社長室ヘ

社長室 過去ログ Part-1

過去ログ Part-2



壁紙にどうぞ

あの名勝負は↓ココ

http://www.youtube.com/watch?v=Y9Sgof7j8YM&feature=related

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私がかつて好きなライダーはD.ベイリー、J.オマラだった。しなやかなライディングフォームに

クレバーな戦略。あの頃のマシンはまさしくファクトリーマシン。

実にかっこよかった。最初に125 250 500を制したものに与えられる栄光のブルーゼッケンを

つけたのがベイリーだった。練習中ジャンプに失敗し脊椎圧迫骨折 下半身不随となった。

彼はモトクロスの世界から消えたが車椅子の競技で頑張った、JTのデザイナーや解説にも

精力的に活動。見習うべきは人生に前向きな精神だ。見る機会があれば見て欲しい、

現役時代のAMAスーパークロスのリックジョンソンとのバトルは伝説となっている。

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ちょっと前に来店されたお客さんによく言っていたのが XLR80Rが5〜6台揃ったら林道ツーリングへ行こうと。

10年ぐらい前だとオークションなどで15万前後していたものが近年は8〜10万前後で五体満足な美車が選べるほど

出ていた。林道ツーリングのレギュレーションはタイヤ スプロケットの変更は自由、キャブ&エンジンはノーマル 

吸排気はXRに変更のみOK と言うものだ。お金を掛けず低いレベルの争いをしようと言う主旨。

しかし最近はめっきり出なくなったようだ、あの時がチャンスだったのかなぁ〜。

XLR80Rは87年の1年しか販売されず販売台数は極めて少ない、お店の下駄としてド・ノーマル(吸気口、

マフラーのみXR80R)を使っているがこれが結構走るではないか。これでオフを走ったら「どんぐりの背比べ」

的なバトルが楽しめてとっつき易いと思ったのである。計画はing・・・

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人がこつこつ築いてきた物は時としてもろい、あの水害は一瞬であったが未だ復興途中 まだまだ

終わりそうに有りません。最近1日として腹が立たない日は有りません、それは一般生活の中にです。

どうして人の事を考えず行動する人が増えたのか 自分本位で恥知らずの人たち。人間力の低くさが

政治の世界にも一般生活にも蔓延しているこの時代。私が良く思うのは戦争で亡くなっていった英霊に

対してどう言って良いか。もちろん私自身は戦争経験者でなく“戦争を知らない世代”です。しかし父は

広島で原爆を受け被爆しました、まさにこれから広島港から出兵と言うときに 18ぐらいの時。

幸いにも大きな屋根の下敷きなって気を失い “閃光も死の灰も”受けずに済んだ、しかし街の風景は

衣服は焼けただれ皮が垂れ下がった人ばかり、そんな状態でも公衆便所にきちんと並んで居たと言う。

やけどで手がずるずるでズボンが下げれないので18の父はそれを手伝ったと言っていた。

そんな中でも日本人のモラル 東北でも世界を関心させた「日本人のモラル」 何処へ逝った。

しかし父が原爆手帳をもらったのは私が18の時やっと認められたのです、そして私の元に国から1通の手紙が・・・

「あなたはこの度原爆2世と認められました 云々」国は国民の生命と財産を守るのが義務ではないのか。

東北の原発事故でも枝野が「ただちに健康に影響があるものでない」を連発し その時思ったのは

甲状腺ガンになる人が出てきたら「因果関係が認められない」と逃げるに違いないと・・・

そうやって過去の薬剤や水銀などの被害者にも逃げてきた。こんな国にする為に未来を託し自ら

特攻して散っていった先人に対し申し訳ない。「より良き未来を頼む」と言って国の為 家族の為

愛する妻、子供の為に・・・ 今がその未来に当たる。一人一人が襟をただし 恥じない生き方をして欲しい。

とりあえずYou Tubeの下記↓を見て下さい、心が動きます。

http://www.youtube.com/watch?v=_QOXodCXpTs

http://www.youtube.com/watch?v=5w5TC4ppsIE&feature=related

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9月28日 オークションで‘81XR200RBが終了した。

これは大事にされていたようで多少はオリジナルではないが全体的にはかなりの美品でした。

希望落札が設定されてはいたものの思ったより低い金額であったようだ。

最終落札価格¥201.000‐ 買った人は非常に安い価格で買えて良かったと思う。

このXRのナンバーステーは昔ウチで作っていたものに違いなく 何かゆかりのある人なのだろうか。

しかし オフロードの旧車は昔から人気無いねェ〜 がっくりきてしまう。

40万ぐらいは上がるかと思っていたのに・・・

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早いもので あれから1週間

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8月13日ご存知の方も居られますでしょうが我が家のある宇治で大雨による浸水が起こりました。

