S30ZやS130Zに乗っていた若かりし頃 よりパワー重視でエンジンや吸排気系をイジってきた。

カムはハイリフトでオーバーラップが広い方が良い、排気量は大きい方が良い、

圧縮は高い方が良い、進角は早い方が良い、キャブは大きい方が良い、排気も大きい方が良い、

フライホイルは軽い方が良い、タイヤは太い方が良い、車高は低い方が良い などなど・・・

挙句には大排気量にボルトオンターボにまで走った。

それはそれで面白かったのだが

そんな中で悟った事は自分の使い方に合わせてパーツをチョイスし作り上げる事に至った。

そしてレース仕様と街乗り仕様はコンセプトが異なるので完全に切り離す事。


それでマフラーについても今の仕様に至るまで紆余曲折あり落ち着いた。

まずハコスカのお決まりのマフラー選びとしてシングルはあり得ない。
(そんなの関係無いというユーザーもそれはそれで自由と言うのは前提です)
シングルでも構わないというユーザーはこのHPの主旨にそぐわない方です。即 退席願います。

デュアルでテールエンドが朝顔加工されているもの。

近年エキパイ後に左右を干渉させているものもあるようだが本来のデュアルではなくなってしまう。

勿論 ある効果を出す為に考案されたものだろうが・・・ ???
それならデュアルでなくてもいいじゃん

------------ Let`s get back to the story -----------

当初有名専門ショップオリジナルのレース用ストレートマフラーに手をつけた。

日産スポーツコーナーに載っているものと同じだったのでついつい・・・

流石に付ける勇気は無く温存 ⇒ 売却

次に外品Ф50デュアルをいろいろ試したが結局どのメーカーもタイコの構造がストレートなので爆音。

最初のウチは「いい音している」と思っていたが そのうち3割ほど自分の中で許容オーバーな感じでイヤになった。

また一度お店に寄ってくれた4DRGTハコスカ

見た目は大人しいノーマルGTなのにエンジンを掛けると爆音だった、

私にとってスタイルと排気音の落差にすごく違和感を感じた。

今のクルマのような静かな排気音とまでは言わないが・・・


現在本命マフラーを化粧直し中なので 猿の腰掛Ф50デュアルマフラーを付けている。


しかし“煩い”のは分かりきっているのでそれぞれ左右にインナーサイレンサーを仕込んだ。

Webにあった画像だがこのような付け方は後ろから丸見えで実にカッコ悪い、

せめて黒に塗って目立たなくして欲しいものだ。

なので後ろから見えないよう取り出し可能な なるべく奥に忍ばせている。

消音効果も思ったよりあったが それでもやはり“煩い”


化粧直し&パイプ内掃除完了


結局落ち着いたのがGT-R純正マフラー

そもそもGT-Rのマフラーを付けたらどんな音がするか興味本位で手に入れた。


その構成を見てみよう。


中間タイコまでФ51 タイコ出口からФ45 と結構太い。


マフラーエンドからФ38 コレは2000cc用のレイアウト

排気音は静かとは言えないが決して煩くない そしてちゃんとデュアル特有の“はもり音”が心地よい。

純正マフラーはタイコ内の構造が違う。


パイプ奥にしきり板が見える。


純正マフラーはココが違う ウールでごまかすのではなく構造的に消音されている。

エキパイからФ45デュアルサポート ⇒ 純正マフラー

コレだけの太さがあれば問題無いと判断した。

逆に低速のトルクは充実した、中間から上の回転の遜色も無い。

贅沢言えばマフラーエンドもФ45ぐらい欲しいのだが・・・

しかしふん詰まり感は無い。

時間があれば予備の新品マフラーエンドにФ45を溶接加工しておいても良い。



同じ排気量のGT純正マフラー 中間がシングルになっているので コレは流石に容量不足。


また今となっては貴重品となってしまった純正ハンガー

このステーからボディにアーシングをしている(帯電による排気抵抗を軽減効果)。

=総括=

純正と同じ構造(特にタイコ内の構造)でオールステンのマフラーがあればそれが一番ベストだと思う。

フジツボでそれらしいマフラー(Ф45)が限定品であったが 中間タイコのオフセットが無いのと

エンドのタイコがストレート構造であったので諦めた経緯がある。

ハコスカ乗りならば“ジェントル”な仕様で乗って欲しいものだ。


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