CRF150RU


‘07 CRF150RU

■エンジン周り
○エントリーモトクロッサー初、水冷4ストエンジン搭載
・軽量4スト水冷150cc単気筒エンジン
・UNI‐CAM動弁系システム ・超ショート鍛造ピストン ・2系統潤滑システム
・Ф32FCRキャブレター ・軽量アルミマフラー

■フレーム周り
・高張力鋼セミダブルクレードルフレーム
・CRF150RUシート高866mm

■足回り
・アルミテーパスィングアーム
・倒立フロントサスペンション ・プロリンク式リヤサスペンション
・軽量高強度アルミダイキャスト前後ホイルハブ
・フロントФ220mm、リヤФ190mmディスクブレーキ
・CRF150RU F19インチ/ R16インチホイル

■その他
・オートデコンプ ・ディュアルタイプラジエター ・07YM、CRFシリーズ統一のグラフィック

■カラー
・R292−エクストリームレッド

■日本仕様
・MFJ規則対応−94dbマフラー同梱
※‘07 1月FIMレギュレーション変更により 2ストモトクロッサークラスに 4スト150cc排気量の参加が可能となりました。


ミニを制する者は ウデの向上も著しい、それだけ速く走らせるには難しく これを身につけることが

一番の近道で 勉強になります。CRF‐RはユニカムでDOHCに比べ ピークパワーを越えた時の落ち込みが

顕著ですが その代わり低中速のトルクが太く そこをうまく利用してやればブン回さなくても楽に走れる。

XR系の流れと同じようなエンジンフィーリングですので 扱い易く乗り易いのがメリットです。


お店で下ろしますのでパーツ群が次々と出来ると思います、ご期待下さい。

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2006年9月21日

コンパクトな4ストロークエンジンを搭載した扱い易い車体サイズの
新型モトクロス競技専用車「CRF150R」「CRF150RII」を発売

Hondaは、モトクロス競技の初心者から上級者まで幅広いユーザーに向けた、新開発のコンパクトな水冷・4ストローク・150ccエンジンを、扱い易いサイズの車体に搭載したモトクロス競技専用車「CRF150R」と大径ホイールを装備した「CRF150RII」を、10月13日(金)より発売する。

 「CRF150R」「CRF150RII」は、数々のレースで培った先進技術を熟成させ投入した、Hondaのモトクロス競技専用車「CRF450R」や「CRF250R」譲りの、力強い出力特性を備えた4ストロークエンジンを、足着き性に優れた扱い易いサイズの車体に搭載したモデルである。
 新開発の水冷・4ストローク・150ccエンジンは、1本のカムシャフトですべてのバルブを駆動させるユニカムバルブトレイン機構を採用し、扱い易い車体サイズとした専用設計のセミダブルクレードルフレームに搭載。軽量でコンパクトな前・後輪のブレーキシステムや、フロントに倒立式、リアにはプロリンク式を採用したサスペンションシステムなど、細部にわたり本格的な装備を施したモトクロス競技専用車としている。
 スタイリングは、Hondaのモトクロッサーを想起させる鮮やかなエクストリームレッドのラジエターシュラウドや、スリムな前・後フェンダーを採用するなど、速さや力強さを主張するアグレッシブなデザインとしている。
 また、ライダーの体格などに配慮し、フロント17インチ、リア14インチホイールの「CRF150R」、フロント19インチ、リア16インチホイールの「CRF150RII」の2タイプを設定することで、お客様の選択の幅を広げている。

CRF150R

●販売計画台数(国内・年間) CRF150R、CRF150RII シリーズ合計 300台
●メーカー希望小売価格
CRF150R 490,350円(消費税抜き本体価格 467,000円)
CRF150RII 507,150円(消費税抜き本体価格 483,000円)
* このCRF150R、CRF150RIIは、道路及び一般交通の用に供する場所では一切走行できません。
また、登録してナンバープレートを取得する事もできません。

