“Air Charger System”


Air Charger System

少なくともRFVCエンジンのチューニングを初めて29年 

現在までいかにパワーを上げるかを毎日毎日、四六時中 試行錯誤をしてきた。

通例のボアアップ、カム、キャブ、排気系などの変更は誰でも思いつく、そこから先が各チューナーの

方向性、裁量が分かれてくる。中でも排気量はデカければ良いだろう 圧縮は高ければ良いだろう キャブは

大きければ良いだろう的な流れは未だにあるようです。ハイカムにしてもポーティング ビッグバルブ

などはいかにシリンダーへの充填効率を上げる事が出来るかでパワーをより多く引き出す事に採用

している。平均充填率はその排気量の60パーセントと言われている。それを↑上記のパーツ、加工を

含め数パーセント上げる事で大きく体感に出てきます。その数パーセントと言うのもせいぜい5パーセント

未満の話で それだけでも結構なパワーアップが見込める。表には出していない手法の塊 俗に言う

“Taguchi仕様”は その集大成とも言えるもので 出力向上の為になるものは細かく積み重ねてきました。

クルマの世界ではメカチューン派はチャージャー仕様を「反則だ」と言う。レシプロクラスの中で

ロータリーで走るようなもの その昔4ストクラスで2ストレーサーで走るようなもの。

その昔ではボルトオンターボでノーマルから最低1.2〜1.5倍のパワーアップが確実に可能なユニットで

アンチョクです。社長室にも書きました26年前に この“Air Charger System”は一度トライし実現出来なかった。

しかし 今の時代だからこそ実現が可能になったのです。↑上記記載のように様々な手法で数パーセント充填

効率を上げる事に多くの費用 手間を掛けていましたが少しでも吸い込む吸入量を後押しするだけで

その数パーセントを上回る手助けが出来るシステムが今になって完成したのです。

ターボ車に乗った事がある人であれば経験があると思いますがブースト計が正圧にならなくても0(ゼロ)

近くまで上がるだけでも見違えるように力強く走る事は経験が有ると思います。


その原理をバイクに投入したシステムなのです。

しかし システム構造上スロットルバルブを押し上げてアイドリングさせるキャブレター、

負圧を感知してスロットルバルブを作動させるキャブには不向きで アイドリング時

ベンチュリーが全閉である当店推奨のPJキャブ装着車が最適対象となります。

通常でもPJキャブを採用されているバイクは他に比べて一歩先に出る優秀な気化器です。

ソレに加えこのシステムを付加すれば1+1=2ではなく相乗効果により2以上の力を発揮します。

原理は

↑上記グラフの/斜め線がエンジンが回転と共に吸い込む量 自然吸入量です、

―線はブロアが供給する量です。

低速になればなるほど上下矢印の幅が大きい、この幅が大きければ大きいほど追い込み量が大きく

加速、トルク、爆発圧が多く得られます。小排気量ならではの中速までの非力感を補い

回転の上昇と共にカムシャフトのパワーバンドに乗せ易くするシステムです。回転上昇が一様に速く

パワー感、加速感はヒトランク上のフィーリングに生まれ変わります。(キャブ1ヶ変えたのより体感は大きいかも)

特に一番使う回転域 低速から中速のトルク、レスポンスアップの手助けには効果絶大。


常時過給状態にしようと思いましたが いい調子でブン回してしまいますのでエンジンが心配です、

単純に考えても自然吸気よりも一発一発の爆発力が強くなる為ノーマル以上のストレスがエンジン各部に

掛かってくるのは言うまでも有りません。いくらロングライフにチューンしていても条件によっては「耐ちます」

と言う訳にいかないシチュエーションが出てくるかも知れません。

それと燃費の低下が懸念されます、今までの逆でリミッターを付けたいぐらいです。しかしそれでは面白くないし・・・

手元のスイッチで必要な時だけ稼動させれば 面白い使い方が出来ると思い 使い方はユーザーに

お任せする事に致しました。


Hybrid Tuning Machine

ハイブリッド(hybrid ):2つ(またはそれ以上)の異質のものを組み合わせ一つの目的を成すものを言う。

まさしく今の言葉で言うハイブリッドに当たるかもしれない。

通常レシプロ機能の上にAssist or support という機能を付加したシステムです。

取り付ける条件が有ります。

・キャブ変更されたもの(MD30ノーマル負圧キャブは取り付け不可)


