スカイラインのよく痛む定番の箇所

Auto art のダイキャストモデルで見てみよう。

ボンネットの先端 内側に巻いてあるので水が溜まりやすく腐り易い

フロントウィンドウの両下部モールが嵌っているところに水抜きの穴が開いている、

同じくリアウィンドウの両下部モールが嵌っているところに水抜きの穴が開いている

その部分から腐り易い。

エア抜きのクォーターピラー部 定番ステップ回り リア下部

テール回り リアパネルの接合部に水が入り込むと腐りが早い。

フロントバンパー裏面のパネル フロントホイルハウスの後ろパネル 両サイドステップ下

リアホイルハウス その後ろの袋部

そしてのメインブロック

特に下回りは自分が跳ねた水が袋状になったパネルに溜まりやすいので腐りが早い。

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私の場合 その他の部分で


フロントパネルを交換する事になり フロント第一メンバーまで露出 バンパーステーも。

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テンションロッドのベースにサビ腐食アリ


かなり応力が掛かる場所なので補強を兼ねて再構築


フロア部分に腐りアリ


左右共再構築


エンジンルームサイドパネル(重要な部分)


フロント回り完成


なお事故の影響を懸念して この際エンジンメンバーも新調した。

------------ Related to the previous -----------

パーツアシストさんから心強い補修パーツが出ている。

サイドステップは↑上記のように加工品があるが 純正の形状はややテーパがっかているので

かなり入手は困難だが出れば是非力技でGetして欲しい。

------------ Take another step further -----------

フレーム周りがしっかりしたところで“撓り”のある補強を行いたい。

補 強

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ココで参考になるのはオーストラリアのTouring Car Masters

このホームページでも何度も紹介している1970年代のツーリングカーレース。

このレースを始めてみた時に ヨーロッパや日本などでやっているツーリングカーと

マシンの作り方が全然違う。

勿論年式が一番違う点だが 大きく違うのが足回りのセットアップだ。

レースギュレーションまでは詳しく調べていないが 年式的にはスカイラインと同年代

国内のヴィンテージレースと車体の動きが全然異なる。

サスのストローク感も酷似していて車体にマッチしているように思う。

あの雰囲気が理想的だと思う。


この画像↑は購入時の状態:前後ホイル14inch

NISMOスプリングを半分カットしてあり ほぼリジット状態でした。

Webなどで良く見る雰囲気の車高ですが サスストロークはほぼ0ゼロです。
(バンプラバーにアームが当たっている状態です)

サスの構造上言うほど下げられないのです。

一般道を走る限り 最近の道はいくら整備されているとはいえ

ちょっとした凸凹でも跳ねて乗れたものではありません。

本来の乗り味とはほど遠い。


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それに伴いエンジン出力に合ったタイヤサイズ選びが運動性を活かすか殺すかになってくる。

必要以上に太いタイヤを履くハコスカは多いが 機能を優先してまとめ上げた雰囲気は異質なかっこ良さが出る。


そして長谷見選手が言っていたように 最近のタイヤはラジアルというだけでグリップ力が抜群に良い。

今更バイアスタイヤは履けないが せめてSタイヤなどのハイグリップではなく 

普通の夏タイヤレベルがトータル的なバランスに適合していると思う。


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