と言ってもナンバー付けて売るところがあるんだろ〜な〜

見つけた方はこちらへ通報 ↓

お客様からのお問合せは、
「お客様相談センター 0120-086819(オーハローバイク)」へお願い致します。

=CRF150Rの特徴=

●エンジン周り 密閉式クランクケース構造を採用した軽量かつコンパクトな構造を持つエンジンは、1本のデコンプレッションシステム(減圧機構)内蔵型カムシャフトで、4つの吸・排気バルブを駆動させるユニカムバルブトレイン機構や、5速マニュアル・トランスミッションの採用により、幅広く扱い易いパワーバンドと、力強い出力特性を備えた性能としている。
キャブレターには、メインボア径32mmのFCRキャブレターを採用。スロットル開度を検知するECUが最適な点火時期を判別し、全回転域での安定した燃料供給を可能とするスロットルポジションセンサー(TPS)などにより、リニアなレスポンスを実現している。
エキゾーストパイプは、4ストローク特有の幅広いパワーバンドに適応させた、排気効率に優れた三段階のパイプ径としたテーパー加工を施している。また、サイレンサー内部の吸音材には、長繊維グラスウールを用いることで、最適な出力特性と消音効果を実現している。

●フレーム周り 力強い出力特性の水冷・4ストローク・150ccエンジンの性能を引き出すため、専用設計のセミダブルクレードルフレームを採用。エンジンの出力特性や重量との最適なバランスを追求し、信頼性と適度なしなやかさを与えることで、高い走行安定性を実現している。
また、ホイールサイズの異なる「CRF150R」と「CRF150RII」の2タイプで、それぞれ832mm、866mmの低シート高とし優れた足着き性を実現し、スリムなラジエターとシートや、専用のハンドルバーを設計することで、乗車時の俊敏な体重移動などを可能としている。

●足まわり フロントに倒立式、リアにプロリンク式のサスペンションを採用することで、細やかな減衰力調整を可能とした上級者向けモトクロッサー譲りの足まわりとしている。プロリンク式サスペンションは、「CRF450R」と「CRF250R」共通のリンクの取り回しとし、減衰力特性などの最適化を図っている。
また、テーパードタイプのスイングアームを採用することで、軽量化と高剛性化を両立し、効率よく路面にエンジン出力を伝える路面追従性を確保している。
ブレーキシステムは、フロントに220mmのディスクブレーキ、リアにはマスターシリンダーとリザーバータンクを一体化したコンパクトなブレーキユニットと、190mmのディスクブレーキを採用し、高精度な制動フィーリングを実現するとともに、軽量な足まわりを実現している。
さらに、前・後ホイールハブには、新設計の高強度アルミダイキャスト材を使用した、軽量なホイールハブを採用するなど、細部まで徹底した軽量化を図っている。

●その他の特徴 ・ スムーズなエンジン始動を促すオートデコンプレッションシステム(自動減圧機構)を採用。適度な踏力での素早いエンジン始動を可能としている。
・ ハンドルバーのクラッチレバーブラケット部に備えているホットスターターシステムの採用により、
シリンダー内部のガス抜きを可能とすることで、エンジン熱間時の始動性を向上している。
・ フューエルタンクは4.3Lとコンパクト設計。モトクロスのレースユースに十分な容量を確保している。
・ 安定した放熱効果を発揮する左右分割タイプのラジエターを採用。それぞれのラジエターユニットをフレームの左右に振り分けて配置することにより、最適な重量バランスも実現している。
・ カラーリングは、Hondaを象徴する鮮烈なエクストリームレッドを採用し、モトクロッサーとしての速さや力強さをイメージしている。

主要諸元

通称名 ‘07 CRF150RII (ノーマル96db仕様、OPT:94db)
車名・型式 ホンダ・KE03
全長×全幅×全高(m) 1.900×0.770×1.171
軸距(m) 1.285
最低地上高(m) 0.336
シート高(m) 0.866
乾燥重量(kg) 77.0
エンジン種類 水冷4ストロークOHC4バルブ単気筒
総排気量(cm3) 149.7
内径×行程(mm) 66.0×43.7
圧縮比 11.7
最高出力(PS/rpm) 24.5/12,500
最大トルク(kg・m/rpm) 1.47/10,000

キャブレター型式 FCR(メインボア 32mm)
始動方式 プライマリーキック式
点火装置形式 電子進角CDI式デジタル点火
燃料タンク容量(L) 4.3
クラッチ形式 湿式多板コイルスプリング
変速機形式 常時噛合式5段リターン
変速比
1 速 2.214
2 速 1.647
3 速 1.318
4 速 1.105
5 速 0.956
減速比(1次/2次) 4.117/3.733
キャスター角(度)/トレール量(mm) 27°48´/96.0
タイヤサイズ 前 70/100-19 42M
後 90/100-16 52M
ブレーキ形式 前 油圧式シングルディスク
後 油圧式シングルディスク
懸架方式 前 テレスコピック式(倒立サス)
クッションストローク275mm
後 スイングアーム式(プロリンク)
アクスルトラベル282mm
フレーム形式 セミダブルクレードル

