=裏技=
その肝心な部分というのはカムスプロケットです。
同じRFVC250ccエンジンでも
ME06・XLR250R(MD22)・FTR250Gを前期
MD30・ME08を後期とすると
カムチェーンの幅が異なります。
左が後期 右が前期型カムスプロケットです。
その差は幅で約2mm違うのです。
後期型のカムシャフトを前期に流用する場合 前期のカムスプロケット(ノーマル:すでに生廃)を使うと
チェーンラインが合わずセンターが外に出てしまいます。
かといって後期のカムスプロケットではチェーンが遊んでしまいます。
そこでその問題を解消する為に下映像↓のスプロケットを使います。
↑:表 ↑:裏
裏側が削られたオフセットされたスプロケットです。
これを組み合わせて使用することでチェーンラインを合わせボルトオンで使う事が出来たのです。
このスプロケットは前期のスプロケットが生廃の前に生廃となっていて
ウチのストックも今回のFTR250Gオーバーホールで終了となりました。
※ノーマルスプロケットは数枚ストックがありますが ウチで使う分だけです。
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