久しぶりに気合が入ったお客さんが 当店試乗車“シュラウド佐西号”に乗りたいと言う事で

週末に来店する事となった。

最近は この“シュラウド佐西号”に試乗するユーザーもなく 店頭に置いておくと邪魔になるので

倉庫に突っ込んでいた。

以前乗ったのはいつだろうか? 忘れてしまったぐらい前の事・・・

もう役割は終わったのかなぁ〜 と

今日引っ張り出してきて ガソリンが流石に腐っていると思いキャブのドレンを外してみた。

どえらい臭い 腐っとる。

しかし タール状のような汚れかたはしておらず 意外と綺麗

タンクはというと 匂いを嗅いでもそうでもないか とキャブのみガソリンを抜いた。

そしてエンジン始動 ウンともスンともいわない。

タンクのガソリンも抜いて新しいガスを入替え、

流石にエンジンは掛かったが アイドリングが続かない

エアスクリュとアイドリングスクリュを調整し 何とか安定したがベストな感じはしない。

充分暖機をやった上で走ってみる事にした。

少し単車を転がしたところでエンジンストール

やはりキャブをオーバーホールしないとダメだ。

整備の鉄則は「急がば回れ」

最初からバラせば良かった。

思い出したが“シュラウド佐西号”にフォーランナーバルブ加工(超ハイカッタウェイバルブ)と

WPC加工を施したスロットルバルブを用意していたので この期に入替えておこう。

そしてスターターバルブも新品に入替えておく。

オーバーホールを終え車体に戻し エンジン始動、

やはりオーバーホールして良かった、セットアップの位置が正常に戻った。

そして細部のセッティングも終了

いいねぇ〜

お客さんの来店が楽しみだ。

ごっつ よ〜走る、シャッキシャキ。


後に気が付いたがチェーンスライダー類が劣化していた。

クラックが・・・

このスライダーもゴソウダンパーツになっているので予備も含め注文しておこう。

フロントブレーキも甘くなっているのでパットも交換。


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