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‘09 CRF150RII (94db仕様のみ)
型式 ホンダ・KE03
全長(m) 1.900
全幅(m) 0.770
全高(m) 1.171
軸距(m) 1.285
最低地上高(m) 0.336
シート高(m) 0.866
車輌重量(kg) 84.9
エンジン種類 水冷4ストローク・OHC4バルブ単気筒
総排気量(cm3) 149.7
内径×行程(mm) 66.0×43.7
圧縮比 11.7
最高出力(PS/rpm) 24.4/12,500
最大トルク(kg・m/rpm) 1.46/10,000

キャブレター型式 FCR(メインボアφ32mm)
始動方式 プライマリーキック式
点火装置形式 電子進角CDI式デジタル点火
燃料タンク容量(L) 4.3
クラッチ形式 湿式多板コイルスプリング
変速機形式 常時噛合式5段リターン
変速比1速 2.214
変速比2速 1.647
変速比3速 1.318
変速比4速 1.105
変速比5速 0.956
減速比(1次/2次) 4.117/3.733
キャスター角(度) 27°48′
トレール量(mm) 96
タイヤ(前) 70/100-19 42M
タイヤ(後) 90/100-16 52M
ブレーキ形式(前) 油圧式ディスク
ブレーキ形式(後) 油圧式ディスク
懸架方式(前) テレスコピック式(倒立サス)
クッションストローク275mm
懸架方式(後) スイングアーム式(プロリンク)
アクスルトラベル282mm
フレーム形式 セミダブルクレードル


‘07からCRF150Rはリリースされ ‘08から94dbマフラーが標準装備となった。↑上記性能を比較すると数値的に

若干の性能落ちに見られるが 実際乗り比べるとその差は歴然、一ランククラスのパワー差を感じます。

MFJレース参加の場合はレギュレーション上 致し方無いが 遊びで乗るにはあまりにも忍びない、96dbフルパワーを

体感してしまうと それ以下には戻せない。

‘07でカムシャフト、スィングアームのリコールが出ているものの フルパワーCRF150Rは間違い無く楽しいマシンに

違いは無い。

(参考までに ‘08 12/08現在)

・96db純正マフラー¥50.200(税別)、94dbマフラー¥54.700(税別) 皮肉にも94dbの方がコスト高。

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■149.7cm3・4ストロークエンジン

149.7cm3・4ストロークエンジン

軽量かつコンパクトな構造を持つ密閉式のクランクケース149.7cm3・4ストローク・4バルブ単気筒エンジンは、最高出力域において力強い出力を発揮するとともに、低・中回転域からも伸びのある走行を可能とする幅広いパワーバンドを誇る。また、4つの独立したカムロブを持ったカムシャフトや、排気バルブを駆動する2本の独立式ロッカーアームを採用するなどエンジンの高回転化に対応した構造としている。さらに、振動を抑えるための一次バランサーも採用している。

※4スト150にしては良くパワーを出しているが 今後の課題として2〜3PSは上げたい。

■ユニカムバルブトレイン

デコンプレッションシステムを内蔵したカムシャフト

4つのバルブを1本のカムシャフトで駆動させる、Honda独創のユニカムバルブトレイン。耐久性に優れた鋳鉄製のカムシャフトは独立した4つのカムを持ち、中央2つのカムがφ26mmの吸気バルブをリフターを介して直押しで駆動する。外側2つのカムはそれぞれ独立した2つのロッカーアームを介してφ22.5mmの排気バルブを駆動。吸・排気バルブにはスチール材を採用し、排気バルブを駆動するロッカーアームを1バルブに対して1本とすることにより高回転域での安定した出力特性を実現。さらに、独自の構造でバルブを駆動させることで21.5度の挟角バルブの配置を可能とし、コンパクトでありながらもすべての回転域において最適な出力を発揮する。

■ミニスカートピストン

ミニスカートピストン&クランクシャフト(重量1.969g)

