今You Tubeの配信で「頭文字D」をやっている。
私はバイクもクルマも好きなので内容は面白く人気があるのも良く分かる。
私の時代は「サーキットの狼」でした。
いずれも弱小なクルマが高性能なクルマをカモるというもの。
いわゆる“下克上”の精神
コレがかっこいいのだ。
私の場合初めての逆車XR200Rでその面白さ 醍醐味を知った。
昔は小排気量のバイク乗りはこの手が多かった。
この頭文字Dを見ていて自分に自信がある乗り手がナンと多い事か
(マンガだから)
コレはこの仕事をやっていて遂々オーバーラップしてしまう
若者に多い現象だ Y世代って言うのですか?
さぞ速いんだろうなと思いきや・・・
そういえば思い出した。
XRでレースに出始めた頃 レース前車検の為にパドックを押していたら
2ストの外車をこれみよがしに並べている集団に
「こっちはレースをしにきているんでジャマしないでねぇ〜」と
半笑いで言われた。この辺では良く見るチームだった。
(この頃同じクラスにモトクロッサーが一緒と言うにはどうにも納得がいかなかったが
えてしてこういう輩は勝って当たり前の大人気無い手法でやってくるもの)
えへへ と頭を掻きながら ペコリと会釈
心では「こいつらには絶対負けない」と。
勿論蹴散らしたのですが あちこちのレースでまたまた遭遇
「あいつらまた来てる 入賞できね〜じゃん」とぼやいていた。
カッコ悪う そのうち見なくなった。
劇中でR32との勝負で主人公“匠”をその気にさせる手法として
わざと「やめとけ どうせ勝てっこない」と挑発
本人の闘争本能に火がつく というシーンがある。
コレもオーバーラップする。
昭和式というか 「やめとけ」というと喰らいついてくる人がその昔は多かったが
今は「じゃぁ やめときます」で終了!
良く考えてみるとその“下克上”を実践してきた。
“XRで2ストレーサーをブッちぎる”と題しRVFは各紙面を飾った。
時代は移り変わり4ストレーサーを対抗馬に切磋琢磨してきた。
XR600Rでバトルオブシングルに殴り込み
いろいろあったけどそれはそれで面白かったし
様々なノウハウを得る事が出来ました。
今の現状に満足せず 上には上が居る と。
その向上心が更に自分を高めてくれるのです。
「もうこれ以上無理」
限界を決めるのも自分
自分で自分の器を決めているのです。
骨のある奴 出て来い!
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