私がオフロードを始めた18の頃 今のようにビデオとかDVDなどは無かった。
“速く走りたい”と言う思いは 皆同じ。
うまい人・速い人 特にワークスライダーのライディングホームを真似るのが早道だと思って
雑誌などの画像を食い入るように見ていた。
当時の花形 「カウンタージャンプ」
コレがかっこ良かったのです。
コレをその気になって良くマネたものです 気分は国際A級。
しかし周りから見れば めっちゃダサいのです。
でも「その気になる」というのは大事な事なのです。
そのうち好きなライダーが出来てきて その人のライディングホームを真似るのです。
ブレーキング
コーナリング
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どれもスピードが乗っていて パワーが良く掛かっていないとこのようにはならない。
内側に伸びた足が力強い。
また車体に身体の重心が乗っているライディング
こういうのを見ていると かつて走っていた感覚が蘇ってくる。
自分の走りを動画で見るようになった、プロのような雰囲気で自分は走っているつもりだったが
いざ見てみると 「誰 コレ?」と言うように まったく違ってゆっくり流しているように見えた。
もっともっとオーバーアクションで体重移動をしなければならない事に気付く。
日々練習 そのフォームが癖になるまで繰り返す。
そうしているうちに 自分が言わなくても周りから「走りが変わった」と言われるようになった。
フォームの修正に大いに役立った。
そうして いかにアクセルを戻さずに走れるかを考えるようになった。
勿論 スタミナも必要になるので体力づくりにも気を配るようになった。
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