ピストンは鍛造2本リング式を採用し、ボアφ66mmに対して高さがわずか28.7mm。盛り上がった形状のピストンヘッドは107gという重量ながら、高回転、高圧縮比に対応。コンロッドには二重浸炭処理を施し、大端部にニードルローラーベアリングを採用。これにより、高回転での出力と耐久性を最大限に引き出している。また、シリンダー内をニカジルコーティングすることにより、耐摩耗性、冷却性も高めている。

※CRF250Rのようにダイレクトなパワー感を出す為にクランクに軽量レーシング加工、フライホイル超軽量が必須になりそうだ。

■点火システム

点火システムには、8ビットデジタルCPUを採用。コンピューター制御により、エンジンの最適な点火時期をコントロール。スパークプラグは、排気バルブを駆動する2本のロッカーアーム間に取り付けられたパイプ圧入タイプのプラグホールによって、燃焼室中央への配置を可能としている。これにより理想的な燃焼室形状とあいまって、効率的な燃焼を実現。また、プラグキャップとイグニションコイルを一体化することで、軽量化と同時に電気ロス軽減にも貢献している。

■FCRキャブレター

φ32mm FCRキャブレターデュアルラジエーター

専用設計のケーヒン製FCRキャブレターはボアφ32mm。フラットスライド式スロットルバルブは、両側に2つの大きなローラーを採用することで、リニアなレスポンスに加え自在な操作性を実現。また、スロットルの開閉度を検知するTPS(Throttle Position Sensor)の採用により、ECUが最適な点火時期を判別し全回転域で安定した燃料供給をする。

※XRなどの輸出モデルやCRなどの輸出レーサーも含め アメリカ仕様と日本仕様は明らかにキャブセッティングが

 異なっているのが通例であった、ですのでXRなどは日本仕様のセッティングにしないと普通に調子良く走れない。

 しかしCRF‐Rが出て以来まったく同じセッティングで販売されているのをご存知でしょうか?どちらに合わせてあるか

 といえば国内販売のレーサーは明らかに濃い状態で完調とは言い難く 当店が関わったCRF‐R(YZ‐Fも例外ではない)

 は過去のデータに基づいてセッティングを行うとホールショットがコンスタントに狙えるほどのレスポンス、加速に変貌す

 る、アイドリングなども回転が波打つ事無く一定の回転を維持し安定する。しかし それがCRF‐Rのノーマルの素性で

 あり特別な事ではない。このセッティングはメーカーのどう言う意図かは分らないがキャブセッティングのやり直しは避け

 て通れない。

■マフラー

耐熱特性に優れたステンレス材を採用したエキゾーストパイプには、幅広いパワーバンドに適応するためにテーパー加工を施し、排気効率に優れた3段階のパイプ径としている。また軽量のアルミボディーを採用したマフラーには、消音材に長繊維グラスウールを採用し、優れた出力特性と消音効果を両立。

■5速トランスミッション

幅広いエンジンパワーバンドによるエンジン出力を効率よく路面に伝達させるため、5速マニュアル・トランスミッションを採用。また、メインシャフトとカウンターシャフトにそれぞれ独立した2本のシフトスピンドルを装備することで、操作性を向上。

■フレーム

力強い出力特性の4ストローク・150ccエンジンの性能を引き出す、専用設計のフレームを採用。エンジンの出力特性や重量との最適なバランスを追求し、適度なしなやかさを持った高いレベルの走行安定性を実現。また、フューエルタンク容量は4.3Lとコンパクトに設計しながら、モトクロスのレースに十分な航続距離を確保している。

■サスペンション

倒立式フロントサスペンションプロリンク式リアサスペンション

テーパードタイプリアスイングアーム&専用ドライブチェーン


フロントにカートリッジタイプの倒立式サスペンション、リアにはプロリンク式サスペンションを採用することで、本格仕様の脚回りとしている。リアサスペンションは、CRF450RやCRF250R共通のリンクの取り回しとし、リンク特性や減衰力特性の最適化を図っている。さらに、テーパードタイプのリアスイングアームを採用することで、軽量化と高剛性化を両立し、路面追従性を高めている。

■ブレーキ

φ220mmフロントブレーキディスク
φ190mmリアブレーキディスク

高精度の制動性能と制動フィーリングが必要とされるブレーキシステムには、フロントφ220mm、3.0mm厚、リアφ190mm、3.5mm厚の新設計ブレーキディスクを採用。トップスピードからの減速時も、十分な制動性能を発揮する。また、リアには軽量かつコンパクトなマスターシリンダーとリザーバータンクを一体化したブレーキユニットを搭載。

