つい先日紹介したMY400 どんどん進化覚醒してゆく と。
今日 私の同様結構触った400乗りの常連さんが試走にやってきた。
私も驚く顔が見たくて 早速エンジン始動。
今日に限って“ケッチン”4連発 安全靴を履いていても流石に足裏が痛い。
いつもはすんなり掛かるのに・・・
常連さんが変わりにキック数発後 “バキッ”と聞きなれない異音が・・・
続いて私がキック キックが下りない。
うっ やったか?
XR400Rの初年度96年式から98年式まで このキックラインが弱く 間が悪いと250同様
キックギアが掛けたり カウンターシャフト上のキックスターターアイドルギアが嵌っている部分が
欠けたり キックアームの付け根が掛けたりのトラブルが出る人は出る(皆が皆と言う訳ではない)。
99年以降はそれぞれ対策されその心配は無い。
しかし私のは97年式 マニュアルデコンプを正しく使っていれば まずその心配は無いだろうと思っていた。
即 クラッチカバーを開けてみた。
すると
やっぱりカウンターシャフト上のキックスターターアイドルギアが嵌っている部分が欠けていた。
その他の波紋を見てみると アノ今となってはレア品 「HRCのハイスピードクラッチバスケット」の
ギアに傷が・・・
アイドルギアやキックスターターピニオンギアまで・・・
HRCのクラッチバスケットにはGHA加工まで施している。
対策されたキックラインやシャフトに入替えるには全バラだ。
ミッションやギアは隣り合うモノに連鎖している事が多く 我がXR400Rもキックライン全損。
当然 試乗出来ず常連さんは帰っていった。
私の秘蔵コレクションのC.D.Iは是非自分の分はよけておいてくれと言い残して・・・
いつかこの症状が出るかも? 出来るなら出ないで欲しいと思っていたが
このタイミングで出るとは トホホ。
と ばかり凹んでばかりは居られません。
いずれ対策しなければ完璧なXRにならない 今後死ぬまで安心して持っていられない。
“地上最強のXR”をいち早く治さなければ!
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