以前にも書いたが ウチに来るスカGユーザーに「(当然)純正カタログ 見た事あるよね」と聞くと 今まで誰一人見たと言う人は居なかった。私にとって信じられない事です。当時モノでなくても復刻版は売っている、見る気があれば簡単な事。そんな人は“猿の腰掛”ユーザーと言わざるを得ない。そんな気も無ければ尚更だ。しかし今となっては車両価格が洒落にならないほど高騰しているので軽い気持ちで乗ってみようとはならないのがコレから先功を奏するかも知れない。同じスカG好きでは語れないだろうな。

新車を購入する際 カタログを見る。

カタログは「かっこいい 欲しい」と思わせるような メーカー側が慎重に吟味検討した画像が載せられている。

角度やアングル 時間を掛け検討されて製作されたと思う。

これこそがメーカーが意図する濁りの無い純粋なクルマの主張だ。

そのメーカー側の公式画像は非常に少ないのが残念だ。

ハードトップGT-Rのカタログは大きく分けて2種類

ノーマル TOPY4.5Jスチールホイル仕様


日産スポーツコーナー レース用スチールホイル&CR65 OPT:リアウィング 仕様
私はこの画像を見て育った。


上のノーマルスチールホイルGT-Rはオーバーフェンダーは黒の艶消しっぽく見えるが

下のカタログ画像のオーバーフェンダーは車体と同色でもなく サフグレーのような色。

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新車についているオーナズマニュアルに記載のGT-R

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日産純正サービス周報に記載のGT-R

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雑誌広報用公式提供画像


いずれにしてもリアオーバーフェンダーに着色は無く白ゲルコート


宣伝用広報車

コレも色は付いていない。

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新車発表時 初めて雑誌の取材用に使われたGT-R

モノクロで判断し難いが このGT-Rのオーバーフェンダーも明らかに黒ではない。

これらのメーカーの意図が分からない。

カタログといい 取り説といい マニュアルといい 広報車といい 急ぎ過ぎて間に合わなかったのか

ハードトップ発売当初 各雑誌は意外と試乗インプレを行っていない印象がある。

唯一 AUTO SPORTSでは日産ワークスドライバーが富士を乗りインプレを行っている。

4DRGT-RがWINロード爆進中 新型に変わってどう変化したかを一番よく知っている人達だ。

ちょっとうまい素人ドライバーとは違う プロの視線が興味深い。


メーカーがハードトップGT-Rをはじめて公式にお披露目された1枚の画像

スカイラインブラウン






スカイラインブラウン広報車

このスカイラインブラウン車で気付いた事がある。

お披露目された車両は広報車に降ろされたようだ。

広報車の部分はサビで浮いているのかと思うような凸がある

上映像↑(モノクロ)の車両にもコレがある。

初期モデルならではのモノではないだろうか。

雑誌の取材での画像だが 信じられないほど室内の足元がドロだらけ

よくこんな画像を出したモンだ。

試乗車とはいえ かなり荒い使われ方をしているようだ。

借りている気遣いの欠片も無い。

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ハードトップGT-Rがコースでテスト中のスクープ画像

この画像を抜いて我がモンのように投稿しているヤツが居る Web上に上げたのは私が初です。


カンパニョーロを履いたGT-Rと櫻井眞一郎氏

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近年日産から出されたGT-R画像

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=実話=
その昔(当時) 日産にカタログに使われた「SKYLINE2000GT-R」のナンバープレートを譲ってくださいと

申し入れた事があった。(子供がやった事とはいえ 怖いもん知らずは恐ろしい)

広報課から返事があり「探したのですが見つからず申し訳有りません、

あれば差し上げてもかまわなかったのですが」と。

あったら譲ってくれたんだ とメーカーの太っ腹な対応に驚いたと同時に感心した。

=別件=

今はKPGC110のカタログは手に入れたが 当時は地元のディ−ラーに行っても無くてもらえなかった。

すぐに日産本社に申し入れたが 時すでに遅し、すでに在庫は無く

変わりに同サイズの白黒コピーと小型化されたカタログを頂いた。


ニッサン特殊車両部第2特殊車両課 総監督青地康雄氏のハードトップGT-Rをレース用車両として テストした記述を紹介する。

=END=