※CR85RUに比べ車重が増している分 ダイレクト感が薄い、特にフロントブレーキの強化が急務とする。

■その他の装備


●力強く一直線に伸びたリアフェンダー。
●強烈に存在をアピールする2007年CRFシリーズ共通のグラフィックを採用したラジエーターシュラウド。
●「Red Honda」を鮮烈に主張するエクストリームレッドのボディーカラー。
●軽い踏力でエンジンの始動を可能とするオートデコンプレッションシステムを採用。
●エンジン熱間時の再始動を容易にするホットスターターレバーをハンドルバーのクラッチレバーブラケット部に装備。


本案件につきましては、対象台数が極めて少ないため、
対象車両が有る販売店様のみに資料を発送させていただきます。

平成19年4月 No.4(1/2)
   サービスニュース  

CRF150R(KE03)カムシャフトキット交換
「無償修理」実施のお願い

  毎度格別のお引立てを賜り厚く御礼申し上げます。
弊社では、皆様の信頼にお応えするため、常々品質について万全を期すべく努力をしてまいりましたが
このたび首記車両につきまして、「無償修理」を実施することといたしました。

ご愛用のお客様に安心してご使用いただくため、ご多忙中恐縮ですが格別なるお力添えをお願い申し
上げます。

<記>

● 不具合の内容
原動機のカムシャフトに強度不足のものがあるため、レブカット領域を頻繁に使用するとカムシャフトが破損するものがある。そのため、走行中に異音がし動力が損失するおそれがある。

● 改善の内容
全車両、カムシャフト及びインレットバルブスプリングを対策品と交換する。

改善箇所説明図Center Center 改善箇所説明図Center Center 改善箇所説明図Center Center 改善箇所説明図Center Center 改善箇所説明図Center Center 不具合発生箇所注:     交換部位を示す。カムシャフトCenter インレットバルブSPCenter Center
                                              対策前
  カムシャフト穴径バルブスプリング識別マーク桃色 ペイントBitmap  
 
     
対策後
  カムシャフト穴径バルブスプリング識別マーク紫色ペイントBitmap  
 
     
● 対象範囲 
機 種 呼 称 型 式 車 体 番 号 製 作 期 間 対象台数
CRF150R KE03 1000003〜1000633 平成18年4月10日〜平成19年2月7日 631台


● お客様へのご案内
該当のお客様へは販売店様からの情報を基に、Hondaより案内状を郵送させていただきます。

●交換作業
この作業は販売していただいた販売店様、及び、お客様最寄りのホンダ二輪車取り扱い販売店様に実施していただきます。尚、販売店様の在庫車につきましては、実施後に販売していただきますよう、お願いいたします。




‘06 10 / 20 遂にCRF150R入荷

現車の詳細を紹介しよう。

現車の印象:細身で軽量 ラージサイズが大人には大き過ぎず小さ過ぎずのジャストサイズ。フルパワーのマフラー音は

150と思えないほどドスの効いたものでまさしくレーサーそのもの。アクセルレスポンスは俊敏そのものでラフなアクセル

ワークでも難なく付いてくる。フィーリングも予想通り下からフラットで実に扱い易い、初心者でも充分遊べコントロール

し易いパワーフィーリング。レースは勿論 プレイバイクとしても幅広く使えそうだ。

細かく見ていくと多くの軽量可能なパーツが見られ 早速着手する(詳細は後日)。そして レーサーとしての戦闘力

アップとエンデュ−ロで使っても耐えうるパーツ開発を急務とする。とにかく楽しい”大人のおもちゃ”に違いない。

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・CRF250 450R、]はラフなアクセルレーシングをしてもボコツキ無く付いてくる、しかし CRF150Rはボコツキが出る。
 これを付いてくるように改善が必要だ。

※ここ最近 同機種において国内レーサーと輸出向けレーサーのキャブジェッティングが同じである事に疑問がある、それ以前は
 各国向けでジェッティングされているのが普通でした。国内レーサーにおいてはベストを出すには各ジェットを変更しています。
 CRF150Rにおいても同様と判断し セッティングのやり直しを行う。