京都府宇治市では14日午前5時40分ごろ、「家が流された」と110番通報があった。府警宇治署によると、天ケ瀬ダム下流の宇治川につながる志津川沿いの同市志津川東組の民家が流され、住人の西山栄三さん(69)と妻ハツミさん(83)が行方不明になっている。同市東部の山間部では4地区約240世帯やキャンプ施設の家族連れら約70人が孤立状態になった。午前11時前、府警に「宇治市東部の山間部で家屋が倒壊し、生き埋めの人がいる可能性がある」と消防ヘリから連絡があり、警察官約30人が現場に向かった。

 宇治市によると、13日夜の降り始めから311ミリの雨量が観測された。同市災害対策本部は14日午前7時4分、京都府を通じて自衛隊に災害派遣を要請し、陸上自衛隊が派遣された。

 京都府災害警戒本部などによると、河川の堤防決壊などで住宅地に濁流が流れ込み、宇治市で100棟以上に浸水の被害が出た。京都市でも40棟、城陽市で20棟、久御山町1棟で床下浸水した。宇治市の世界遺産・平等院は、史跡名勝指定されている境内の庭園で約6メートル四方にわたり土砂崩れが起きた。宇治市五ケ庄の黄檗(おうばく)宗総本山・万福寺でも、総門の白壁の一部が浸水のため損傷した。

が我が家です、当日は実家に帰省していたので居なかったのですが 翌日帰ってみると風景は一変。

何もかもドロだらけで震災の時のテレビで見た風景そのもの。何から手を付けてよいものか茫然自失。

ピークの水位は1メートルぐらいで ご近所のクルマが浮いて流れ お隣のスクーターは次の区画で

発見されたそうです。

そんなこんなでしばらくは仕事に支障が出ると思います。ご迷惑をお掛けすると思いますがよろしく御願い致します。

------------ next -----------

泣きっ面にハチ

<大雨>京都・宇治で再び川あふれる

14日の豪雨で堤防が決壊した京都府宇治市五ケ庄北ノ庄の弥陀次郎川(みだじろうがわ)では

18日午後の大雨で再び水があふれ出し、住宅街に流れ込んだ。ボランティアらも参加して土砂などの

撤去作業が進んでいたさなかで、住民らはうんざりしていた。

【14日の大雨の様子】大雨:近畿地方で猛烈な雨 1人死亡、2人不明

 住宅街より高い土手を流れるこの川では、14日の豪雨で約25メートルにわたって堤防が決壊し、

南側に並ぶ住宅が水没した。府は大型土のうを積んで応急処置をしたが、この日の雨で水が土のうを越えて

約30メートル決壊した。府はクレーン車で土のうを積み増ししている。

 住宅前の土砂を片付けていたボランティア団体「ダッシュ隊大阪」(大阪市)の中嶋俊明代表(58)は

「土砂を片付けていたら川が決壊したので驚いた。住民が早く元の生活に戻れるよう支援したい」と話した。

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毎日 あぢい〜ねェ〜

残暑が終わる頃まで気が抜けません、10W−50クラスのオイルでも油膜が切れる事がある時期です。

何度も何度も言ってきましたがオイルはエンジンの生命線です、せっかくお金を掛けてチューニングしても

油膜が耐たなければもったいないです(ノーマルでも純正指定だと1万kmでエンジン内はえらい事になっている)

しかし いくら言ってもオイルに対する認識はイタチゴッコ。

ウチに関わっている人はお勧めオイルを定期的に入替えているユーザーが増えている事は喜ばしい事です。

やはりモチュール4Tオフロード15W−60は無敵で良い仕事をしてくれます 今が最大の使い時。

また水冷は必ず電動ファンを装備して下さい。

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オークションに綺麗な‘81XR200RB(国内限定)が出ていますねェ。未だにこんな上物が有るなんて。

それもこの京都で。

いくらぐらいまで値が上がるのか楽しみだ 最終落札日8月3日。

ちょっと前に新古車?のような200が出た時は80万近くまで上がったのは記憶に新しい。

でもテールバッグが何故か無いのが多い 以前1ヶ当ホームページに出したけど本来のユーザーの

手には渡らなかったのが悲しかった、まだ有るけど二度と売らないと心に誓った。

一生持ち続けるにはスペアパーツが欲しいと思うのは私だけであろうか?

