日産ワークスがレースから撤退して以降 印象に残ったレーシングマシンがあった。

1971年から富士スピードウェイにてグランドチャンピオンシリーズが始まった。

1973年mach BMW 73S が発表された。

この頃から黒澤元治選手が乗るマーチBMWが台頭し始めた。

排気量は2000cc

翌1974年 mach BMW 74Sに進化

マシンのデザインが実にかっこいい

この時 黒澤元治選手のmach BMW 74Sが仕上がりが良く注目していた。



主力車種はこのmach BMW 74Sになっていった。

この黒澤選手のmach BMW 74Sの画像が少なく 探すのに苦労する。

スペックなどについての詳細は分かりません。

車重:? 320PS以上 らしい

------------ Take a step further -----------

2リッターとはいえ富士のフルコースでどのくらいのタイムが出ているのか調べてみた。

富士のフルコースはこの年ぐらい迄で閉鎖になるので比較するにはぎりぎりの年。

ちなみにR382が‘69日本GPで1分44秒470

この時点で4〜5年経っているとはいえ 2gのレーシングマシンがR382のタイムを上回っている。

レースの業界は流石に進化が早い。


フルマラソンなどでタイムをよく比較するが 距離だけが42.195kmは同じだが

行程の登りや下り コーナーの数などは一緒では無い。

一律に比較しているのはどうかと思う。

ただこの富士スピードウェイのコースは固定であり タイムの比較は基準になる。

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You Tubeで富士の4.3kmコース改修前

最後の疾走

RファクトリーのGTRを黒澤元治選手が乗ってタイムアタックした。(右回り)

1分49秒581

おそらく年齢は六十歳前後だと思われる。

1972 日本オールスターで黒澤選手がワークスGTRで4.3kmコースを走っている。(おそらく左回り)

1分33秒922

回る方向が違うのとシケインがある事を考えると「老兵は死なず」 流石と言うしかない。


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