‘88XR600Rjより キック連動のオートデコンプ機構(ワイヤ−作動)を廃し カムシャフト本体にオートデコンプ機構
一体型が採用された、キックスピード(セルモーター)ぐらいのカム回転ではこの機構が右側排気ロッカーアームを押し
圧縮抜きをさせ クランキング抵抗を軽減させている、だから体感的にはどこから踏んでもピストンに穴が開いているか
のようにスカスカキックが踏める。エンジンが始動しアイドリングを始めるとデコンプ機構が解除される仕組みです。メー
カーが意図的に作ったかどうかは定かではないが11.000rpm付近でデコンプ機構が再作動 排気ロッカーアームを
押して機関的なリミッターが作用している。XR600の場合ジャスト10.000rpmで作動する。
ここでXRのRFVCエンジンはもともとバルブキッスを起こしにくいよう設計されています、BAJAなどのオープンエリアの
全開走行で必ずしもリヤタイヤが地面に接地しているとは限らない その場合の空転によるレブが怖い。ここが永い歴史
のXRである、こんな時でもバルブキッスしない充分なクリアランスが取られているのです。ただしカムチェーンが伸びてい
るものは問題外です。(MD30のノーマルカムチェーンは強度的なグレードが低く10.000kmほどで結構伸びてしまう)
GOODSにパワーチェックグラフを載せてありますがXLR250Rノーマルでも12.000rpmまで回ってエンドとなっている
のが読み取れると思う、ME08やMD30はバルブまわりがもっと軽く出来ているのでもっと回るように改良されている。
リミッターを外すとエンジンが壊れると言う心配はこれで無いと言う事は理解出来たと思う。
もともと回るように設計されているエンジンなので この機械的なリミッターを外したい、そこで 「奥の手」として “機械的
リミッター外し”を紹介しておこう。
・↑ 矢印部分のカムホルダーをプレスで抜く。
・↑ 矢印区間のオートデコンプユニットを外す。
・↑ オートデコンプユニットを潤滑する為に 2つのオイルポートをアルゴン溶接で塞ぐ、この時スパークがカムフェイスに
飛ばないようにマスキングして手早く作業を行うのがポイントだ。このオイルポートを塞ぐ事で各カム側に多くのオイルが
供給されるようになり一石二鳥のメリットが生まれる。HOTCAMなどは元からオートデコンプユニットが無いのでこの一連
の作業はいらない。またオートデコンプ機構が無くなってもセル始動などに悪影響の心配もご無用、キック始動の場合
圧縮上死点が分かり易いからマニュアルデコンプ併用でキックの回数が少なく始動出来る。
(追加)
オートデコンプ機構を外すと連動する片側排気ロッカーアームの耳がいらなくなる、この耳があるせいで片側のみ排気
ロッカーアームの重量が増し 左右排気ロッカーアームの摺動の限界のアンバランスが生じる。そこで削除作業を
行い左右同重量に合わす事が出来る。
この加工はオートデコンプ機能付きカムすべてに適応出来る。
これから夏に向けて使えるリーズナブルなオイルが出た。
2輪用のルマン24hが無くなって 4輪用のルマン24h(20W−60)が使えることが分りそれを推奨してきました。
このルマン24hとピュアレーシングは一般走行であれば5.000kmは耐ち 万が一の油膜切れによるロッカーアーム、
カム、ピストン、リング、シリンダーなどに引きずり傷など 上が50クラスでもありがちな症状の心配がまず無くなり
ロングライフが実現できる いわゆるカナメのパートです。未だにオイルの認識は昔と変わらず”入っていれば良い”
程度の方が多いのが現実です、また”60?硬いですね〜”などと言われる方たちは置いといて 今まではコストが
かかってしまうのがネックでした、長い目でみればエンジンは痛まず距離にすれば割安で こんな良いものは無いですが
最初の購入で出費がかさむ。そこで新商品が出た、ワコーズTRです。当店ではワコーズのオイルは清浄制が今ひとつ
だと判断し使って来ませんでしたが このオイルならそれを踏まえても3.000kmで交換すればいけると判断しました。
60クラスは特にエンジンをブン回す人には必須と考えて頂きたい、また50と60では差が10番とは言えウンデイの
