メーカーのピストンスピードの限界データで回転を割り出してみよう。
一般的にピストンMAXスピード:35m/sec が限界とされている。
XR400R:内径×行程 (mm) 85.0×70.0 から算出すると15.000rpmとなる。
XR600R(630cc)をモタード化しロードレースに参加していた頃 600Rのピーク回転は
計算上10.000rpmであったが 実質12.000rpmは回っていた実績があります。
またノーマルXLR250R(MD22)のサージング域を調べると12.000rpm、
250ベースの通勤快足セット仕様(チタンリテーナー付)で13.800rpmでサージングを起こします。
傾向としてピストン重量や排気量が大きくなればなるほどピーク回転が下がる傾向にあります。
こういったデータや計算により目安が立てられるので役立ちます。
コレにピストンの摺動抵抗を減らすサイドスリット加工や軽量ピストンピンを加えれば・・・ |