相も変わらず暇が出来れば画像検索していて ある画像が出てきた 勿論スカイライン。

本来はその画像をココに載せたいのだが 世間は狭いので止めておく。

私が本格的にスカイラインを探している時 ある中古車が目に入った。

中古車といってもショップではなく 個人のものだった。

本来シルバーを探していたがそのスカイラインは白だった。

その時にソコソコ綺麗なクルマはこの白だけだった。

ひとまずはまず見てみようかと言う事になり

アポを取り実車を見に行く事になった。

本格的に探し出して初のスカイラインだけに 期待に胸を膨らませていた。

パッと見は綺麗な車両に見えたが 近くでドアを開けたり ボンネットを開けたり 床下を見たりすると

見てくれだけのブッカケ塗装だというのに気が付いた。

あくまでも自分の手元に来て 自分の手に負える車両なのかを念頭に入れ見ていた。

ある程度の車高下げ エンジンはお約束のソレ・タコ・デュアルでエンジンルーム自体はスッカスカだった。

う〜ん すぐにOKは出せないな 的な感じ

その人は今まで何台もスカイラインを 売りに出していたのでその事を聞くと

クルマ屋に伝手があって車両を流してもらい 仕上げて売りに出していたと言う。

自分のスカイラインを「コレでもか」と納得いくまで仕上げるのに費用が掛かるので

片手間にソレをやっていると言う。

その時は車両とは別にオーバーフェンダーも純正に拘り 完コピし販売もしていた。

後にフロントスポイラー、リアウィングも忠実に再現したものを売りに出すと言う。

私よりも年は随分下だと思うが 対応された態度が鼻に点いた。

「嫌やったら止めとき 買い手はいくらでも居る」的な態度。

しかしスカイラインについてはウンチクが煩かったので詳しいのは確かなのだろう。

その後 そのスカイラインは辞めた、モノはともかくこの人から買うのが嫌だったからだ。


それから随分時間が経ってまた同じ人からスカイラインが売りに出た。

その時に公開していた画像が出てきたのだ。

セールスポイントを見ると どうやら自分のスカイラインであの「コレでもか」と納得いくまで仕上げる と言っていた

スカイラインのようだった。

気合を入れて作ったのに もう売るの?

あのスカイラインに拘って作ったモノがコレなのか とガッカリした。

ただのヤンキー車やん 趣味悪いわぁ

所詮こんなモン とその人のレベルが垣間見えた。

おそらくスカイライン(GC10)誕生後に生まれた世代だと思われる、世代が違うとここまで違うものかと思った。

コレも今となっては皮肉なもので 確かに程度は綺麗な仕上がりなので 今売りに出したとすればその時に売った値段の

倍以上の値でも売れただろう。

コレは言っても仕方ない事だが・・・


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