・CRF250R、]のようにすべて専用パーツ構成に対し CRF150Rはあちこちに流用パーツが見受けられる。
 それでこのお値段はチトお高いのでは・・・

・純然たる最新レーサーにしてはスチールパーツが多い、大幅な軽量化が見込めそうだ。

・CRF250R、]などと吸気バルブ材が異なり 幸か不幸かスチール製なのでウィークポイントであったヘタリが出にくそうだ。


まず 気になったのが重量です。2ストに取って代わる4ストレーサーだけにCR85RUと比較してみよう。

         
CRF150RU                           CR85RU

乾燥重量(kg):CRF150RU 77.0kg   → CR85RU 68.1kg

最高出力(PS/rpm):CRF150RU 24.5/12,500    → CR85RU 26.1/12,000

最大トルク(kg・m/rpm):CRF150RU 1.47/10,000     → CR85RU 1.56/10,500

パワーウェイトレシオ:CRF150RU 3.142 kg/PS    → CR85RU 2.609 kg/PS

改善策:比較対照CR85RU

・CRF150Rのパワーをそのままとすれば車重63.9kgまで軽量化(13.1kg軽量化)

・CRF150Rの車重をそのままとすれば28.6PSまでパワーアップ(4.1PSアップ)

相互の歩み寄りにて対策を進めていくことにする。

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ヴァイタルが新鋭4ストレーサーをどのように改善していくかの着眼点を見て頂きたく

下記↓に紹介致します、こう言うレーサーにパーツ開発しても売れないのは過去の

経験で充分 分かっています。

一応 販売目的で開発している訳ではありませんので 量産販売は致しません。

ご自分のマシン創りへの参考にして頂ければと思います。


もとがレーサーだけに軽く出来ているべきところが純正レベルで試行されていない部分を改善する。

まず 純正パーツレベルの入れ替えだけで簡単に軽量出来るものに着手してみよう。


・ハンドルクランプボルト
69g→55g(アタマ12mm→10mm)

・フォークボルト
111g→92g(アタマ12mm→10mm)

・キャリパーボルト:34g→26g(アタマ12mm→10mm)

・フロントブレーキクランパー
24g→14g(スチール→アルミ)

・リヤスプロケットナット&ワッシャ
40g→35g(14mm→12mm)

・内径10mmナット&ワッシャ
12g / 1ヶ当たり→9g 
フランジロックナットタイプ(17mm→14mm)
部位:エンジンマウント 3ヶ(36g→27g)、リヤショック 2ヶ(24g→18g)、リヤリンク 3ヶ(36g→27g)

・リヤスプロケットがノーマルはスチール製なので外品アルミに交換


対策検討事項

・リヤデルタリンク
CR85RUと違いリンクがスチール製
↑ 軽量ナットは肉厚が薄い為 突き出たボルトを削除すれば更に軽量化が進む。

いずれ ジュラ削り出しのアフターパーツが出てくると思いますので 後日交換。


・MFJ公認規格にはそぐわないがハイスロを装備(開度40°で全開)
シングルワイヤーハイスロ製作

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MFJ公認レース用に付いています94dbマフラーですが 

これを装着すると大幅にジェット変更しないと満足に走らないし、ジェッティング出来ても当然フルパワーに比べ

パワーフィーリングは1ランク落ちてしまう。

CRF150Rのフルパワー純正マフラーは1.6kgと軽量なので捨て

がたく ノーマルベースの対策を施す、MFJ公認レースにはそぐわないが フルパワーマフラーに

この”魔法のテールピース”1つを装着する事でジェッティングする事無くフルパワーのまま94dbをクリヤー出来る。

定番アーシングで点火強化


 ↑ CR85Rでも消耗が早かったローラーをベアリング入りに交換


 ↑ 遊びに使うには燃料が生命線、予備コックを装備



              ↑ノーマル                        ↑アジャスト式クラッチレバー  

CRF‐Rシリーズの中でCRF150Rは唯一 標準採用されなかったアジャスト式クラッチレバーを装備。


ドライブスプロケット取り付けボルトノーマル:24g → 16g(アタマ10mm→8mm)


リヤスプロケット純正スチール:792g アファム:253g


フロントアクスルナット ノーマル:24g → 22g(アタマ22mm→17mm)


