DATSUN 
S U N N Y truck B-122


サニートラック・標準デラックス(B122T型)
全長×全幅×全高 : 3845×1495×1395mm
ホイールベース : 2300mm
車両重量 : 710kg
エンジン : 直4OHV 1171cc 64PS


中期型(1977年 - 1989年)

GB121/GB122型 2代目サニートラック ロング
中期型

B120型をB121型へマイナーチェンジ。ヘッドランプは規格型丸形2灯式のまま、フロントグリルのデザインが変更された。B110型サニークーペと共通だが、塗りわけが異なっている。また、サイドの車名ロゴエンブレムも変更された。
室内では、インテリアカラーがブラウンに統一された。メーター周りも変更され、サニークーペB110型前期用の丸形メーターとなった。

1979年10月、昭和54年排出ガス規制に適合し、型式がJ-B121型へ。ハーフホイールカバーが廃止。

1981年10月、昭和56年排出ガス規制に適合し、型式がL-B122型へ。

1985年1月、59年騒音規制対応及び車名を「ニッサン」に変更。

1986年11月、一部改良。フロント合わせガラスの採用と同時に駐車灯が廃止される。

後期型(1989年 - 2008年)

GB122型 2代目サニートラック ロング
後期型

海外仕様 1400バッキー
1989年11月に、ビッグマイナーチェンジ。フロントにディスクブレーキを採用し、エンジン改良、三元触媒を搭載し、昭和63年排出ガス規制対応、NOx規制適合車両(型式R-B122、R-GB122)となった。現在施行されている改正NOx・PM法にも適合している。
外観上も規格型角形2灯式ヘッドランプの採用とフロントグリルのデザイン変更が行われた。インテリアには部分トリコット生地シートが採用され、内装色もグレー系に統一された。

1994年3月、バネットトラックとサニートラックとの車種統合策により、サニートラックの廃止が決まり、国内販売を終了する。


サニートラック 仕事用のトランポとして早20年経ったようだ。私がクルマを選ぶ時 例え仕事用としても

半分は趣味性を兼ねたものを選ぶ。ワンボックスの方が何かと便利だとは分かっていてももう懲りた。

そもそも念願のハイラックスの四駆 ガソリン2000ccショートボディ新車を使っていたが若気の至りで

下映像↓のようになってしまった まだハイリフトが流行る前だ。

最高地上高2.5m まさにアホだ 上げる事に命を掛けていた、あまりに乗りにくくなったので下映像↓の戻した。

その頃 ウチのお客さんの間で四駆(車高上げ)と二駆(ローダウン)のトラックが流行っていた。

二駆のローダウンで夜な夜な峠に走りに行っていたので 「なんでサニトラが居ないんだろう、

私だったらサニトラにするけど」と思っていて 乱入する為に中古車屋に捜してもらうことにした。

半年経った時に連絡があり「上物が入ったので買っといたよ」と言われたが 正直忘れていた。

今更と思ったが安かったのでハイラックスと併用でコレクションに加えた。

B−122 四輪ドラム 丸目 ショートボディ メーター一回転の新車!?

