スカＧが手元に来て　まず思ったのが「ブレーキがこんなに効かないものか」と。

踏み応えのタッチはしっかりしているが実際の効きはディスク板にワックスを塗った感じ、

がっつり踏んでもロックさえしなかった。

その時の状態を見てみると　ノーマルマスターバック　ノーマルディスクローター　ノーマルキャリパー

ブレーキラインもノーマル（ゴムホース）

マスターシリンダーだけが７/８が付いていた。（ノーマル３/４）

コレではノーマルの方がまだマシだ　効く訳が無い。

ノーマルのHT・GT-Rに乗せてもらった時も同様の印象で　ほとんど感覚は変わらなかった。

子供の頃から「いつかはスカＧ」と思っていたが　誰もが普通に乗っている時に乗っていないので

ノーマルがどれだけ効くのか　果たして劣化してこのような状態なのか分からなかったのだ。

いずれスカＧが手に入った時に付けようと思い　事前に用意していたブレーキキャリパー住友Mk63

７/８マスターバック　ステンレスメッシュホース　これらをすぐに入替えた。

どのくらい変わったか期待に胸を膨らませすぐに試乗したが　以前よりマシだが２割増しぐらいの感じ・・・

“グッ”と効く感じとは程遠い

サニトラをディスクに変えたがこっちの方が全然効く印象。

巷でも定番だったMキャリパーを購入

Mキャリパーのピストン径を計るとMk63と同じではないか、

アルミボディで軽いのは魅力だが「がわた」がデカい。

普通に付けるだけでハブより出る為スペーサーが要る。

このキャリパーを付けるメリットが無いので保留。

今や誰もが知る裏業４POTキャリパーをGet

コレはピストン径がデカい　かなり期待出来そうだ。（以前記載済み）

同時にリアドラムも強化するのに内田さんに相談するとスポーツ走行ぐらいであればコレで充分と言う

ワンサイズ大きいリアシリンダーとアルフィンドラムも揃え　前後同時に入替えた。

またウチがいつも出している内燃機屋さんがごっつ効くライニングがラスト１台分あるというので

張り替えてもらった。入替え時に細かいパーツも新品に入替えた。

流石に見違えるように効くようになった。

施術後

気が付いたのだが　普段乗っている時に思いの他アクセルを踏んでいなかった事に気付いた。

人やクルマなどが急に飛び出した時　止まれないから意識していた訳ではないがアクセルを

無意識にセイブしていたようだ。

クルマの“走る”“曲がる”“止まる”の原則　大事ですねぇ

後にマスターバッグの容量アップさせる為のサブタンクや安易なビッグローターを取り付け　今に至る。

踏んだ分だけの効きは充分期待に応えてくれる出来は満足だが

踏み始めから実際効くところの間のタッチが「真綿を絞める」ような感覚がすばらしい。（纏わりつくような）

ホイルを１６inchにしたせいでФ３００mmのローターを入れることが出来た。

このローターに慣れてしまえば　それより径が小さいものだと効きも落ちるしタッチも落ちる　もう戻せない。

このローターだと逆に１５inchは内側に当たり　取り付け出来なくなった。

14inchから１５inch　そして１６inchへと変更する度にハンドリングの“立ち”が強くなる。

コレもすぐに慣れてしまうのだが　ホイルが小径の方がハンドルを切った時の反応が早い。

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ブレーキをきつく踏んだ時バルクヘッドが歪みタッチが落ちるので「マスターシリンダーストッパー」なるものも

買っておいたが未だ付けずにいる。

以前ウチに遊びにきたユーザーがノーマルブレーキ系にコンパウンドがやわらかいパットだけを

入れているだけだけどちゃんと効く　という人が居た。

実際私が乗って確かめた訳ではないので「効く」の感覚が個人差で違うだろう。

最低イマドキのクルマ並に違和感無く効くかどうかがひとつの目安だろう。

もしこれからスカイラインを購入する人　した人　まずブレーキ系の強化が必要である事を頭に入れておいて欲しい。

＝ＥＮＤ＝