Yahoo!ホームページより抜粋
最初の画像は、FS5W71Bが4本並んでいます。
一番左は先日分解した71Bですが、実はFJ20ターボ用で、通常の71Bとは少し違う事に気付きました。
細かく説明すると、大きく分けて71Bは、FS5C71BとFS5W71Bの2種類が在ります。
FS5C71Bは、シンクロシステムが、ポルシェシンクロで、71A程では在りませんがシフトフィーリングに、
ぐにゃぐにゃ感が在り、S30系の昭和45年から53年まで全ての車両に搭載されています。
FS5W71Bは、ワーナー式シンクロ(シンクロが金色の一般的)で、ハコスカ後期・ケンメリ・ジャパン頃までと
130Z・FJ20NA搭載車そして、FJ20ターボ搭載車の3種類に分かれます。
もう少し細かく書くとFJ20ターボ用はギアの厚みが僅かに厚く、シンクロも大きいので、他の71Bとは共有出来ません。
メインシャフトのナットもサイズは同じですが、71Cと同じ逆ネジです!
FJ20ターボ用はメンドラに71Cと同じ、音鳴り防止の薄いギアまで装備されており、71Cとの中間に位置する
強化ミッションとも言えます。
一般的な71Bにも、2種類在る訳ですが、ギア類他、全て共用出来ます。
違う所は、前期と後期で、画像では解りにくいですが、シフトフォークのロールピンの太さが変わり強化されています。
大きな違いは、4速の減速比が違う事で、31丁/22丁と32丁/21丁の2種類のギアが在ります。
4速直結とは、メインとカウンターが同じ数と言う意味ではなく、4速がメインドライブだと言う事です・・・
そして、こちらも画像では解りにくいですが、5速のギアは数種類在るようです(画像だけでも3種)
例えば、5速は、5速ギアとインプット+4速ギアの変更で、0,832〜0,933まで色々組み合わせが出来ると言う事です。
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