少し前にも書いたが ロアアームを入替えてからハンドルが路面の緩やかな轍、凸凹で若干とられるようになった。

ロアアーム自体同じ寸法だが微妙にトーインが狂ったのではないかと思った。

未調整で車検で陸事に行ったがサイドスリップは問題無く通ったところを見るとそこまではないかと・・・

それに加えフロント右のタイヤエア圧が1週間に0.2キロぐらい落ちる。

左右エア圧を揃えるとハンドルの取られは完全には無くならないがマシになる。

よくよくタイヤを見ると外側のトレッドパターンにはオゾンクラックが無数に入っていた、

タイヤの磨耗は7部残りぐらいだろうか、履き替えて7年余。


ハコスカはノーマルでプラスキャンバ(1°±30′)なので 外側が片減りしていてもおかしくないが

見た目ではその兆候は見られない。

ネガキャンアダプターを入れた時のフィーリングが良かったので忘れられないが

ハンドルを右に切り路肩に乗り上げるような時に右側フェンダーアーチの折にタイヤの腹が当たり

その折に部分が変形したのでアダプターを外した経緯がある。

現状としてそのハンドルの取られが気にすると気持ち悪く どうすれば解消出来るか。

フロントハブをS130Zに入替えてスクラブ距離を変えてみてどう変わるか。

S130Zハブはあるがよくよく考えると今付けているФ300ディスクローターが移行出来ない、

よってコレは没。

コレも随分前に書いたが叩き出しのフェンダーに変えればネガキャンアダプターに戻しても

タイヤとフェンダーの干渉は解消出来るが 自分でフェンダーを入替えるには

ラインを出す自信が無い。

ピロアッパーに入替える手もあるが その時にはダンパーやブーツ 

非線形スプリングにも同時に入替えたいが そこまでの時間が今は取れない。

ハンドルフィーリングを元に戻したいのがメインで 何処をどうすればどうなるかをやってみたいので

とりあえず手軽で手を付け易いのがタイヤ交換を試してみようと思った。

フェンダーとの干渉も考慮して 今入っているサイズは195/55−16、


タイヤのサイド(腹)の干渉のようなのでワンサイズ下げて張り出しを抑えてみる事にした。

ホイルは6.5Jなので調べたところ 適正サイズは本来205らしい。

それを185/55サイズに入替えてみた。





195の総幅を実測すると205mmに対し185の総幅は197mm、

片側の張り出しは4mm細くなっている事になる。

見た目にはそんなに変わったような違和感は無い事に安堵した。

この4mmで干渉が解消されていれば良いが・・・(ネガキャンアダプターを入れた時に)


