230エンジンのオーバーホールを兼ねたチューニングの紹介です。
まず全バラして中身の確認です。
左右両ケース内は非常に程度が良く あまり走行していないよう思います。
クランクもガタはまったく無く新品のよう センター出しも施工。
クランクは慎重に挿入 決して少しの衝撃も与えてはいけない。
クランクセンター出しを行うとケースを合わせると抵抗無く入る。
オイルポンプもオーバーホール済み。
クランクケースのボルトはすべて6o軽量スチールボルトに入替え。
クラッチにはジャダースプリングを削除し(容量アップ) FCCクラッチディスクに入替え。
FCCクラッチディスクはノーマルよりブロックが大きい。
クラッチ側は組み込み完了 フィルターの掃除も忘れずに。
ケースカバーを取り付け 6o軽量スチールボルトに入替え。
フライホイル側 新品カムチェーンに入替え。
フライホイルも超軽量加工済み
230のフライホイルはシャレにならないほど重い。(キック200系に比べ)
↑:コレが施工前のノーマルフライホイル
フライホイルカバー取り付け 6o軽量スチールボルトに入替え。
------------ 続いて腰上の下準備 -----------
ヘッドのオーバーホール
バルブラッピング
燃焼室のカーボン落とし
すり合わせの後組み付け
ヘッドカバー
左側:ハイカム 右側:ノーマルカム
シリンダーボーリング(超細密加工)
ノーマル:222.9cc“改” ボアアップ鋳造ピストン:236.8cc
さぁ 組み上げです。
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=腰上=
クランクのセンターを確認
ピストンの上死点も測定しておく
ハイカムの取り付け
カムタイミング合わせ
テンショナー取り付け
ヘッドカバーを組み付けタペット調整
腰上の6oクラスのボルトは軽量スチールボルトに入替え
エンジン完成
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エンジン全景
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