ネットで見るスカイラインのフロントグリルに様々なバッヂを見受ける。

多くはオーナーズクラブだったり あるいはJAFバッヂ。

よほどのマニアはPMC・Sバッヂ JapanGPバッヂ等

オヤジのGT-RにもJAFバッヂを付けていたし 街中を走るクルマには良く目にした光景だった。


若き日の藤岡弘さん このS30ZにもJAFバッヂ


JAFバッヂにも黒・赤・紺の三種類あるようだが 何か意味があるのだろうか。

私も一時期オヤジに見習いJAFバッヂを付けていた、

小さい頃から見慣れていたので迷わずソレを選んだ、当時でも「JAFバッヂ」は多かったと思う。


スカGにはグリルに「Nマーク」とホーンボタンに配してある。


このグリル「N」はホーンのNと意味が異なる。


特にこのホーンボタンの「Nマーク」の意味をご存知だろうか。

スカイライン系のHPを見ても まずココに触れているところは見当たらない、

勿論 日産の公式でも記述は無い。


プリンスが日産と合併して以降 レース開発部門のマシン(R38シリーズ)にのみ付けられていたものだ。


R380                              R381


R382(高橋号)                       R382(黒澤号)


R383

スカイラインの中でもGTRのみに付けられているのであれば 理解出来るが 

スカG多機種にのみ この「Nマーク」を取り付けてあるということは GTRだけでなく 

スカイラインに対する開発人の“意気込み”や“心意気” “想い”が伺える。

まさに日産車の中でも一線を画すクルマと捉えても良いだろう。

後にも先にもこの「Nマーク」を市販車に継承されたのはスカイラインGC10型だけなのです。

同系列のスカイライン 俗称:ケンメリは時勢の流れもあり 同じ「スカイライン」名の

根っこのコンセプトがまったく違う大衆車なので ホーンボタンに「Nマーク」は継承されなかった。

またGC10型でも特別仕様感を出す為にGTXのみ異なる。

日産ワークスの“開発魂”が篭ったクルマが「Nマーク」が意味するものです。

私が子供の頃から この「Nマーク」の特別な意味を理解し 憧れの象徴として 見よう見まねでステッカーをつくり 

下敷きやノートに貼っていた。

ネットとかでホーンバッヂを販売しているところは無いのだろうかと ネットを見てみた。

購入者の購入意欲をそそる為商業的に 売れそうなデザイン、スカイラインにまつわるいろいろ気を配り作られたものに

「Nマーク」は入っていない。

おそらく頭にも浮かばなかったのだと思う。


その中でも 唯一ステッカーを売っているのを見つけた。(オークションではない)

コレを製作した人は「分かってるなぁ 流石!」と賞賛を送りたい。

コレに感動して購入するユーザーは きっと多く居ると思ったかも知れないが 

まず多くのスカイラインオーナーの心にも響かないだろう。


私は即 購入

ソレを基にグリルに付けるバッジを台座から製作したが 我ながらチャッチイ出来

しばらくしてJAFバッヂと同じ大きさの真ん中が湾曲したベースを見つけた。

そして 気合を入れ作ったバッヂがコレです。


日産の歴史を知るものであれば 「おっ」と反応するだろうと思っていたが・・・

上辺だけ好きなユーザーばかりだ。おそらくスカイラインのカタチが好きなだけだろう。

ネットを含め ココに触れているユーザーは まず見たことが無い。

------------ Bonus -----------

ある時オークションでこんなキーホルダーが目に入った。


「Nマーク」の部分が開いていて 多くのオプションの中から選んで自分で貼り付ける というもの。

その中に「Nマーク」があったのだ。

ラインナップを見ていると海外のメーカーかな と思う内容だった。

「N」の中のラメが残念だが 贅沢は言えない。


GC10型だけがこの「Nマーク」が継承されているモデル

その開発人の“想い”は受け継がなければならない。

------------ Related to the previous -----------

そもそもはプリンス自動車がR380を開発し その開発マークが



この「プリンスマーク」の矢印が「Nマーク」に継承されている事が分かる。

プリンス魂を引き継いでいる証。

実質プリンスの開発陣が日産の開発にそのまま移行した。

この矢印がその「プリンス魂」を表わしている。



S54Bのグリルにも他の車種と一線を画すのに付けられた。



このようなスカGも居られるようだが 気持ちは重々分かるが コレはプリンスなのだ。

GC10型スカイラインはNISSANからなので ↑上記の意味を理解すれば「Nマーク」が相応しい。


そのスカGに取り付けられたヘッドカバー

内田さんが製作されたヘッドカバー二種

プリンスカバーはプリンスワークスのS54Bに付けられていた。

またS20型エンジンの前身 プリンスR380のGR8


このGR8のヘッドカバー

「プリンスマーク」同様 気持ちは分かるがS20にプリンス名は・・・

一方NISSAN2000はPGC10の試作車

1970 東京モーターショーに参考出品された2000GTレーシング


それに搭載されたS20型エンジンの復刻版

スカイラインのルーツを良く知る 本当のマニア向け


通常のS20型エンジンヘッドカバー


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