最近新しいアイテムを見つけた。
プラグですが元々はDタイプなのに工具はCになっているものです(六角部分が小さい)。
RFVCエンジンのヘッドは他社に類を見ない非常に手間が掛かっているヘッドです。
その昔 ヘッドの燃焼温度をコントロールするのに構造上熱が溜まる部分があるのではないかと思い
ヘッドを縦に十文字に切った事がある。すると燃焼室からの肉厚は均等であった事に驚いた(良く出来ている)。
DOHCや他の空冷ヘッドは必ず片側の肉厚が多く そこの部分に熱が溜まるのです、そのせいで
安定した燃焼状態が保てなくなってしまうのです。RFVCエンジンのヘッドにはプラグ裏に通気の通路が有ります。
この吸入口を通り 左右に通路は別れヘッドを冷やす様になっているのです。
左側の抜け口
右側の抜け口:生産現場により穴が開いてるものと空いていないものがあるようです。
XRヘッドはひとつひとつ砂型で出来ていて 上の
○
は砂を抜く穴と見られる。
矢印のように風がプラグ裏を通り 内部で左右に別れ ヘッドを冷やすという
非常に手間とお金が掛かったつくりです。いろいろバイクを触ってきましたがココまで
考えられているヘッドはRFVCエンジンだけです(これによりよりハイチューンしてもタレナイ)。
また余談ですが我がRVF・RVS−Rにはより冷却効果が上がるようバリだらけのポートを
拡大研磨して通気性を良くしています(メニューにはラインナップしていません)。
しかしこのプラグ裏の吸入口の前にはプラグが立ちはだかっているのです、
締め付ける六角ボルトの部分が小さくなればコレにこしたことは無いのは言うまでも有りません。
今頃見つかるなんて・・・・
そして抵抗無しが有ればと思ったのですが残念がら“R”入りしかないのでコレを採用する事にしました。
♯9のみ取り扱い 対象:MD22 ME06 200 230 350 600 650L〜元々Dプラグ指定の機種
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またMD30系の指定プラグは♯8です、これはより希薄燃焼に加え熱価を上げる事でより高温化させる
試みなのです、性能本位ならば♯9でしょう。排ガス対策ありきの仕様だということを見破る心眼を
もって下さい。結構ブン回す人には♯10が欲しいところですがレーシングプラグかイリジュームプラグしか
有りません。コレは一般ユースには向きません。従来の電極のままで♯10があったのです。
早く見つけておけば・・・ これからの“Air Charger System”などに大いに役立つでしょう。
これも抵抗無しが有ればと思ったのですが残念がら“R”入りしかないのでコレを採用する事にしました。
近いうち入荷すれば紹介致します、乞うご期待!!
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