手直しが完成して乗り始めたら ビシッとしたスカイラインハードトップ“GT-改”が現れた、

治している時から見ていたそうだ。

そのユーザーは数台乗り換えて 今のスカイラインを手に入れたそうだ

勿論 乗り換える毎にグレードアップして これ以上無いほどの上物だった。

自分のスカイラインが霞んで見えるほどに・・・

おそらくその業界でも知られた人物と見受けられ 雑誌にも取り上げられるほどの逸品。

話によればドンガラからやり直し 新品パーツで組み上げられたものらしい。

流石に綺麗 新車以上の存在感。

某スカイラインの有名ショップ作という。

いくらで買ったかと言う話になって その当時ならかなり気合が入っているスカイラインなら

250万ぐらいかと思ったが あの某ショップ、なんもかんも高い印象があったので

450万ぐらいですか?というとビンゴだった。


それからおそらく映画「ワイルドスピード」の影響だと思うが 世界的に日本車の人気が急上昇、

その中でこれから公開される「メガマックス」の劇中にハコスカが出てくるという噂を聞いた。

チューニングカーの中にハコスカが登場して活躍するものだと楽しみにしていた。

すると冒頭街乗りで数分写っただけだった。

えっ コレだけ?!

それも明らかに“GT-改”

GC10型は表立って輸出されていなかったので 外人さんにとって「アレは何だ」となってもおかしく無い。

その頃国内の市場では高いもので500万ぐらいで動いていなかったのが

見る見るうちに急上昇していった。

そして不慮の「貰い事故」 もう終わったと思ったら保険屋の査定が800万と出たので

あらゆるパーツを新品で組み 同時にエンジンを下ろしフルレストアする事が出来た。


それから随分時間が経ってYou Tubeであの綺麗なスカイラインがOS技研のエンジンを積むという

動画を見た。やっぱそこに行くかと知り合いを通じ 連絡を取ってもらった。

すると意外な返事が返ってきた。

「2年前に売った」と言うでは無いか! それも800万で・・・

あれだけ好きで何台も乗り換えてきた人物が まさか手放すなんて

2年後とはいえ その時の相場は あの車両であれば2000まではいかないにしても1800万でも売れる車両だった。

2年後で“倍”

なにが切欠で値打ちが上がるかは分からないもので 私の場合はスカイライン、

小さい頃から「最期のクルマ」と決めた車両がスカイラインだっただけの事。


中古車市場を見る限り かなり少なくなってきているよう感じる、

それもあまりパッと見はそこそこだが 装備や程度が良くないものが多い。

多くは海外に出てしまったのだろうか。

今の相場は頭打ちだと思う、

“猿腰ユーザー”は今が売り時でっせ。


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