福澤幸雄選手 享年25歳 ヤマハテストコース(袋井)


トヨタ7 3リッター クローズドボディ(この車両に乗っていたと思われる)


「出来るなら明日は走りたくない。中止になってくれれば嬉しいんだが・・・

マシンが滑るんだよ」と 前日電話で小川に言っていたそうだ。

恋人:小川知子

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川合稔選手(兼モデル) 享年27歳 SUZUKA

トヨタ7 5リッター 800PSターボ(この車両に乗っていたと思われる)

恋人:小川ローザ


「お〜 モ〜レツ」で一世を風靡した小川ローザさん。


この二人の花形レーシングドライバーはトヨタへの貢献度は勿論 モータースポーツを大いに盛り上げてくれた

立役者であり 功労者に間違いないし業績は半端無い。いずれも“トヨタ7” 殺人マシンと言われる所以な訳だ。

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福澤選手の遺族はヤマハを相手取り裁判を起こしたそうだが

ヤマハ「本人の運転ミス」

遺族「マシンに問題が」を主張。

ヤマハ側はそのマシンを隠蔽 資料も違うモデルを提出するなど不誠実極まりなかった。

最新の技術を公に晒したくなかったと言うが 人一人の命が散ったのだ。

私の個人的な印象だが 昔ヤマハの技術設計を受けたことがある。

面接で重役たちがずらりと並ぶ中 受験者5人づつ質疑応答が行われた。

一連の質疑で私が思った事は 「この会社は“お役所”のようなところだな」と。

人らしく血が通ったような会話は微塵も無く 極めてドライ、しかも高圧的しゃべり方・・・

うわ〜 嫌だなと思った。ココは自分を生かす場所ではないと直感した。(勿論未だに合格通知は来ないが・・・)

レーシングドライバーは常に“死”と隣り合わせの職業だが この企業には短なる「ひとつの駒」なのだろう。

今でも色濃く残る大企業ならではの「隠蔽体質」 内向きだ。


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