上映像↑○印の4点はキットに含まれています、それ以外はノーマルと入替えます。


上映像↑エアクリーナーBOXは試作で作ったモノです、キット中のBOXは新品(色:ブラックのみ)です。

“Air Charger System”取り付け対象機種:ME08 MD30ベース(300にも可)

基本ユニットはご自身のエアクリーナーBOXを加工するという前提で御願い致します。

@ユニット一式・・・¥42.858-
   構成パーツ:ブロア&取り付けブラケット LEDインジケーターランプ スイッチASSY 配線一式 マーク×2
 A取り付け工賃・・・¥8.000-
 B配線加工・・・¥6.800-
 @+A+B=\57.658− 税込価格(8%)\62.270−

新品のエアクリーナーBOX(色:ブラックのみ)で組むまたは通信販売をご希望の方は
 @
(エアクリーナーBOX込みで¥50.000‐)+A+B=\64.800− 税込価格(8%)\69.984−

※メーカー純正エアクリーナーBOXの在庫が品薄の為 納期が掛かる場合が有ります。

またBOX単品とは

工期:車両を預かってもしくはエアクリーナーBOXが届いて2〜3日前後


=通信販売の場合=

ご自身のエアクリーナーBOXに取り付ける場合BOX単品にして当店に送って下さい、

赤円○:必須パーツ 
青円○:付いていても構わないパーツ

♯8コネクティングチューブにエアインジェクション用チューブとブリーザー用チューブの
穴が開いていますが 加圧する為これらを塞がなければなりません。塞ぎ用埋め栓¥380/ヶ(税別)

またブリーザー

送料につきまして発送受け取りはユーザーさんの負担になりますのであらかじめご了承下さい。

取り付ける車両のデータの送付

排気量cc(分かればメーカー)
(例)ホンダ XR250 MD30 7型

カムシャフト
 (例)HOTCAM

キャブレター(メインジェット♯)
 (例)PJ36

排気系(エキパイ、マフラー)
 (例)250cc ヘッダース&Powerd Muffler Mk.V

※このシステムはTurboもしくはSuper Chargerの類では有りません。
また純正エアクリーナーBOXのメーカー在庫が少ない為 欠品の場合
納期を頂く事があります(カラー:ブラックのみ)。

ブロア自体に数の限りが有るため 無くなり次第終了とさせて頂きます。


↑マニュアルスイッチ             ↑インジケーターランプ



マーク×2枚

※エアクリーナーBOX本体以外のパーツは現在付いているモノを入替え使用します。

ホンダ純正盗難防止システムが取り付けられている場合 外すか取り付け出来ない場合が有ります、

要はエアクリーナーBOX上面に他のユニットがある場合取り付け出来ない場合が有ります。

※試乗車がありますので乗って頂き必ず体感した上での依頼を御願い致します。

使用していますブロア本体の数には限りが有りますので無くなり次第終了とさせて頂きます。

競技用パーツに付き このキットを取り付けた事での保障一切はしかねますのであらかじめご了承願います。

CRF150F(キック式)につきましては御相談下さい。

XR400Rにつきましては販売を遠慮させて頂きます。

バイク用Chargerとして実用新案申請検討中


=オプション=

通気性抵抗が少ないので更にレスポンス&充填効率を上げるのに効果的です。
ただし 新品にはフィルターオイルがたっぷり染み込ませて有りますので脱脂してお使い下さい。

薄型K&Nエアフィルター・・・¥7.500- 税込価格(8%)¥8.100- (要在庫確認)

通常MD30用で頼みますと分厚いタイプが来ます、これは“Air Charger System”装着の場合取り付け出来ませんのでご注意下さい。
なおホンダ純正ビスカスタイプでもオイルを含ませてあるので脱脂すれば効果的です。

------------ Related to the previous -----------

“Air Charger System”を体感した方のインプレを紹介します。
「ヴァイタルの掲示板」から転記


CRF150F with Air Charger System


MD30 with Air Charger System

------------ Separate case -----------

最近 小排気量や他機種に付かないか という問い合わせが多く寄せられています。

取り付け方を試行錯誤し 無い智恵を絞って付けています、その中で思うのはXR系は

他の市販車に比べればエアクリーナーBOXが比較にならないほど大きいのを痛感しております。

エンジンのトルクアップ、低速の太さ、吹き上がりなどエンジンのトータルフィーリングを

向上させるのに大きく関わってくる部分です、ホンダの本格的な造りの伝統を感じます。

その恩恵でこの“Air Charger System”が取り付け可能になっているのです。



販売中止 XR400R with Air Charger System ⇒ 
危険極まりない



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