サニトラに合う事は確認しているので間違いない。

それでも「違う」と言ってくる。

なぜならばこの画像は私のだから と言ってきた。

であれば 昔出展時の経緯も知っているはずだし それが本当であれば嘘をついて出した事になる。

でもそいつが昔出展した人では無い事は明らかだった。

同朋のサニトラファンをディすりたくは無いが ベースが安いだけに

レベルの低い 質の悪い輩が集まり易いのだ。

あのメーカーにのる奴も質が悪いのも分かる。

もう 嫌になってくる。