前オーナーは農家の爺さんで農機具を積んで畑に行くだけだったと聞いた。傷 凹み ひとつ無く

確かに綺麗だった。乗り始めた頃120kgほどの荷物を積み 随分先の信号が赤になったので

余裕を持ってブレーキング、タッチはあるもののまったく制動が効かないのに肝を冷やした「危ない」。

半年後に新型サニトラ角目の極上部品取り車が運良く出てきた、ウチの前でも良く見た自動車部品商の

配送車で走行4万キロ。出会い頭の事故で軽傷だったのに 引き上げのレッカー車が勝手に全損だと思い

ルーフにワイヤーを架け本当に全損になった上物だった。電装(フルトラ)、内装(茶色⇒グレー)、

フロントサスASSY(ディスクブレーキを含む) 駆動伝達系 クーラーなどを移植。

エンジン、ミッションは予備で置いておいた。ディスクの効きは天と地ほど差があった。

乗り易さで必然的に常に使うのがサニトラになり 結婚と同時にS130Zとサニトラを残し 8台を処分。

当初はホイルをスピードスターMKTにする程度だったが ウチのお客さんが「ホモロゲが切れたから

レースで使っていたSPヘッドとタコ足をあげる」と言って置いていった。私は要らないと言ったのだが・・・

有ると組みたくなるのが人情 車検や仕事に支障が出るようでは困る、ウチに出入りしていた車屋が

「車検どうも無いで〜」と言うので解禁、ここからまたクルマいじりが始まった。

サニーと言えばTSサニー。

このトラック版を作りたかった。しかし いざオーバーフェンダーを取り寄せてみると


こんなに幅が薄かったっけ?240ZG並に太いイメージがあったのだが。


であれば そのように作ればいい、リアはアーチカットし板金。余っていたハコスカ用外品4枚オーバーフェンダーを

取り付けた、車高2inch下げそして公認車検。この頃はまだハコスカは持っていなかった。

いずれ来るべきハコスカと兼用出来ると思い14inchワタナベの物色が始まる、8、8.5、10、11、12Jと

買い揃えた。そしてリアオーバーフェンダー俗に言うハコスカワークスオーバーフェンダーで4ナンバーギリギリの

公認が取れた。

ミラーはビタローニ カーボンボンネットなどなど。エンジンはA12のコーナーを御覧下さい。

そして出来たのが今のコレです。



ウチのお客さんにプレス屋さんが居たので下映像↓のものを作ってもらった。



ステン鏡面仕上げの板にパンチングを打ってもらった。


ジュラ板をプレスでスポイラー?も作った。






たまに気分を変えて13inch-10Jスチール加工ホイルを履く時もある。


バイアスタイヤならではの雰囲気が“昭和のかほり”がして私にはたまらない。

GT-Rのカタログに載っていた雰囲気に似ているかな。



マフラーは年式が触媒が無いタイプなのでオリジナルで作って 車検OK。


フロントマーカーレンズも輸出用を用意したが何処に行ったか分からなくなっている。


=備品=
運転席シートはコブラ
アクセルペダルはオルガン式から吊り下げ式に
シフトレバー ショート加工
クラッチアーム延長加工
タコメーター取り付け
リアダンパー:ランチョー(低圧ガスショック)

------------ Separate case -----------

ハコスカのブレーキ性能が上がってきただけにサニトラのブレーキがプアーに感じてきた、

入替えた時にはあれだけ“無敵感”があったのに。

またノーマルホイル&ラヂアルタイヤの時はハンドリングが実に癖が無くニュートラルだったのに

太いホイル&タイヤに入替えたと同時にバイアスタイヤに履き替えたかのように“フラフラ”で

路面がうねっていると不意に取られまくりハンドルから手が離せない。専門店に対策を聞くと

「無い」とキッパリ 宿命だ と言うことだ。

------------ and -----------

こんなモノも買い揃えていたようだ。







またいずれ付けようと思って買っておいたサニーエクセレントのグリルもある。



サニトラにこのマスクはまず見た事が無い、サニーと言えば私的にはこのツラ構えなのだ。


しかし ハコスカにかける愛情に比べれば サニトラが可哀想かも。


------------ Separate case ----------- 

お手軽なチューン?と言えるかどうか分からないが“ラムエアシステム”と言うのがある。

フロントグリルに吸入口を設け エアクリーナーBOXまでダクトを導いて走行風圧を呼び込み

圧力をかけるシステムだ。やらないよりはマシだが効果覿面とまでは言い難い。

その昔 昔 「ナショナルターボ」と言う簡易的なターボとも言い難い安価なキットがあった。

プーリからベルトを介してエアクリーナー吸入口の前にファンを回す事でエアを吹き込む

キットだ。これが意外と体感出来るほどの効果があったと聞いた。最近は省電力で強力な

ブロアがある、ソレを使って強制的にエアを吹き込み充填効率を上げるシステムを作ってみた。

室内で“ここぞ”と言うときにスイッチオン 1割増し以上の効果が得られる。しかも専用のセッティングは

要らない、加速途上にノッキングも出ない。レスポンスと低速からのトルクアップ 吹き上がりが確実に

強くなる。名付けて“Air Charger System”。

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東名サニーのチューニング


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