= 謎 

以前にも触れた事があるが あらためて疑問に思う事がある。

スカGR系の一連の記事などでも ココに触れているのを見た事が無い。

昔も今も・・・


メーカーのカタログはノーマルTOPY鉄ッチンホイル仕様と日産スポーツコーナーのパーツ組込仕様の2種類ある。






昭和モータースさんより


コレがノーマルTOPY鉄ッチンホイル仕様(4.5J)

このスカGRのリアオーバーフェンダーは“黒”


一方 もうひとつは日産スポーツコーナーのパーツ組込仕様

レース用スチールホイル6J 7J & DUNLOP CR65 レース用サスペンション


リアウィング

このスカGRは車体色とも異なるグレー

同カタログ内のリアのアップもグレーだ。

新型が出来ると 販売に向けてサービスマニュアルや社内報のサービス周報が作られる。


新車についてくるオーナーズマニュアル


オーナーズマニュアルに記載されている画像は“白”


サービス周報


コレに記載されている画像も“白”


周報内のリアタイヤハウスの画像も“白” 文中の記述は“グレー”

当時の雑誌にメーカーが提供した画像


コレも“白”

新車発表でメディアに向けて公開したものは

スカイラインブラウンのGTR コレは“黒”

同様にメディアにお披露目に使われた広報車

コレは明らかに“黒”ではない グレーっぽい


テストに使われた広報車 コレも“グレー”



別車体の広報車 コレは“白”


メーカーで撮られたスカGR コレは“黒”

一般的には“黒”が定番色と認知されていると思うが メーカー発の画像としては

このようにまちまちなのは あまり例を見ない。


まだ世間に公表していない頃 覆面をしてテストコースを走るスカGR

コレもオーバーフェンダーは“白”だったんじゃないかと思う。(ゲルコートのまんま)


発売を急いでいて 間に合わなかった感があるとも思えないし

純正カタログやサービス周報にある“グレー”が当初の予定ではなかったのではないか。

ココを深堀した記述は見たことが無い。

本当の事を知りたいものだ。

個人的には一度“グレー”に塗ったオーバーフェンダーを付けた事があるが

使う塗料の色には結構悩んだが 結果 コレが意外と良かった。


私には日産スポーツコーナー仕様のイメージがあったからだと思う。

スカイラインをこよなく愛すユーザーの中に 共鳴する人物は果たしてどれだけ居るのだろうか。

4DRGT-Rには“敬意”は評するものの あまり興味は無いが

この私でさえ もし自分が4DRGTRなり“改”なり所有していたならば

1968 10月26日 第15回東京モーターショーで発表された「スカイラインGTレーシング仕様」の後追いするだろう。

GTRの原点 “R”のネーミングが付く前の“通”中の通モデル。

ウチに来ている数人のスカイラインユーザーに聞いた事がある。(私より若い人)

「カタログ見たことがあると思うが・・・」

「えっ」と言う反応

持っているとか 見た事があるというヒトは残念ながらひとりも居なかった。

「見たい」と思った事も無いようだ。

今の時代 人気があるせいで復刻版なども容易に手に入る。

“猿腰ユーザー”ばかりである。


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