事故から示談まで

頼れる板金屋さん“くるまくらぶ”さんがなくなって そこら辺の修理屋には出せなくなった。

なので 今の現状をなるべく維持するようと日々務めていたが心無いポンコツジジィの為に

その些細な私の“子供からの夢”がいとも簡単に崩れ去った。

事故の状況につきましてはP - 38を参照下さい

事故だけは避けたい、事故を起こすなら自分の不注意で起こすか相手側の不注意で起きるものだと思っていた。

考えれば偶然が偶然を呼び 起こるべくして起こったような事故だった。

幸か不幸か「モライ事故」 止まっているところに事故を起こした片割れが突っ込んできた。

事故の張本人は当初から今に至るまで一度の謝罪は無い。

「まさかクルマが来ると思わなかった」しか繰り返さない。

初めは物損で処理していたが時間が経つにつれ腹が立ってきた。

すぐに人身事故に切り替えたら張本人は84歳 これを機会に免許は返上して欲しい。

そして厳罰に処して欲しいと警察には伝えておいた。

クルマは凶器にも成り得るものだと認識して運転しないと相手を死に追いやる事もある。

気楽に運転されてはたまらない。ポンコツジジィ分かっとるんかい!

ポンコツジジィ
何故加害者の事をココまでコケ下ろすかと言えば 事故直後から今に至るまで私に一度の謝罪もしないのが一番腹が立つ。人身事故なので当然私は怪我をしている訳で 今回の事故はひとえに自分の不注意から引き起こしたものだ。その事に付いてまったく反省していないようだ、保険屋を通じて何度も通達はしている、にも拘らず・・・ 年齢84歳。とっくに人の見本となるべき年齢だ。何かにつけそういう生き方をしてきたのだろう。碌な者ではない。ヒトの道理として許せない。起こった事は仕方がないがその後の対応がその人の価値を決める。クソだ、クソ野郎だ。今頃は今回の事故などもう忘れているに違いない。

------------ Described below -----------

事故後の現状をよ〜く見ておこう。
















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保険についてよ〜く考えよう。
普通保険に加入するのに条件と金額だと思う、加入者にしてみればそれで選ぶのも分かるがいざ起こされた方にしてみれば充分な補償が担保されるかが問題となる。加入者はそこまで考えは及んでいないと思う。修理屋の評判によれば「加入率ナンバーワン」などとTVなどで宣伝しているところはまず評判は最悪。事故を起こされた側は泣き寝入りに近いような事になるか 長期の裁判となる場合が往々にしてあるそうだ。となれば加入者にも損害などの請求が振りかかりかねない。事故をしても起こされてもまず得は無いと思った方が良いだろう。