九州の高手さん これをベースに仕上げれば良いのに。

私はこれ以上200は要りませんが しかし上物ですなぁ〜。

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ヴァイタルオリジナル Powerd Muffler Mk.Uはホームページで述べたように本体材料が入手出来なくなった為

3度の生産のみで生産中止となってしまいました。その後若干短い材料であれば入手可能と連絡が入りましたが

問題は治具の作り直しになると1〜2度の生産では採算が合わなくなってきます。そこでマフラー屋さんと粘り強い

交渉の末何とか手直しで作れそうな可能性が出てきました。もともと金型を作る資金が無い為 マフラー屋に

泣いてもらって テーパ部分はすべてベンダーの手巻きで作ってもらっていました。アルミだと加工し易いが

強度に問題が有り ジュラ材を手で巻ける限界の厚みで巻いてもらっていました。厚みを持たせる事で高周波な

音が消え音量を下げる事が出来るからです。しかしマフラー屋曰く「ヴァイタルのマフラーを作ると胸囲が2cm

増える」とぼやいています それだけ力技が要るそうです、そこは腐れ縁で泣いてもらっています。今の構想が

具現化すればより一層高速型のメガホンマフラーになりそうで楽しみです。試作は早くて秋口か年内と言う事に

なる予定です。乞うご期待 ヴァイタルオリジナル Powerd Muffler Mk.V !

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常連さんが滅多に出ないGHA加工クラッチ3点セットのオーダーを頂き 先日組み込みました。

シフトの入りやタッチが悪くなってきていて その改善の為の施工です。

同時に強化カムチェーン&軽量カムスプロケット モチュール4Tオフロードと言う内容でした。

そのユーザーインプレです。

=クラッチリフレッシュ=

田口殿、クラッチリフレッシュ工事、ありがとうございました。
ニュートラルが2ndからもローからもスカスカ入ります!
また、クラッチの引っ掛かりによるシフトミスについても皆無です。

今回施工をお願いしたのは、前回自分でやったカムチェーン・カムスプロケ、カムチェーンテンショナー、

強化シフトカム、GHA加工クラッチディスク等の交換から約3万キロを経過していたのでハウジング等に段付きが

かなり出ている事は想像していました。前回、修正したので今度は修正の必要が無いという、

GHA加工クラッチハウジング等をお願いしました。

クラッチについては、その切れ味とともにゴツンとくる繋がり、半クラッチの押しの強さは、謳い文句どおりです。

今回一番感激したのが、加速の向上でした。田口さんの指摘のとおり、カムチェーンが伸びきっていたようで、

バルブタイミングが狂っていたみたいです。回転数の跳ね上がるスピードが全然違います。

2万キロでオーバホールというのは本当に守るべき距離なんだと痛感しました。


メンテサイクルは非常に大事です、有難う御座いました。

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最近珍しくXR650Rのチューニングが増えている。そんな中ふと思い出した。


メーカー試作のスペシャルカムシャフトを持っていた事を。


右がノーマル オーバーラップはさほど変わらないがリフト量と山の形状が大きく異なる。


鋳型が根本から違い試作ならではのイッピンモノ 面圧を拡散させる工夫がされておりおそらく“BAJACAM”かと

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ぽちぽち 7月以降の価格改正調べに励んでいますがPJ38.3亡き後 残るはPJ36のみ。

今までいろいろな型式のキャブレターを試してきて未だコレを上回るモノが出てこないのでひつこく

使っています。これからはインジェクションに移行してゆく時代ですのでコレを上回るキャブは

出てこないでしょう、実質キャブの最終進化型の最高峰と位置づけても良いでしょう まさに歴史に残る名器。

ゴソウダンパーツ包囲網が進む中 何とか延命されています。キャブ本体はその状態

ですが 肝心要のニードルピンはすでにゴソウダンパーツに入っています。まだ数は残っているので

すぐにどうのは無いものの この本数分しかキャブキットは作れない事は確定しています。キャブ本体も

年式からしても古いので毎年の価格変更の上がり率が多くなるのが忍びない。しかし今後この貴重な

キャブは“真に求められるユーザーのみ”に供給されるべきと思います。昔から4ストに投入宣伝販売してきたのは

国内では唯一でありますが ウチの名前は知らなくても「PJキャブ」は結構な知名度のようで一定の

満足感は有ります。維持していく上で綱渡り状態ではありますが あと何個作れるかなぁ〜。

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テレビを見ると「パンダの子供誕生」を報じるニュースが各局で報じられている、めでたい。

