=回顧録=
昔ウチが手掛けたFTR250のオーバーホールを兼ねたチューニング(270cc)がありました。
ユーザーに渡してしばらく経ってマフラーから薄白い煙が出たらしくユーザー側で
エンジンをばらしました。そして連絡がありピストンサイズが○○mm シリンダー内径が
○○mm、クリアランスがガタガタだ。「ヴァイタルではそんないいかげんな事をしているのか」
と言うものでした。ウチではボーリングの際 シリンダーと現物のピストンを合わせ
指定クリアランスに加工するので クリアランスが大きく仕上がる事はまずあり得ません。
罵倒に近い文言が書かれており そんな訳無いんだけどなぁ〜 と ツレツレ考えると
もしかしてピストンを測るのにピストンヘッドで測っているのでは無いか と。
同じ新品ピストンがあったので現物を測ると ビンゴ!
コイツ常識もわきまえず間違っている事に気付かず 文句たれ放題
まさしくアホである 話にならん。
現物を見てやり直してくれ と言うものでもなく 腹の虫が治まらんと言わんばかりの文言。
今後は無いと判断しての事なのだろう。
お付き合いの根っこは“信頼”だと思うので ソレが無ければ・・・
ウチの方針は「一度手掛けたものは最期まで」がポリシーなのですが 残念・・・
実に残念なヤツ
こちらから願い下げだ。
客商売とはいえ ウチにも選ぶ権利はある
言われるだけ言われて 実にむかついた事がありました。
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