以前 エンジンが温まり しばらくすると信号待ちで止まっていると
エンジンルーム内の温度が上がって熱が篭り 調子が悪くなる。
キャブレターに悪影響が出ていると思い
何とかエンジンルーム内の熱い空気を外に出す工夫をいろいろ試した。
すべての元凶は後付けのクーラーを付けてからだ。
それも無理は無い クーラーコンデンサーがラヂエターのまん前に鎮座し
大きさもラヂエターと同じ大きさ、フレッシュエアーがラヂエターに当たらなくなっていたからだ。
正面から100のエアが当たっているとするとクーラーコンデンサーを通ったあとは50まで落ちるのだ。
ましてエンジンルームは真下の空間以外 正面のパネルには空気が入るスペースが無いのだ。
走っている時はまだエンジンルーム内の熱気は下から抜け易い。
問題は止まった時だ、熱は篭る一方。
エンジン不調時のキャブレターはチンチンで素手では触れない。(キャブ上の温度:80度 実測)
パーコレーションを起こしていると思っていた。
結局 キャブセッティングで改良出来たものの解決するまで3年もの時間を要した。
様々なファンを沢山付けていたがすべて外す事が出来た。
しかしエンジンルーム内の温度がどれだけ熱いか知ってしまったので
その熱い空気を吸ってエンジンに供給しても本来の出力は出るわけが無い。
青地康雄氏の文献にもいかに冷たい空気をエアインテークに導くか苦労されている。
そこでストラットタワーバーに強力なファンを1個付けてエンジンルーム内の熱気を下に抜くように取り付けた。
熱は上に上がるので位置的にはベストかも
□赤
が強化ファン
エンジンルーム右側は邪魔するものが何も無く 熱気をストレートに下に抜く事が出来る。
外から冷えた外気を入れるか 篭った熱気を外に出すか どちらが効果があるか悩んだが
スペースや取り付けを考えるとこの位置が簡単だった。
今は貰い事故以来 クーラーコンデンサーを外している。
しかしエンジンルームにはラヂエターを通った熱気が入るのと
エンジン・エキパイが熱発生の元 熱気が篭る事には違いない。
実際エンジンを掛けたままフロント右タイヤ後方から手をかざしてみると
結構な勢いで熱い風が下に向けて抜けているのが確認出来る。
ボンネットにスペーサーを造り 少し浮かした事もあったがハコスカには似合わないので止めた。
サニトラはこの手法を使っている。
この冬に実感したのが通勤行程で一度も電動ファンが作動しない事が多い事。
効いてる 効いてる と実感したのでした。
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