ファンカップリング:ファン騒音を抑える為 ファンの回転スピードを冷間時や温間時のコントロールする役割を持つ。

私のスカイラインも手元に来た当時 カップリングにファンを付けていた。

画像検索でスカイラインのエンジンルーム画像を見てみると

未だラヂエターシュラウドをつけていないモノが目立つ。(GTR含む)

走っていればまだマシだが 普通に考えてもラヂエターからエアを引き抜く力が

本来のファンの役割を半分も果たしてい無い事は見れば分かると思う、ド文にも程がある。

多くを言わなくても分かるだろう。

逆に言えばこういうクルマにどんな風に水温が変化するか乗ってみたいモンだ。

でもこんな仕様をそのまま乗っているオーナーのレベルもどうかと思う。

ラヂエターとファンのクリアランスは出来れば5cmは欲しいところ。というのもエンジンやミッションを支えているマウントはラバーで作られていてエンジンの振動や急な回転の衝撃を逃がしている。また進行方向にも動くので この間のクリアランスが狭いと接触する事がありラヂエターを痛める事がある。実際私はS130Z時代に経験済み。


すべては社外品の「吊下げクーラー」を取り付けた事から始まった。

当時は種類の選択は出来ず スカイライン用は1機種のみ。

走っている時もそうだが 信号待ちなどの止まっている時に グイグイ水温が上がっていくようになった。

ソレは無理も無い ラヂエターの前に同じ大きさのコンデンサーが付くのだ。

フレッシュな外気は遮断され クーラー作動時にはコンデンサーからの熱風がラヂエターに当たるからだ。

それから水温との戦いが始まったのだ。

その後冷却ライン安定の為 USで売っていたドラッグ用の電動ウォーターポンプを購入、

取り説を見ると耐用時間が書いてあったので 永年使えるものでは無いと予備も準備しておいた。

何年使ったか覚えていないが 2個ともシールから水が進入しモーターが壊れた。

動いているうちは良かったが いざ壊れると走行出来なくなる。

その後ノーマルのウォーターポンプに戻した。

電動ポンプと水温の変化はほとんど変わらなかったので

わざわざ電動ポンプに変える必要が無かった。(経験値)

結構拘ったのだが・・・

出来るならば電気モノはトラブルと走行出来なくなる場合があるので なるべく使わないように教訓となる。

その電動ポンプに入替え時に ファンが取り付け出来なくなる為 ラヂエター後部に電動ファンを取り付けた。

そしてウォーターポンプをノーマルに戻すとウォーターポンププーリーが必要となる。

ノーマルプーリーもあるが出来れば軽いものを使いたい。

当時 ワークスでアルミのプーリーを使っていた。

ココは流石パーツアシストさん レプリカを出されている。


↑上記のような経緯があって 結局カップリングとファンは外している。


何がいいたいかと言うと 大きなファンはエンジンレスポンスに大きな影響があると言う事。

純正のファンはL型エンジンはカップリングとファンが付いている、

S20型エンジンはファンのみでリジット。

ファンの大きさはL型用の方が大きい。

ファンがリジットの場合 「うなり音」が大きいく 回転が高くなればなるほど抵抗は大きい。

タクシーによくある音。

私の今の仕様はクランクプーリーはNISMOのレース用プーリーも用意したが


クーラーなどの取り付けの為 ノーマル2段から3段のプーリーに入替えた。

フライホイルはNISMOのクロモリ軽量フライホイルも用意したが かなり悩んだ挙句実用性を選んでノーマル。

以前S30Z(L28)にクロモリ軽量フライホイルをつけたり

サニトラにも軽量フライホイルを組んでいるが 期待したほどの吹き上がりが望めなかった。

それより極低速が細くなって 慣れればそれなりだが そこは実用性を選んだ。


結局 カップリングとファンを外しているだけだが レスポンスはかなり向上すると言う事を言いたかったのだ。

------------ Icing on the cake -----------


ワークスはすごいねぇ〜 要らない物は付けない

冷却は走っている時の外気のみ ファンも無ければ 電動ファンも無い

サメと同様 止まると死ぬ


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