ウィ−クポイント:これらの症状はすべてが必ず起こりうるわけではありません。オイルの管理や使い方、オーナーの
癖などで起こる場合があるのです。
・左エキゾーストロッカーアーム&カム焼け → 対策加工有り
・ヘッドプラグ〜排気ポート〜プラグホールへのクラック → 同形式ME06専用対策ヘッド有り 納期要時間
・ドライブシャフトシール対策 → 外から交換できるオイルシール有り ⇒生廃
XLR、ME06系のドライブシャフトシールはクランクケースの内側からはまっていて もしオイルが漏れた場合全バラしないと
いけません。たかが数百円のシールを変える為に数万円かけて直すのは・・・と言う方に 万全と言うわけでは有りませんが
そのノーマルシールをほじくり出し よ〜く脱脂した後↑上図のシールを入れるわけです。ノーマルが内嵌めになったのは
理由があり エンジン回転上昇で内圧が上がりシールを押し出してしまう可能性があるからです。そこで押さえとしてシールの
回りに瞬間接着剤を外周4点ほど付け 抑えます。これ結構有効です。・・・商品価格¥700‐ 税込価格¥735‐(未改正)
・オイルクーラー破裂 → 当店では経験は有りませんが2〜3件耳にした事が有ります。
※オイルクーラー関連でXLRのクラッチカバーにノーマルでメクラ栓が付いている機種が有ります。この栓を外しパーツでXR純正を
付けても本来のメリットは無くほとんどオイルは冷えません。それはノーマルオイルラインと付けたオイルクーラーラインの並列ラインに
なるからです、当然抵抗の多い方には流れにくくなりますのでほとんどはノーマルラインしか流れないのです。その場合はME06や
バハのクラッチカバーに交換してください。
・バルブガイドの抜け上がり → 高回転まで良く回す人に限り出る症状です、オイル下がりを起こします。
対策加工有り
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・ME06クラック対策ヘッド・・・商品価格¥42.020‐ 税込価格¥44.121‐ ⇒生廃
在庫を確認下さい、品切れの場合も御座いますのでご了承下さい。
↑上記の対策ヘッドが無くなった以上下記↓のヘッドに入替えしか対策は有りません。
・ME08ヘッド換装可能 →ME08のヘッドを加工することでボルトオンが可能
ME08ヘッド単品加工済み・ME08ヘッド⇒ME06化(29mm)・ヘッドASSY (ME08・MD30共用) ・バルブステムシール ・インレットバルブ ・エキゾーストバルブ ・バルブアウタースプリング ・↑ 〃 インナースプリング ・リテーナー ・スプリングシート ・コッター ・エキゾーストスタッド =加工= ・スタッド採寸加工ME06用(ヘッド側) ・バルブ擦り合せ
小計)¥90.180‐(税別) H25 10月現在 メリット:
旧タイプと比べ ポート形状が改良され吸入効率アップ 材質アップで雌ネジがボケにくい。
フィン並びに表面積が大きいのと 未塗装で冷却効果大。
バルブが軽量でそれに付随するバルブスプリング リテーナーも軽量(アクセルレスポンスアップ)
プラグサイズ(D→C)及び位置を変更する事により エキゾーストポートとプラグ間の肉厚を確保しクラック防止。
ME06エンジンにME08ヘッド換装例
ヘッド関連でエキゾーストビッグバルブ有り
※コンペリヤサスユニットも残り僅か ME06ノーマルよりスプリングレート、ダンパー性能が一クラス上のポテンシャルを持っています。
XLRにも装着可能で オーバーホール出来るタイプです。
・ME06用・・・商品価格¥66.360‐ 税込価格¥69.678‐→生廃
・XLR用・・・商品価格¥67.360‐ 税込価格¥70.728‐→生廃
ロッカーアーム、カムシャフトの削れなど 金属粉がエンジン内に回ってしまうとほとんどの場合が↑上図のように
トロコイドの頂点が荒れてしまいます、焼付きやダキツキなどは言うまでもありません。
こうなってしまいますと通常の約6割前後の吐出量しかなくなってしまい正規の役割を果さなくなっているのです。
しかし 修理内容を見ていますとオイルポンプを交換している例はゴク稀です。折角直したエンジンが持つはずが
ありません、ご注意下さい。
・カムオイル吐出量分布変更(加工) 及び 追加オイルクーラー(カム専用)
・フレームプロテクター(オーダー生産 製作にあたり時間を頂きます)
計)¥6.800‐ 税込価格¥7.140− (変更無)
まさかと思いますがME06マフラーに図右の
ようなサイレンサーを入れてはいませんか?