差があります。お勧めです。
ワコーズ トリプルアール 20W−60
1リッター缶・・・¥2.600‐ 税込価格¥2.730‐ ←廃盤
※20Wでも冬場の始動性に問題なく使えます、オールシーズン OKです。
MD30ノーマルキャブで始動性やアイドリング不調でお困りの方に AIシステムが装備されてより 新車の状態から暖まるまでアイドリングが続かない、安定しないと言う話を良く 耳にします。これはどういうことかと言いますとパイロットスクリュの調整不良です。これを暖機時に調整する だけで治るものですが特殊工具が要ります。これはヘタにイジって排気ガスが汚くなるのを懸念したメーカーの 配慮に他なりません。しかし ノーマルで調子が悪いのは許せない事です。そこで調整可能な パイロットスクリュのパーツ紹介です。 左:ノーマル 右:交換後 この4点がセットです。(購入後バラで出ませんのでご了承ください) MD30(Y,3,5,6,7型)対応 パイロットスクリュセット ・・・商品価格¥1.980‐ (税別10%) ホンダ ウィングマーク ホンダ純正パーツとして昔ながらのウィングマークはアクセサリーとしてアクセスより販売されている モノのみとなっていますが 純正パーツとしてありますのでここに紹介致します。 ↑上 アクセスアクセサリー ↓下ホンダ純正ウィングマーク 縦寸:85mm 横寸:140mm ・ホンダアクセスアクセサリーパーツ(羽の部分が光を反射するタイプ)・・・商品価格¥800‐ 税込価格¥840‐ ・ホンダ純正パーツ・・・商品価格¥2.600‐ 税込価格¥2.730‐ ※ 左右で1セットです。 XR250(MD30) スタンダードピストン用 軽量、超軽量ピストンピン各種 ↑STDピストンピン55g ↑軽量ピストンピン51g このパーツの意味は言うまでも無いと思いますが あのHRC XR400Rピストンでさえノーマルに比べ2gの 軽量タイプ、ピストンピンはノーマルを使います。ハイコンプと相まってアクセルレスポンスは格段に鋭くなります。 そもそもピストンの動き自体がロスのカタマまりの様なもので上下運動してクランクを回転させています、 上死点、下死点では一時的にピストンの動きは止まるんですから なんだかなァ〜 このご時世に。 ロータリーがいかに効率が良いエンジンだとつくづく思います。しかしボヤいてばかりはいられません。 なら どうすればより良い完成度が高いものになるかです。慣性があるものは軽いにこした事は言うまでも ありません。ノーマルに比べ4gも軽いピストンピンの紹介です、どうせ組むならこれでしょう。 XR250(MD30) スタンダードピストン用 軽量ピストンピン ・・・商品価格¥2.500‐ 税込価格(8%)¥2.700‐ ------------------------------------------------------------ ↑STDピストンピン55g ↑超軽量ピストンピン45g オトナげない10gも軽いピストンピンです。強度は?なんて言う質問は愚問です。 注)軽量、超軽量ピンはノーマル加工品では有りません。 XR250(MD30) スタンダードピストン用 超軽量ピストンピン ・・・商品価格¥5.000‐ 税込価格(8%)¥5.400‐ ※在庫が不安定ですので事前に問い合わせ下さい。 =GHA関連終了= GHA加工アルミクラッチプレート 材質改良変更の為 左側のモノに変わっています(右側は従来のモノ) ‘09 09/05〜 皆さん 憶えて居られるでしょうか GHA加工を・・・ 十数年前に当店でやっていました商品ですが 業者との関係が悪化し取り扱いをやめてしまいました。しかし 心機一転 再び再開と言う事に至りここに 紹介致します。 GHAの特徴は 1.)熱伝導率が優れている(放熱効果向上)。 2.)表面強度がステンレスの約3倍。 3.)鏡面加工面に加工すると摺動抵抗が著しく低下する。 以上の3項目が特筆すべきメリットです。もともと炊飯器の釜に加工されていたもので熱が全域に満遍なく伝える ことでふっくらおいしい炊き上がりになるというものでした。