とばかりはしゃいでいられない。と言うのも 事情に詳しい勝谷氏が言っていたがもともとパンダは中国に居たものでなく

チベットにしか居なかった動物だと言う事らしい。ご存知の通り 中国は不法にチベットに進行し実行支配、弾圧している。

そして民族浄化を進め 純粋なチベット人をこの世から消そうとしている。

そのチベット固有の動物パンダをチベットから取り上げ 外交の手段として高額で貸し出している、

そして生まれた子供は2年後には返さなければならない。この事実を知ってしまえば両手離しでは悦べるだろうか。

メディアもコレを報じないし ほとんどの方はパンダは中国にしか居ない動物 と思っているだろう。

知らない事は恐ろしい。

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今日 ホンダ端末機でパーツを見ようと「CRF250L」を検索してみた。

ブロックで迷わず“デュアルパーパス”を選択し捜した、以前は逆輸入車XRはコンペティション

(競技車両)のカテゴリーに入っていたが 改良後デュアルパーパス(トレール)に入っていた事に

非常に違和感を持っていた。CRF250Lが“デュアルパーパス欄に見当たらない、XR230はある。

気を取り直して まさかと思ったが“ロードスポーツ”で検索してみた 在った。

間違いなのか ホンダ自らオフロード車では無いと認めているのか・・・ 呆れてしまった。

MD30の後継車モデルではないのか!

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最近 逆輸入車の車検車:XR350R  400R 600R 650Rなどの陸運局持込の車検で

ヘッドライトの光量不足による不備が多く指摘されネックになっている。ウチではヘッドライトへの

光量を上げる加工をしているので問題は無いが ノーマルの方は2年に一度の試練だ。

他県のユーザーに教えてもらったオークション出展物「マルチリフレクターレンズ」 これは

安価で良いかもしれない。ノーマルカウルにボルトオン 30/30Wだが流石マルチリフレクター

ノーマルレンズとは比較にならない。

バルブはPH7なので35/36.5Wも流用可能。社外品では12v 40/41.5wまであるようだ。

当店試乗車にはCRF-Xマスク(マルチリフレクター)12v 35/36.5wだが従来のXR純正レンズとは

同じW数かと思うくらい比較にならない明るさだ。価格は¥4.000‐弱とリーズナブル お勧めです。

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ある日お客さんが純正プラグレンチを持ってきて「これを田口さんのと同じように作り直して欲しい」と

行ってきた。以前400用のプラグレンチが非常に使い辛いので 使い勝手が良いように作り変えたと

私が言っていたらしい。いざ自分が使う時にその使い辛さを実感して同じようにして欲しいと思ったようだ。


下がノーマル 上が加工後

XR系のプラグの脱着は工具屋さんの工具が肉厚が有り過ぎて使えないものが多く 結局純正を

使うしかない。しかしXR400はレンチをプラグに差し込む時にも長いので入れにくく プラグを

外す時にはフレームに当たって外れない、カチャカチャやっているとイライラしてくる。そこで上映像↑の

ように2箇所カットして溶接し短いものを作り今も使っている。そういったところに一般ユーザーが

目を付け加工依頼してくる事は私にとって非常にうれしい事だが これが結構硬くて加工し辛い。

一般にはこんな依頼はもう受けないが 自分のバイクライフを充実させる為 創意工夫する精神は

養って欲しいものだ、近年のユーザーに一番欠落している部分かと思う。

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たまに有るのだがチープなメールが来る、件名ナシ 欲しい商品の名称のみ記載 “何処の誰兵衛”とも

書いていない。長々と質問が書いてあるのに“何処の誰兵衛”か分からない。ウチの掲示板同様

最低限 人としてのマナーとして名は名乗って欲しい 京都の田口だけでも良い。

先日のメールで私の中で何かが切れた、

これからその類のメールは何も答えないし「即 ゴミ箱行き」する事に決めた。


http://www.youtube.com/watch?v=s8N5L-kMFSQ&NR=1&feature=endscreen

↑:面白いでぇ〜 最初は誇張かと思ったが 捕らえ方は大筋間違ってないかも と 思った。

PS.ウチのHPに政治 のコーナーつくりて〜

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私の数あるコレクション レストアしたての映像が出てきたので“Bulletin Board”に意味無く貼りました。

まるで新車のようだ。もうパーツは生廃だらけでレストアもままならなくなってしまったが出来る時に

やっておいて良かった。う〜ん 美しい!