ハコスカのような旧車は事故を起こすとややこしい事になるのは分かっていた。

通常査定では全損5万円也ー しかし今の中古車相場を参考にするのが定説だ。

中古車相場と言ってもピンキリ・・・ 当然安く見てもらってはたまらない・・・

私の車両の程度を認識してもらう為 このHPを見て欲しいと言うこと。

「ハコスカ ホームページ」と検索してもらえばすぐに出ると言う事はいかに世間で認知されているかを

認識してもらうには丁度良かった。

日を改め 見た感想を聞くと「凄いですね」と言っていた。

と言う事は大体のところが分かってもらえた筈。

なので現車を見に来た保険査定員に次の条件を満たす中古相場を見てくれと言った。

=選考最低五条件=

・車体色:シルバー L28&車高・幅公認車 5速マニュアル ウィンドウ手巻きハンドル

・外装がHT・GT-Rである事

 フロントグリル周り サイドエンブレム フェンダーミラー テール 白ガラス 前後“R”ウェザーストリップ etc

・内装もHT・GT-Rである事

・レストア済み表示

・クーラー装備車

以上

↑上記の条件を最低満たす車両を参考にして欲しいと。

この事故に関する過失割合は100:0と認定(当方過失無し)。

クルマ屋に聞くと保険屋によっては低い金額を提示してきて合意出来ないとすぐ裁判に持ち込むと。

そうなれば1〜2年掛かったりするので心が折れ安い金額で示談するというのが定番らしい。

私としては元通り直してもらわないと困るし 非常に不安だ。この話をウチに来ているワコーズの担当に

すると「絶対満額は出ません、私もそうでしたし 泣き寝入りですよ」と言う。それも最後まで「絶対出ません

絶対払いません」を連呼して帰っていった。「何やコイツ 腹立つわ〜」

もともと担当が替わって来たヤツだが話す度 鼻に付く事が多かった、自分は何でも知っている的な

口調だ、特にメカの事は。しかし内容は穴だらけ たまにこんなヤツは居る。

ウチの近くにワコーズのお得意さんのクルマ屋が2軒ある、その話になった時「ココには気を付けや〜

本性はクソ野郎だから(ウチがひどい目にあった)」と言った事が気に入らなかったのだろうか。

しかし事実である、トラぶった時に誠意ある対応が出来るかが判断材料になるのだ。

あれからウチ以外には顔を出しているようだがウチには来ない。

ワコーズとは長い付き合いで主催レースにも永く協力してきた、こんな事で疎遠になるのは残念だ。

あんな担当の為に。

------------ Talk on behalf -----------

さて修理をどこ任せるかが問題だ、幸い“くるまくらぶ”さんの大将と連絡が取れ「何処か任せられるところを

知りませんか?」と聞くと 「・・・あるとすれば一つしかない、頼んでみるけど旧車屋さんではないので

受けてくれるかどうか・・・ 聞いてみる」と言う事で連絡を待った。

数日後連絡があり“くるまくらぶ”さんの顔で受けてくれることとなった。

しかし一番気にしていた事はあの塗料だ、あの塗料の良さを体感するとランクを落すのは耐え難い。

しかし“くるまくらぶ”さんが無い以上普通の国産塗料で我慢しないといけないのだろうと。

ソレを相談すると塗料は仕入れられるので元通りに出来ると言う事で一安心。


その修理屋さんが見にくるまで約一ヶ月

その間に何とか転がせるようにしなければならない。

右足回りを総どっ換えしなくてはならない。


見に来た修理屋さんが言うにはフロントパネルは板金出来ないので交換だな。

右ドアも交換した方が良いな と曰く。

でもフロントパネルなんて無いだろうな・・・ 困ったなぁ と二人で話していた。

そこで私は「パネルもドアも持ってますよ」と言うと

両氏:「そんな部品なんで持ってんねん」

私:「そこまで本気で乗っていこうと思っているから万が一の時の為に買っておいたのです」

両氏は感心していた。

本当は今回の事故で何も買わないでも直せる部品は持っていた、しかし金さえあれば今は揃うので

すべて妥協無く購入して直す事は心に決めていた。

ポンコツジジィが一言でも謝罪の意志を見せてくれていれば多少は妥協したかもしれないが

一切それも無いので「元通り」にする事に一切妥協はしないと決めたからだ。

事故以来 張本人の謝罪が一言も無いので保険屋には「修理については妥協しない」事を伝えていたので

あるものはすべて新品を調達して組み上げる事にしたのだ。

流石にストラットは新品が無いので程度の良い中古をあてた。

------------ Icing on the cake -----------

ふと思いついたのだが使えるカーボンカバーがあるので合わせてみた。


もともと飛び石などから保護するカバーなのだ、ハコスカ系でこんなの見たこと無い。