すでに水冷のラジエターに加工する事で通常平均温度を 下げる事に実績を出している。またF‐3のクラッチプレートにも対応される実績も持ち 耐久性も実証済みです。 以前GHA加工のクラッチプレート亡き後 あの軽さと食い付きが捨てがたく”アルミレーシングクラッチプレート”を 現在ラインナップしています、しかし アルミ表面の磨耗によるオイルが汚れるというリスクが付いてきます。 GHA加工を施せばアルミクラッチプレートの表面は削れる事無く もしクラッチ消耗して滑りが出るようになっても プレートを交換する事無く ディスクのみの交換でOK 経費的にもリーズナブルです。ご存知の通りアルミ材は スチールに比べ重量が1/3で軽く60パーセント強の軽量化 当店のフライホイル軽量加工と同じ効果があり アクセルレスポンスの向上に 貢献します、またノーマルの厚みより若干厚みがありますので組み付け時にクラッチスプリングを圧縮し強化の 役割も持たせる事が可能になりました。クラッチが滑り出す1つの要因としてはクラッチプレート表面がナシ地で その小さな凹凸でグリップしています、その凹凸が研磨されツルツルになってクリップしなくなるからです。 GHA加工は上述の条件のように強度がありますので凹凸が減りにくく グリップが持続するわけです。 ここで以前ラインナップしていたGHA加工アルミクラッチプレートを復活します。 メリット 1.)半クラ時の押し出しが鋭くなる。 2.)クラッチプレートの厚みでクラッチスプリングのテンションを上げ強化クラッチの役割を同時に果す。 3.)耐ちが良いので繰り返し仕様可能。※エンジン内の異物を噛んだ場合 表面が剥離する場合があります。 ------------------------------------------------------------ ○GHA加工アルミクラッチプレート ステージT(スチールプレート1枚を含むセット) ・XR250 (ME08 MD30 MD22系 ME06)・・・商品価格¥11.730‐ (税別10%) ・XR400R(モタードも含む)・・・商品価格¥13.890‐ (税別10%) ※XR600R XR650L XR650R CRF250R CRF250]も製作可能です、詳しくは問い合わせください。 ※GHA加工クラッチプレートは繰り返し使えるのがメリットですが半永久的に使えるものでは有りません。 この商品は他社のモノと違い GHA&ヴァイタルのオリジナルです。 このクラッチプレートは当店の試乗車”シュラウド佐西号”に組込済みです、フィーリングは試乗にてお確かめ 確認ください。 ------------------------------------------------------------
皆さん 憶えて居られるでしょうか GHA加工を・・・ 十数年前に当店でやっていました商品ですが
業者との関係が悪化し取り扱いをやめてしまいました。しかし 心機一転 再び再開と言う事に至りここに
紹介致します。
GHAの特徴は
1.)熱伝導率が優れている(放熱効果向上)。
2.)表面強度がステンレスの約3倍。
3.)鏡面加工面に加工すると摺動抵抗が著しく低下する。
以上の3項目が特筆すべきメリットです。もともと炊飯器の釜に加工されていたもので熱が全域に満遍なく伝える
ことでふっくらおいしい炊き上がりになるというものでした。すでに水冷のラジエターに加工する事で通常平均温度を
下げる事に実績を出している。またF‐3のクラッチプレートにも対応される実績も持ち 耐久性も実証済みです。
以前GHA加工のクラッチプレート亡き後 あの軽さと食い付きが捨てがたく”アルミレーシングクラッチプレート”を
現在ラインナップしています、しかし アルミ表面の磨耗によるオイルが汚れるというリスクが付いてきます。
GHA加工を施せばアルミクラッチプレートの表面は削れる事無く もしクラッチ消耗して滑りが出るようになっても
プレートを交換する事無く ディスクのみの交換でOK 経費的にもリーズナブルです。ご存知の通りアルミ材は
