Front suspension area

このゴールデンウェークにいよいよフロントサス周りに着手した。

      =作業項目=

     ・フロントスタビ:グリスアップ&ロッドブッシュ入れ替え

     ・強化ロアアーム:入れ替え

     ・ネガキャンアダプター抜き ⇒ ピロアッパー取り付け

     ・L側ボールジョイントブーツ入れ替え

     ・300mmローター取り付け

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ノーマルディスク260mmから280mmに変更する予定が300mmに移行する事となった。



ネガキャンアダプターに味を占めたがフェンダーとの干渉という弊害が出てきた為

ピロアッパーに入替える事とした。

フロントストラットを外すついでに強化型のロアアーム交換(ウレタンブッシュ含め)、

スタビブッシュのグリスアップ、ロアアームとスタビを繋ぐゴムブッシュの入替え。

それとコレも念願の課題であったステアリングギアBOXとピットマンアームを固定するステー入替え。








ロアアームに補強を兼ね 尚且つゴミが溜まらないようにジュラ板でカバーを作った。

ウレタンブッシュにシャフトも新品&軽量ロックナット。


ストラットを外したら左のピロボールのブーツがドロドロに溶けていたので交換。




260mmベンチから300mmに変更↓



ひと通り組みあがった。


作業完了


車高が2cmほど上がってしまった。

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ハンドリングが楽しみな中 走り出したがネガキャンアダプターの時と何ら変わりない いい感じだ。

しかし路面のギャップの度に多少カタカタ音が出る、このハコスカを手に入れた時に付いていたモノで

カタカタバキバキ音がするのが嫌ですぐに取り外した経緯がある。

多少の音は目をつぶるとしてひとまずはコレで終了。

と 思いきや・・・

二日目:そのギャップを受ける度に音の数が増えていった。

三日目:何処かにガタがあるような音が運転していて後ろの方からも聞こえるようになってきた。

カタカタ カタカタ 煩い。

通勤路はメイン幹線道路を走ると混むので裏道を駆使して走っている(特に帰り)。

裏道にありがちな路面は継接ぎだらけで決して路面状況は良くない。

だから余計にその音が出てくるのだ。

運転していて今まで出ていなかった後ろの方から出てきたのがゲセネェ〜。

時間がある時にリアを上げて下回りを確認するが“コレだ”という箇所は見当たらない。

デフマウントかリアアーム周りなのか?


ピロアッパーを組む時に下側に4mmほどのスペーサーを入れないと 思う角度に出来なかった。

そのスペーサーを入れる事でダンパーの締め付け代が5mmほどしか無いのが気に掛かった、

緩むのではないかと。

もう一度外してスペーサーが抜けるように内側の台座を旋盤加工すれば解消出来る。

四日目:気を取り直して乗っているとやはり前から後ろからガタガタ煩い。

普通のハコスカより内装にフェルトや静振判を駆使して付けてあるので

室内は実に静かな環境になっているにも関わらず・・・


ピロアッパーを加工する為に外して ついでにノーマルアッパーに戻してどれだけ音が収まるかやってみた。

すると嘘のようにピタっとすべての音が消えた。

え〜っ ピロだけの事だったのか!

前の音がフレームに伝わり後ろからも音が出たと錯覚していたとしか思えない。

キャスターを付けれる新品のピロアッパーと比べるとピロボールに少し甘さがある。

この際新品に入替えるべきなのか!


この時同時にオルタネータのベルトも新品に変えた。

と言うのも どうも太さが太いVベルトを使っていたので しょっちゅうベルトを張らないとキュルキュル音が出る。

それに比べサニトラはココ十年以上はノーメンテでナンとも無い。

そこで見比べるとサイズが少し太い事に気が付いた。

適正なサイズを捜して同時に入替えたのだ。

しかし一日で当たりが変わったのか緩んでチャージランプが点くようになった。

すぐに張りなおし上記の四日目 ストップランプ(後付けハイマウントも含む)が点いていない事に走行中気がついた。

今までトラぶった場所 ・イグニッションに繋がるメイン電源 ・電動ウォーターポンプの作動ランプ

・電動ファンの作動ランプ そして・ストップランプが点いているかのチェックランプを室内に付けている。

コレらは運転していれば分かりづらいところなので可視化しておいたのだ。

ストップランプが点かないのは気になる オカマホラレるのが怖い。

このハコスカを乗り始めた時に一度経験していて 原因はスイッチだった。

回路的には簡単なので「またスイッチがボケた」と思い 予備パーツを捜したら持っていた事に“悦”に入った。

何があってもすぐに対応出来る体制には準備しておいたが 流石にコレは持っていないと思っていた。

すぐに予備分のスイッチを発注!