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ついに当店推奨のモリワキマフラーが250、400共に生廃となった、どんどん良いパーツが

無くなってゆく。そんな中 新たに300、310系のピストンキットもやばそうだ。


今年は例年と違い 本来のウチの“お仕事”が年頭から途切れる事無く続いています。

1台1台ユーザーと話し合い その人が思う世界に唯一のバイクをつくるのです。

昔で言う その人その人に合わせて作るオーダーメイド服「テーラー」的作業です。

また 只今ウルトラヘビーな内容のものを作業中で 集中したく鎖国中。

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かつてME06の最終進化形としてコレを作った。

XR250Rのコーナーで紹介済みだが これを目標に同じME06がチューニング依頼で入ってきた。

当初はニイナナベースのオーバーホールの予定であったが話し込んで行くうちにフロント:倒立、

リア:デルタプロリンク パワーユニット:300 前後ブレーキ:強化 前後リム:黒張替え&強化スポーク

オリジナルマフラー などなど エライ話になってきた。

今年になって月イチで仕様の違った“お任せ”に近い依頼が続いている、おそらく 以前から言ってきた

今後10年は良いバイクは出ない と言うのがやっと浸透してきたようだ。費用は逆車一台分ぐらいは

皆掛かるような内容ばかりだが皆さん気合が入っていて こちらが気後れしています。自分だけの

オリジナルマシンを作るわけですから 作る側としても非常に気合が入ります。そして私の400と

同じ仕様の依頼も入りました。どれも試乗してもらって納得してもらっての依頼だけに手元に来た時の

喜びに気持ちが逸るようです。文字通り一つ一つ手作り作業ですので時間が掛かりますが マシンが

完成し エンジンの鼓動、試乗セッティング時のフィーリングが私の醍醐味です。毎回“おっ これこれ”と

ヘルメットの中でにニヤついてしまいます。今後長く続きそうな暗闇のトンネル・・・ MD30までの

年式が一筋の光です。ただの乗り物として乗っておられる方はウチには無縁の方ですが 遊びで

走りを追求される方には様々な提起が出来るでしょう 勿論本気で走られる方も。自分なりに

いろいろ楽しんで下さい。XRはイジって良し 走って良し 眺めて良しのヒキダシが多いバイクです。

仕事でやっていても飽きが来ません、後世に残せる懐が深いバイクはそうそう出会えないでしょう。

そうゆう意味で今の時代に生まれて良かったとつくづく思います。

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先日“Bulletin Board”にカムとロッカーアームがガリガリに焼けていたMD30を紹介したが

この車両はスィングアームシャフトが抜けなかった車両だ。今ドライブシャフト交換の為クランクケースを

組み直したところだがこの焼けた原因が今はっきりとした。過去2例ぐらいであろうか な な なんと

オイルフィルターを逆さまに入れていた為であった。自分でオイル交換とフィルターを変えたと言う。

本来ならば逆さまには入らないのだが フィルターを入れ カバーを宛がって両サイドの6mmネジを

締めて行くとフィルターが潰れてカバーが締まるのです。逆さまに入れる事でオイルラインが遮断され

まったくオイルが回らなくなるのです。ただ少しでも隙間が運良く開いている場合 少ないけれどオイルは

回るでしょう。しかし数分で焼けが始まり えらい事になるのです。六百円前後のパーツでエンジン全損。

うっかりにしては割に合わない。また今入っている修理のCRF150Rは数十円のピストンピンクリップの

入れ忘れでエンジン全損という大事に至っている。機会が有れば“Bulletin Board”でも紹介したいと

思います。

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PJ36キャブレターのメーカー在庫が本日発注分で無くなった、BOとしても入れておいたが

大丈夫だろうか?今日時点でまだゴソウダンパーツのカテゴリーには入っていないが 最近の

メーカーはアテに出来ない 急に生廃になる事も有り得る。ウチの売りであるあのレスポンスは

PJキャブあってのモノ 生命線だ。未だにこれ以上の性能を持ったキャブが存在しないのでしつこく

使っている、非常に心配だ。PJ36用のスロットルバルブもすでにウチの在庫のみでメーカーには

無くなった。パッキン類は問題無いのでオーバーホールには影響は出ない。

生産終了から13年経つのだから無理も無い話しだが・・・

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ユーザーさん(MD30)からメールが来た中の文中に

現在、吸排気ノーマルで通勤快速仕様(リミッター解除無)ですが、

峠でカワサキニンジャ250t(ドノーマル)と同等の加速をします。こんなもんなのでしょうか?