意図的に付けている方は良いのですが・・・
右は排気口Ф17で静かですがME06マフラ
ーを付けている意味は無く 抜けが悪いので
加速も悪くフン詰まり状態です。
左は排気口Ф23で これがXRシリーズ(20
0 250 350 600)のメーカー標準サイズ
です。面積比率にしますと83%アップになり
ます。これより大きいサイズはすでに無くなっ
ていますが最低限これを付けて欲しいもので
す、音量も法令にかかるようなモノでなく心配
するには及びません。
Ф23サイレンサー
・・・商品価格¥3.820‐
税込価格(8%)¥4.125‐
=XLRなどのお勧めマフラー=
今となってはME06(最終モデル)のマフラーは捨てたものではありません、重量もそれほど重くなく 特性も何処でも
扱い易いフラットタイプ。珠に傷なのは絶版より早10年ですので価格が上がっている事ですが 残りも僅か、お早めに。
要加工ですがME08用のプロスキル4‐レーシングも装着可能です。
XR250R(ME06) XLR250R(MD22) XR350 600Rノーマルリヤフェンダー用テールランプ 生産中止となりました 昔より当店で定番のテールランプセットがあったのですが そのテールランプ自体が生廃になってしまい ME06などのノーマルリヤフェンダーにボルトオンのテールランプセットを考えていませんでしたが この度XR600Rの車検依頼で対応できるものを少量製作致しましたのでここに紹介します。 ヤマハ ITタイプのテールランプにリヤフェンダーに四角い穴を埋めるフタをドッキングさせたものです。 文字通りボルトオンです、球は付属していませんのでノーマルを外し入れ替えてください。 また ベースの台座は白のみですので 赤いフェンダーにはご自分で色を塗ってください。 1セット・・・商品価格¥5.550‐ 税込価格¥5.827‐ 販売終了 ”こだわり?”ナンバーサポート 販売終了 長年使っていました純正ナンバーステ-が廃盤になり 必ず必要なものですので 久々に製作致しました。軽いのが必須条件ですので ジュラ材5052をT型に切リ 出し リヤフェンダーにゴムラバーマウント(スーパーXR系には2ヶ穴開け加工要) でオフロードの過酷な振動対策をしています。そしてナンバーの割れ、ビビリ対策 に抑えのホルダーを配しました。また 公道走行の安全面に配慮しリフレクターも 付けました。ナンバーを固定する専用ステンヘキサボルト&ワッシャ-もセットです。 MD22/ME06・350・600にはボルトオン。・・・・・・商品価格¥4.190‐ 税込価格¥4.399‐
RVF250R INTERCEPTER TYPE−R MKW は CR125フレーム(クロモリフレーム)にME06チューンエンジンを
載せたRVFシリーズ第4弾であった、エアクリーナーBOXとタンク位置を逆転させ 低重心で扱い易いマシンを目的とした
コンセプトで進められていたが 市販モトクロッサーがアルミフレームに変わってしまった為 製作を断念した幻のモデルで
す。インマニを加工し負圧を取りエンジンと同位置のタンクから負圧ポンプでキャブに供給されるシステムでした。
・ヘッドボルトセット ヘキサフランジボルト→8mmフランジボルトに換装 ネジ舐め防止
・軽量カムスプロケットセット
・コンペカムシャフト
・ハードカム → 生廃
・加工及びパーツの組み合わせによりHOTCAMの装備も可能
・チタンリテーナー付き強化バルブスプリング →`06 9/30現在 生廃
・↑上記代替品:ノーマルスプリング+レートアップシム・・・¥3.880‐ (例えばノーマルが10とすれば強化スプリングが13、↑上記セットは11強位の役割です)
・強化カムチェーン
・強化オイルポンプASSY
・ピストン(262cc 270cc 278cc 300cc 310cc)
・レーシング軽量クランク加工
・ショートストローククランクASSY(ノーマルボアですと排気量が250ccを切ります) リペアパーツが有りますのでオーバーホールが可能
・XLRにマニュアルデコンプを取り付け
・レース用GHA加工アルミクラッチ
・純正FCCクラッチディスク
・XLRにME06のクロスミッション換装(トップギアのみXRと違い高速にふれます)
・アルミキックアーム
・高速型C.D.Iユニット(BAJAを除く)
・強化イグニッションシステム
・通勤快足セット
・ステンレスエキゾーストパイプ
・Ф43カートリッヂ式正立フォーク
・倒立フォーク
・リヤコンペショック(ME06より1ランク上のバネレート、ダンパー設定で幅広いセッティングが可能) オーバーホール可能 品薄により納期要時間。
・”バッキッと効く”ブレーキシステム
・フロントオーバーサイズローター
・容量アップコイル(55W相当) 要配線加工(軽作業です) ⇒ 生廃
XLR、XRのバッテリーレス(バハを除く)の電装は2系統に分かれている、点火系とヘッドライトを含む保安系です。
他社の後巻きコイルはノーマルと同じ配線がほとんどで ヘッドライト点灯時ウィンカーやストップランプがつく度に
電圧降下が起こり ライトが暗くなります。ヴァイタルでは昔から純正オプションの3系統タイプのコイルを使っています。
点火系(黒い2素子分)、ウィンカー ホーン ストップ系(2素子分)、ヘッド テール メーター球系(4素子分)の独立した
3系統で配線することでウィンカー等の電圧降下は別系統ですのでありません。また ヘッド テール メーター球系も
ヘッドだけ分離し他をウィンカー ホーン ストップ系に合わせる事で ヘッドライトに4素子分をダイレクトに入れることが
出来る。
バッテリーレスの場合 ヘッドライトW数を大きくすれば(発電コイルを含む)明るいと言う訳ではない、バッテリー付きの
それを電源とするヘッドライトであればノーマル配線80Wまでは機能しますが バッテリーレスの場合はそのようには
行かない。発電容量とライトのW数のバランスがピッタリ合った時にすばらしい光量を発揮するのです、あとはフィラメントの
耐久性を上げる為にW数を有る程度上げる訳です。
当店ではこのコイルにガラスレンズ45WH4バルブの組み合わせがベストと考えています。