当ヴァイタルの試乗車“シュラウド佐西号”も そろそろ外装をリニューアルしたいな と思いながら

「コレだ」と言うデザインも思い浮かばず ずぅ〜と来ていました。

以前ほど乗りに来られるユーザーも少なく 店頭に置かれない時は倉庫へ・・・

ココに入れば結構長く動かさなくなる。

久々に引っ張り出せば かつて無いほどガソリンが腐っていて 大変な事になっていました。

ひょんな事から 小さな樹脂タンクを佐西号に付けようと思い立ち

あわよくば 好むファン層は少ないと思いますが「超スプリントタンクキット」が出来るかもしれないと着手しました。


まずはタンクは無難に取り付けが出来 そのタンク用のシュラウドを取り付けたら

これがまた車体に比べ小さかったのでかっこ悪い。

たまたまお客さんから提供された年式不明の外品シュラウドがあったので 仮に付けてみるといい感じ。

量産するとなれば安定したパーツ供給が出来なければならない。

そのシュラウドは18年前のモデルなので 純正は生廃・・・

コレで量産の夢 絶たれる。

ノーマルシートで行けると思っていたが タンクとシートの勘合部分の角度が合わない。

初期のRVS-Rを作った時のように シートベースから現物に合わせ ウレタンを作っていかなければならない。

半ば諦めかけた時 オークションで売っていたバッキバキに割れていたA-LOOPシートがあったのを思い出し

引っ張り出して補修した。(前項で記述済み)

本格的にシート形状やレザーの張替えはまだですが とりあえず乗れるようにはなりました。

全容量5リッター このタンクに大容量のヒューエルコックを付けたら予備が2.2Lになってしまいました。

シュラウドやシートが無い為 量産は諦めましたが

結局出来上がった外観のカラーリングは代わり映えしませんが

もうXRではなくなってしまいました。

現在 ホイルはオフロードのF:21インチ R:18インチ

バイカーズ F:19インチ R:18インチ

モタード F:17インチ R:17インチ の3種。

外装はMD30ノーマルタンク IMSビッグタンク A-LOOP V-LOOPの4種。

組み合わせや用途によって様々な組み合わせが楽しめる。

(現在CRF250Fをモタードにして峠に行きたい)

従来のモデルを 自分の想像で具現化していくのは 面白いし

出来上がったモノは唯一無二の存在です。

セルレスのバッテリーレス 超軽量マフラーと言う事もアリ

車両の振り回しが非常に軽い。

XRのパフォーマンスを十二分に発揮出来そうです。

走って良し イジッて良し 眺めて良し

コレが本来の“XR”です。


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