エンジン出力を上げるには1気筒に1バレルが鉄則なのは充分承知だが
スカイラインを乗るに当たり「一生乗り続ける」事を念頭にキャブはソレックスやウェーバーではなく
SUキャブに決めていた。
普段使いから長距離走行 ちょっとスポーツ的な走りなどトータルで普通に使える仕様、
年間を通して安定している事 持込車検で通る事を考えての事だ。
スカイラインに乗る為の布石としてL型エンジン系をイジって乗ってきた その上で決定した事。
L28には240ZのSUキャブがドンピシャというのはL系を知る者には常識。
L20用のSUキャブ HJB38W ではベンチュリー径が足りない、
以前計算式で解説したのでココでは省く。
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HJB38W L20
ただSUキャブは負圧式キャブレター アクセルに対しての反応が一テンポ遅れるのは仕方が無いと思っていたが
実際装着してみるとまったり感はまるでなく 強制開閉のようなシャキシャキレスポンス、
心配には及ばなかったのは幸運だった、想像以上だった。
これが「ドンピシャ」という所以だろう。
出力に関しては「1気筒に1バレル」には及ばない事は充分承知だが
このSU 悪くない、思った以上のパフォーマンスだった。

1972年3月の雑誌広告
しかし いざHJG46W-8型を探すも当時多くは外されたキャブは廃棄され
増してやソレがお金になるという感覚では無かった時代
非常に入手が困難だった。
純正パーツのメーカー在庫も1台分は揃わなかった。
最後の駆け込み寺 内田さんに相談したところパーツ取りの240Zが1台あるという事で
インマニ・キャブ・エアクリーナーBOX・チョークワイヤー・リンク周りまで一式 欠品無く譲ってもらえる事が出来た 感謝感謝。

スカイラインが手元に来てすぐの頃
勿論オーバーホール前提での購入で すぐに地元で有名な○○気化器さんに持ち込んだ。
するとおやっさんがキャブを見て「なつかしいなぁ」と一言
周りの棚を見ると タービンやインジェクションのユニットだらけ、
「あんたラッキーだね SUのオーバーホールキットがラスイチだった」と言うでは無いか
本当にラッキーだった。
O/Hが出来上がり取りに行くと「セッティングはコレで良いと思うけど もし不具合があればすぐ言ってくれ」との事、
依頼を出す時にエンジン仕様(使うカム・圧縮の設定・ポート研磨など)を言っておいたのだ。
しかし ココはいつでも一発で決めてくる。
今は知らない間に廃業されて もう無い、良いところに限って無くなるのだ。
予備として同じ初期モデルのHJG46W-8型も入手出来たが インマニ付きがなかなか無い。
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勿論ポートの大きさが違うのだが 外からの判別はこの印字だ。
それとリプロパーツも出ている。
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キャブとBOXの間に入るパッキン
永らくリプロは出ていなかったが 見つけた。
しかしネットが挟んであるタイプ・・・
家の網戸でさえ10の風は5まで落ちるほど抵抗になる。
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まだこのタイプの方がマシだろう。
それとこのパーツ
モノの割には結構高価

1台分で1万(税込)近く掛かる
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