初めから見ていると 今で言う「首都高バトル」のようなシーンから始まる。

もうメチャクチャな走り 見ていてヒヤヒヤする。

次にどっかで見たような男優さん トヨタワークスドライバーの見崎清志選手ではないか!

女優:江夏夕子さんの取り巻きの中に同じくトヨタワークスドライバーの舘信秀選手。

「栄光への5000km」では日産が協賛し 櫻井眞一郎氏や青地康雄氏がチョロッと出た事はあるが。

ナンだコレは・・・ 出てくるクルマが2000GT ダルマセリカ クラウン ・・・

トヨタが協賛した映画なのか!

でも最期2000GTに立ち向かうのがマツダRX‐3・・・

どうやらそうでも無いようだ。

その2000GTを操るのがマジ スタントではなく江夏夕子さんが多く写っている。

その2000GTがまたカッコイイ




何故か氷上シーンの走行が出てくる タイヤにはチェーンを付けて

初めて見たのがリアウィングを装着した2000GT

2000GTオーナーやファンが見たらどう思うか分からないが

これまたアリ。

ツウを泣かすのが“checkman”のデカール

ありきたりのノーマルではなく レースライクなスポーティ−さが醸し出されている。

結末はマジで2000GTの事故シーン




まさかまさかの2000GTをクラッシュさせた。

それも役柄:主演女優江夏夕子さんが死んでしまうという 想定外の顛末。

よくよく考えるとトヨタワークスカーにナンバーが付いている。

と言う事は公認車両だ。

2000GTファンなら喉から手が出る逸品だ、映画とはいえ 今となってはつくづくもったいない事象である。


ヘアピン・サーカス / Hairpin Circus (1972)
https://www.youtube.com/watch?v=P0jJhwPjyok

映画としてはだが いろんな背景を知っていれば面白い映画だった。

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=Webより=

映画『ヘアピン・サーカス』の劇中車

一見 板っ羽根タイプのリアスポイラーとクォーターウィンドウのルーバーを装着した程度のカスタムに見えますが、
よく見ると給油口は右側に移設され、キャビン内はシート後ろに隔壁が設けられてラゲッジスペース(の燃料タンク?)と
隔離されて、さらにロールケージも装着されています。

実は元々は1967年の鈴鹿1000kmレースに出場したレースカーだったのです。
※調べてみると1台だけ出場していて♯1 細谷/見崎 組 総合30位 P2クラス2位 画像を捜したが見つからず
しかもアルミボディーを纏った特殊な車両らしいのです。
レース後に個人に払い下げられ、映画『ヘアピン・サーカス』の劇中車(スペアカーだったらしい)として提供されることに。
主人公の元レーサー・鳥尾俊也を演じるのは当時人気絶頂期の現役レーシングドライバー・見崎清志。
相手役の小森美樹役には富士グラチャンシリーズのレースクイーンも務めた女優の江夏夕子。
そしてなんと 小森美樹の親衛隊的な存在のクレージーな走り屋・アキラを演じたのは、トムスの創業者でレーシングドライバーの舘信秀。

さらに テクニカルアドバイザーとして元トヨタワークスドライバーである大坪善男が参加している。


現在保管している残骸です、フレームNO 4番の車輌。

ヘアピンサーカス・エスパイ・等で使用された後にとうとう残骸になりました。
この4号車は1967年 鈴鹿1000キロレースに出場した車輌。
その後に大坪氏(福沢・川合氏とともにトヨタ7を駆り豪快なテクニックを
スピードウエイで発揮したドライバー)に払い下げられた とのことでした。

1971年ヘアピンサーカスの撮影のスペアカーとして使用されたようです。
衝突シーンなどもこの車輌で撮影されたものと思われます。      
1972年8月号 月刊自家用車雑誌に特集記事掲載されてました。
この頃はガンガン走っていたようです。スピンナーも迫力あります。

さすがレース車輌です 仕様がすべて違います。
これじゃあ 最後までパーツが残っていなかった訳です。
エンジンもチューンされてて140馬力→180馬力になってるようです。

ヘアピンサーカス撮影のためルーフに穴を開けたのだそうです。
残骸の段階でもうルーフはありませんでしたので・・・・・
エスパイ映画では ほぼスクラップ状況になり
1975年 俺たちの旅 では完全にはぎとられた状況です。

フレームNO部分の画像です。
とある方のところにあり お譲りいただけませんでした。
昨今の価格高騰により 所有者の方は高額に思っておみえです。
宝物なのだそうです 確かにそう言われればそうです。人それぞれに 思い入れがあります。
ちなみにこのフレームNOの断片所有者と 残骸所有者はわずか100メートルの距離しか離れておりませんでした。
しかも 残骸には興味もなく今日まで眼もくれなかったようです。

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劇中 少しだけリアウィングが写る場面がある。

この当時の“checkman”ロゴ


今 目にする事が出来るロゴは


やっぱり当時“昭和”の雰囲気を出すのは

コレですなぁ。

PS.ハコスカにもストライプ(ステップ周り)アリかもしれないなぁ

------------ Bonus -----------

↑上記のエスパイで富士スピードウェイ6kmフルコースでRX−3が出てくる。

若かりし草刈正雄がカッコイイ


由美かおるのこんなんもあるよ。


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