リヤアクスルシャフト ノーマル:449g → 中空タイプ:373g

=余談=


純正サイドスタンドは昔から座りが悪く安定性に欠ける、特に未整地では。座りが良いようにノーマルを改造しました。



↑溶接で2個1にする為 歪まないようジ具から製作           ↑ オフセットブラケットを作り完成

フロントノーマルディスクφ220mmからφ240mmのビッグローターを製作中、2個1で作っている為 
コストと手間的に現実的で無く 製作依頼は勘弁してください。


ついでにディスクカバーも製作


ステップは重量もあるが高さの変更が主。
ノーマル:スチール226g → ステンレス鋳造:210g


これも定番 アルミブレーキバンジョーボルト フロント、リヤ共に交換
    ノーマル:2ヶで38g → 11g

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‘07 01 / 26 部品工房さんから新たなるアイテム

CRF150R用エンジンハンガー(プロトタイプ)


ジュラ材削り出し 片側プレート:37g


上がノーマル(片側):56g に対し 更に当店で軽量加工:32g

これは大きな軽量アイテムだ。


詳しくは部品工房までお問い合わせ下さい

п浮eAX 0424(22)9255

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芸能人は歯が命、水冷は水が命


同じベースの機種でレーサーとエンデュ−ロとの装備の違いは クーラントのリザーバータンクの有無です。

スプリントの場合は走っている時間が短いのでリザーバータンクが無くてもよっぽどのことが無い限り

致命的なダメージを受け難い。しかし 長丁場の場合はオーバーヒートでクーラントが吹いた場合

リザーバータンクが無いと吹いたクーラントは垂れ流しで冷えた時はエアを吸ってしまう。リザーバータンクの

役割は吹いたクーラントをタンク内に受け止め、冷えますとリザーバータンクに溜まったクーラントを

戻し ラジエター内のクーラントを一定に保つ役割を果す優れものです。遊びであってもスプリントであっても

是非装備したいアイテムです。


リザーバータンクを何処にレイアウトするか考え タンクのステーを製作


当初 左フレーム内側にレイアウトしたが どうもスマートでないので変更


リザーバータンクの造りはご存知だと思いますが大気開放でないと意味が無い。
また 吸い口を極力低く取り 揺れによるエアを噛まないよう揺れ止めスポンジを入れた。
これで一時の吹き零れに対する対策も万全、何か有っても走行不能と言う事免れそうだ。

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腕上がり防止、マメが出来にくいお勧めアイテム

Boyesen SHOKOUT グリップ


過去我がヴァイタルのマシンにほとんど装備していますお気に入りアイテムです。私のようにジジィに

なりますと いかに体力を温存出来るかに気を配るようになりました。ハンドルの角度 高さ、レバーの高さ、

ブレーキの効き始める位置、クラッチが繋がりだす位置など。腕上がりが来ないように気を使います。

昔はフレックスグリップと言っていたと思うのですが ‘07 CRF150RUをお店で下ろすにあたり当然

装備するGOODSです。関西では坂下と言うコースがありここのレースでは良くマメが出来て辛い思いを

しました。もともとこのグリップはスーパークロスのライダーの要望により開発されたもので大きな衝撃は

もとより小刻みな微振動が続く場合 左のハウジング内にゴムダンパー(ハード、ミディアム、ソフトの3種類が

付属)が内蔵されていて微妙に動く事によりダンパー作用を持たせたグリップです。これはスロボロに並ぶ

効果テキメンのお勧め商品です、価格が高いのがタマにキズです。

Boyesen SHOKOUT グリップ・・・商品価格¥12.000‐ 税込価格¥12.600‐


CRF150Rエンジンチューニング



         ‘09 CRF150R U

兼ねてより当店のCRF150RUは黒外装にしようと思っていてUFOより黒(フォークスライダーを除く)、白、赤が出ている。

CRF150R

フロントナンバープレート \3,675
フロントフェンダー \4,410
フォークスライダー \5,460
シュラウド \8,085
サイドパネル \8,085
リヤフェンダー \3,990
外装4点キット \23,100

‘09モデル諸外国向けにCRF250R同様ブラックバージョンが出た。

・ドライブスプロケットカバー
・フロントゼッケン
・フロントフェンダー
・フロントフォークプロテクター
・リヤキャリパーガード
・ラジエターシュラウド
・シート
・サイドカバー
・マッドガード
・リヤフェンダー
・エンジンガード

が違うようだ。コレに加えブラックエクセルリムを組む事にする。(この純正パーツ黒バージョンの販売目的ではありません)


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