ひとまず新しいタイヤを入れたフィーリングがどう変わるか試してみる事にした。

新品タイヤを入れた時に ハンドリングが異様に軽くなる事は分かっている、

タイヤの表面(ワックスなど)や当たりが変わるので そのフィーリングは安易に当てに出来ない。

一皮捲れてからどう変わるかだ。

その一皮も1kmも走れば捲れ 当たりは出る筈、

とりあえず乗ってみるしかない。

------------ 蛇足 -----------

ウチの取引先の付き合いが長い(四十年近く)タイヤ問屋に初めてクルマのタイヤ交換を依頼した、

言うまでも無くプロだ。

右のホイルから微妙にエア漏れをするので注意深く見て欲しいと伝え依頼した。

組み換えが完了した時にエア漏れの原因はホイルのバルブのシールゴムが劣化してボロボロだったのが

おそらく原因ではないかと連絡があった。その替えゴムが無いのでパッキンを切って対応したらしい。

ホイルのバルブは昔のワタナベ純正のバルブで キャップに鶴のマークが入っている。

換えゴムが無いって 使えそうなものはあるやろうと思いながら もう組んでバランスも取っているので

今更私の手持ちのバルブに入替えることも出来ない。

そして 2本とも外側リム外周の塗装がバリバリと剥がれている。

人様の預かりホイルなのでタイヤ交換時には美観は一番気を使わなければならないところ

どいつもこいつも(クルマ屋を含め)“プロ”に相応しい仕事をするところは無いものかと 落胆する。

逆に付き合いが長いのでクレームも入れ難い。

エア漏れは様子を見るしかないが ホイルを入替える前に塗装が剥がれた部分を修正した。

------------ Wait a little time -----------

初日 流石に嘘のようにハンドルは軽く 以前のような取られるような事はまったく感じない。

いやいや タイヤも一皮剥けて当たりが出てくるとどうなるかだ。

もう少し距離を乗ってみての判断だ。

------------ At a later date -----------

アレから3日ほど経って 毎日使っているがタイヤの接地面を見ると

流石に当たりが出ていると思われる。

ハンドリングはまったく変わらず極めてニュートラルで あの症状はまったく出ない。

うんっ タイヤの変形磨耗?のせいだったのか

元のタイヤはリアのように極端に片減りは見られないが 外側のオゾンクラックが出ている付近は

確かに磨耗が見られた。(↑:195の画像参照)

しかし まっすぐ走る時に影響が出る部分とは思えないのだが・・・

まだ断定するには早いが もう少し走って様子を見るほか無い。


あれから1週間が経った。

流石にタイヤの当たりは充分出ている筈。

エアチェックしてもエア漏れの兆候は出ていない、それどころか一番気にしていた

“ハンドルの取られ”が嘘のように無くなった。

と言う事は結局タイヤの磨耗が原因?

確かにオゾンクラックが出ている部分はタイヤの外側だけだ。

こんな事もあるのですね。

何事も経験 経験

私もタイヤやホイルは太い方がかっこいいと思っている方ですが ことハコスカに関しては そのエンジン仕様にあったサイズを選ぶべきだと思うようになった。実車を手に入れる前には いろんな仕様に出来るようノーマルルック ワークスルックなど様々なパーツを取り揃え その時の気分によって変えられるように準備はしていた。実際ハコスカに乗るようになり 思った事が 私が憧れていたハコスカは当時サーキットで活躍したGT-Rの運動性の良さ優秀さを体感したいのが本筋です。今に至るまで多くは無いがいろんなクルマに乗ってきて カッコウ重視に走り 使い勝手や運動性を損なうような事をやってきた事で悟ったのです。今のタイヤ&ホイルサイズは適正サイズ(太過ぎず細過ぎず)を模索して付けているものです。店に乗ってくる他のユーザーの旧車たちを乗ってみて あらためて痛感しました。乗りにくいわ(操作性) 癖はあるわ・・・ 
“R”なり“改”なり リアはもともとオーバーフェンダーが付いているので比較的太いホイルが入る。フロントに太いタイヤを入れようとするとフロントにもオーバーフェンダーを付けているのが一般的だ。ちょっと前に強化ピットマンアームが出た。何であんなところが折れる?にわかに信じ難いが結局太いタイヤを入れるからだ。ハンドルが重くなるので「電動パワステ」まで出ている。ニュートラルなハンドリングが台無しだ。“見た目に走る”と負の連鎖 愚の骨頂仕様のアホ丸出しになる事に気付いてほしい。

最近の専門ショップは どんなゲスい仕様でも「個人の趣味」と尊重し肯定する傾向があるが 要は“儲かる”からだ。もしくは本当に“ハコスカを活かす”やり方を理解していないからだ。“ハコスカを活かす”ハコスカの本来の性能を引き出す方向を示してくれるショップは無いものか。多くはヤンキーがそのまま大きくなった「見た目はオッサン 中身は未成熟な子供」的なオーナーが多いような気がする。ハコスカをこの世に生み出してくれた先人達に申し訳ない。蘇れプリンス魂

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マフラーエンドをたまたま見ると出口にカーボンが付着している。

そういえばしばらくマフラーのカーボン落しをしていなかった。

GT-R純正マフラーの化粧直し以来だろうか。


久々に掃除してみた。


結構なカーボンが出てきた、掃除出来るのはタイコの仕切り板までだ。(約40cmぐらいだろうか)


久々にすっきりした。

エンジンを掛けるとマフラー内のカーボンがもっと吹き出てくるだろう。

帰路で唯一気持ち良く加速出来る区間があり 3速で2.000rpmからいい音がする。

外からの音を聞いてみたいもんだ。


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