すぐにスイッチの入れ替え作業を行った。

が スイッチを入替えても改善されない、検電器でチェックするとどうも電源が来ていないようだ。

配線を手繰っていくとエンジンルーム内の後付けヒューズBOXの容器(プラスティックの管ヒューズ)に

変形が見られソコに問題があったようだ。MDIの裏を通した配線だった、MDIの熱で変形したのか。

板ヒューズ型に変更。

結局スイッチがダブって無駄になったが・・・ 仕方が無い。

早とちりはダメだ。


足回りの作業している時にオイルパン周りにオイルがいつもうっすら付着している、

多くは無いが定期的に見ているといつも変わらないぐらい付いているのが気になっていた。

何処から滲んでいるかが特定出来て無かったが今回たまたま見つかった。

オイルプレッシャースイッチだった。

コレも予備で持っていたので即交換。

すると計器が示す値がグゥ〜と上がった、というか元に戻ったわけだが・・・

もともと強化型オイルポンプを付けていたのでノーマルの倍 6kgは上がっていた。

それが気が付くとせいぜい4kgまでしか上がらなくなっていた。

オイルポンプがヘタって来たのかと思いきや スイッチが劣化していただけだったようだ。


さぁやるところはすべてやったと帰りが楽しみだと思ってエンジンを暖機。

すると水温の上がりがいつもより早い。

ウォーターポンプインジケータを見るとランプが消えている。

電動ポンプがまたイカレたか? 先回換えてからちょっと早くないか!

乗って帰る事を諦めサニトラで帰ることに・・・


帰ってから寝ながら考えていた、もう電動ウォーターポンプをやめて元の機械式に戻す良い機会かも。

もともとはクーラーを付けてから停車時の水温上昇が早くなった為取り付けたものだった。

今はクーラー外してあるので冷え気味な状態だ。

そう心に決めて寝た。


翌朝起きてふと思いついた事があった、昨日ストップランプの修理時にバッテリー付近に

一本アースに繋がっている配線が宙ぶらりんになっていた事を。

事故修理の折 要らない配線も整理してもらっていたのでその名残だと思い ワルサしないよう横に除けて置いた。

その配線は古い感じではなく新しいものだった事を思い出した。

もしかしてリレー配線かアース線が抜けた可能性もある。

通勤直後すぐに確認したところリレーのアース線がずっぽ抜けていた。

コレは製品不良だぞ。

すぐ直したらウォーターポンプは通常に作動した。

なんか次から次ぎへと色々起きたもんだ。

しかし私の判断力も落ちたモンだ、ウォーターポンプの件ですぐに思い当たらなかったのが悔しい。

最近そんなことばかりで自分が嫌になる。

が どれもすぐに分かるモノだったことに安堵した。

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電動ウォーターポンプも一個目は6年強耐ったが取り説には寿命が記してあった 

いつまでも使えるものとは思っていなかったが。

シールが悪くなりクーラントがモーター内に入ってダメになるのが原因だ。

予備を用意してあったので入替えたがコレもいつまで耐つか。

私にとっては非常に良い商品であったが壊れたら即走れなくなるのがデメリット。

次はいよいよアレを使おうと思っている。

パーツアシストさんのアルミ削り出しのプーリー

コレは流石パーツアシストさん ワークスのプーリーと同型だ。

アナログに戻せばVベルトの予備さえ積んでおけば とりあえず行き倒れは避けられるだろう。

------------ Now finally -----------

さて やっと やっとだがフロント周りは予定通り組むことが出来た。

次はリア周りだ。

・猿の腰掛マフラー ・R200デフ(レシオ:3.5) ・等速ジョイント ・各部グリスアップなどを

やるつもりで準備を進めているが ある事実が判明。

ハコスカに合うという事で購入した等速ジョイント、ブーツの交換やグリスアップを終え

仮に予備のリアアームに組み付けたところ 致命的な事が判明。

ハブ側のフランジの外周がアームに当たりシャフトが回らない。

騙された いやいや知らない自分が悪いと諦めた。

それ以外は早いうちに組み込みたい。

その模様はいずれアップします。


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