スチールに比べ重量が1/3で軽く60パーセント強の軽量化 当店のフライホイル軽量加工と同じ効果があり アクセルレスポンスの向上に
貢献します、またノーマルの厚みより若干厚みがありますので組み付け時にクラッチスプリングを圧縮し強化の
役割も持たせる事が可能になりました。クラッチが滑り出す1つの要因としてはクラッチプレート表面がナシ地で
その小さな凹凸でグリップしています、その凹凸が研磨されツルツルになってクリップしなくなるからです。
GHA加工は上述の条件のように強度がありますので凹凸が減りにくく グリップが持続するわけです。
ここで以前ラインナップしていたGHA加工アルミクラッチプレートを復活します。
メリット
1.)半クラ時の押し出しが鋭くなる。
2.)クラッチプレートの厚みでクラッチスプリングのテンションを上げ強化クラッチの役割を同時に果す。
3.)耐ちが良いので繰り返し仕様可能。※エンジン内の異物を噛んだ場合 表面が剥離する場合があります。
○GHA加工アルミクラッチプレート ステージT(スチールプレート1枚を含むセット)
・XR250 (ME08 MD30 MD22系 ME06)・・・商品価格¥11.730‐ (税別10%)
・XR400R(モタードも含む)・・・商品価格¥13.890‐ (税別10%)
※XR600R XR650L XR650R CRF250R CRF250]も製作可能です、詳しくは問い合わせください。
※GHA加工クラッチプレートは繰り返し使えるのがメリットですが半永久的に使えるものでは有りません。
この商品は他社のモノと違い GHA&ヴァイタルのオリジナルです。
このクラッチプレートは当店の試乗車”シュラウド佐西号”に組込済みです、フィーリングは試乗にてお確かめ
確認ください。
------------------------------------------------------------ GHAの特性を把握した上で どのパーツに施すと有効か試作中です。今後ご期待ください。 =終了= PJキャブ用ジョイントヒューエルホース PJキャブの燃料取入れ口は250ccノーマルコックに比べ随分大きいです、それを無理なくジョイント出来る ヒューエルホースが有りますのでここに紹介致します。 本来は大容量ヒューエルコックセットを使って頂きたいのですが とりあえずPJキャブをいち早く安価で 信頼できる(劣化、異質化による硬化、縮み)ホースに交換したい・・と言う方に朗報。 内径5mm⇔内径7mmのL型ヒューエルホースのご紹介です。 PJキャブ用ジョイントヒューエルホース(タイラップ2本付)・・・商品価格¥1.500‐ (税別10%)※数に限りがありますので発注後 時間を頂く場合がありますのでそれを含みおき頂き注文を御願い致します。 ↑取り付け例 最新点火システム ”ダイレクトイグニッションシステム” 今や車の業界ではこの”ダイレクトイグニッション”は当たり前のように標準装備されています、 もう詳しい説明も要らないでしょう、極限までロスを無くし効率を上げたシステムがこの”ダイレクトイグニッション” です。点火の強化はパワーアップの原点です、遂にリリース開始。 ↑上図はXR400R(NE03)に装着したものです、ノーマルイグニッションコイル、ハイテンションコード、 プラグキャップをすべて取り外し入れ替えるだけの簡単装着。 構成パーツ:ダイレクトイグニッションASSY、接続コード(無酸素銅使用)、被覆カバー、(5mmネジ追加) ”ダイレクトイグニッションシステム” 適応機種:XLR250R XR250 350 400 600(ME06 ME08 MD30 NE03モタードを含む FTR250) ・・・商品価格¥8.850‐ (税別10%) ダイレクトイグニッション&抵抗レスプラグ(DP9ZまたはC9EH-9)のセット ・・・商品価格¥9.360‐ (税別10%) (注意)ハイテンションコードからタコメーターのパルスを検知するタイプを御使用の方は タコメーターのパルスが取れなくなり 作動しなくなる場合がありますのでご注意下さい。 戻る
GHAの特性を把握した上で どのパーツに施すと有効か試作中です。今後ご期待ください。