コレは良いかも・・・

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その後気になったのがフロントスタビライザーだ。

正谷栄邦号のレプリカを随分前に入替えたのでもう無いだろうなと思っていた(当時30本限定)。

一応買ったところに聞いてみたら1本だけ残っていると言う事で本通りに戻せる 運が良い。

ココで新たな心配事が出てきた。

“くるまくらぶ”さんに相談してもそれは無理じゃないかと言う。

フロントスポイラーはカーボンのイッピンモノで同じ変わりが無い事。

クーラーもコアが潰れていて補修パーツは出ない、しかし次の取り付け予定のクーラーはすでに持っている。

↑上記2点は購入金額で弁償して欲しい。

左フロントフェンダーは板金で治せるというが右フロントフェンダーとボンネットが新品なので

左も気持ちよく新品にして欲しい と。

直接交渉で保険屋さんには了承を取り付けた。

それとガラスコーティングだ、保証書を見てみると有効期限を4ヶ月過ぎていた。

修理屋さんにコレはどうでしょう?と聞くと「無理じゃないかな」と言う。

しかし現物はバッチバチにまだ効いている。

今の件も直接交渉で保険屋さんには了承を取り付けた。


別の日に保険屋さんから連絡があり「あのクルマいくらで買ったのですか?」と聞いてきた。

私「そんな事関係無いし 言うと思っているのですか」と。

そんな話なら新車当時GTは80万だったから査定80万と言う話になるのですかと一蹴。

保険屋「ですよね・・・」

だから↑上記条件の今の相場を見て下さい というと「分かりました」と言って電話を切った。


しばらくして保険屋さんから連絡が入り 車両査定おわわ万円で認定したので半額のあわわ万円で示談したいと。

そこで私は素朴な疑問で「おわわ万円では同じ程度のハコスカ買えませんよ」と言うと

保険屋さん「・・・・・」

だから↑上記の査定条件を出して見てくれと言ったのに・・・ 安く見られたものだ と。

その時点ではまだ我がハコスカは修理屋さんには入っていなかった。

見積も出てないのに良く連絡してきたものだと呆れた。


数日後ハコスカは修理屋さんのもとに運ばれていった。

積車に積まれた我がハコスカの後姿はやはりカッコ良かった。

翌日

その修理屋さんの元に担当の保険屋さんが見に行った時 あわわ万円で修理して下さいという話を

もって行ったらしいが一蹴、うわわ万円は掛かるぞ と。

保険屋「では見積をお待ちしています」と帰って行ったそうだ。

=結果=

最終査定は800万と言う事で一件落着

お墨付きが付いた。

------------ Icing on the cake -----------

引取りの夜 積車に積まれた“我がハコスカ”を後ろから見上げていると

久々に思ったことだが「かっこいいなぁ〜」と。

街灯に照らされピカピカ光っている。

勿論 事故った部分が見えないアングルだ。

------------ Another day -----------

修理の途中経過を“くるまくらぶ”の大将が写メで見せに来てくれた。

エンジンは下ろしたという事は聞いていたものの その映像に写っていたものは

塗装は剥離され何処が事故ったところなのかまったく分からなくなっていた。

寸法的には元通りに出来てもシワがよったところまでは直せないと思っていたからだ。

何処を見てもまったく分からない状態になっていた。

エンジンルームも塗装されるし メインハーネスも新品

左右フェンダー フロントパネル ボンネット グリル ライト&ステー バンパー ミラー ホイル&タイヤ

エンジンメンバー&アーム スタビライザー テンションロッド ブッシュ類 etc...

要は前半分はまったく新しく生まれ変わる事になる それも新品で。

修理行程の映像が手に入った。


↑外装仮組み










↑トルクロッドの付け根には補強を入れてもらった。



↑錆が回りやすいコーナーにも処理を・・・

↑シワが入った部分は治らないと思ったが流石 元通り




エンジンルームもピッカピカ





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修理部位

=使用するパーツ群=


















H28 10月20日現在

エンジンはもう載せられ始動確認は出来ているという。

あと塗装とガラスコーティングを残すのみとなっているようだが

もう少し時間が掛かるとのことで今年中に出来れば良いかなと思う。


以降は完成の項へ



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