正直、がっかりしてしまいました・・・。更なる性能を引き出したく、上記見積依頼を致した次第です。」

皆さん どう思われますか?

ニンジャ250R 250ccツインカム 2気筒  31PS/11.000rpm

ロードなので車重は重いがまず同じ排気量で単気筒は2気筒以上のバイクには勝てないのがバイク界の常識。

600のシングルレースをサポートしていた時 鈴鹿のストレートでドカを抜いた時 そのドカライダーはかなり

落ち込んでいた、「本調子では無かったものの シングルに抜かれる事は最大の屈辱」と言っていた事を思い出します。

安易にパワーウェイトレシオで比較出来ないほど多気筒はシングルに比べ優位なシステムなのです。

その中で”通勤快足”とは言えノーマルマフラーで“とんとん”であれば“良くガンバッとる”と評価して良いでしょう。

MD30のマフラーはあの重さの由縁 国内MD系の中でも一番排気効率が悪いイチモツです。

増してやMDのノーマル圧縮もダルダルで決して高い値では有りません。

正直言って”通勤快足”の本領は6〜7割止まりが良いところでしょう。逆に言うとノーマルマフラーをつけている限り

ノーマルよりは随分マシですが 到底本来の性能は引き出せない事を承知しておいて下さい。

(人により周りの環境でやむなくマフラーを変えたくても変えれないユーザーも居られます)

しかし そんなこんなを経験しながら自分のXRを作り上げてゆくのが楽しいのです。

幸か不幸かウチには沢山のヒキダシが有りますので相談して下さい、必ず解決してくれます XRは。

ここでウチのエキゾーストシステムがあればバッチリなのですがアフターフェスティバル&カーニバル。

ユーザーの高いニーズがあれば作っても良いのですが・・・ まだまだ声は多少しか届いておりません。

最近私は昔ながらの「普通 常識」と言う言葉が語れなくなって来ていますが 何気ない一言がその人の知識レベルを

如実に物語る事が伺えます。逆に知らない事は無敵・最強です(本当は無謀)。

様々な事柄を経験したり 失敗したりすることで自分のヒキダシが増えてゆくのです。

何事も興味を持つ事です、眠っている探求心や好奇心を奮い立たせて下さい。

そして自分の五感を磨いて行くのです。


反して只今何故か「セルレス化 デルタプロリンク化」ラッシュが来ていて めまぐるしく忙しい状態です。

勿論 通常のオーバーホール&チューニング依頼、通販 プラス委託中古 etc・・・。

それに加え仕事環境変化、私用も重なり今までのMAX状態では無いでしょうか、有り難いことです。

ヘロヘロですが 一つ一つこなして 何とか乗り越えなくては。

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PS.ME06全盛の頃 通勤でノーマルに乗っていた常連が「KR250に毎朝 シグナルGPでおちょくられる

悔しい、何とかならんか!」と言う相談を受けた。相手がKR250となるとチューンしてもかなりきつい。

2ストVツイン・・・ 2ストと言うだけで吹き上がりが速いのにそれに加えV型とは・・・ どう考えても分が悪い。

しかし限られた予算と言う事も有り 今で言うニイナナ通勤快足セットを組んだ(排気系はME06のノーマルに

Ф30サイレンサー キャブは当時のPJ34)。ひたすら慣らしで挑発してくるKR250に我慢の日々。

そしてついにその日が来た。慣らしオイルからモチュール300Vに交換後 彼は言った。

「田口さん 明日勝負してきます」と言い残し帰って行った。翌日の夕方 報告に来た「田口さん 勝ちましたよ」

ほ〜 勝ったんだ、感心した。話を聞くといつもの交差点でいつものようにKRがやってきた。

まずは第一ラウンド:スタートからちぎれた、KRは不意打ちを食らって出遅れたようだ。

第二ラウンド:今度はヤル気マンマン 前傾姿勢、二度目も勝った。

第三ラウンド:首をかしげながらKRが横に並ぶ、三度目も勝った。

第四ラウンド:戦意喪失 勝負して来なくなった。完全勝利である。

彼は実に満足気であった。それ以降KRとは逢わなくなったらしい。

人による技量もおおいにあるとは思うが実に痛快な話であった。


しかし 昨今”通勤特急”を組んだ年配がST250とそんなに変わらないのですぐに売った とか

最高速が出ないとか 有り得ない事象がたまに有ります。普通に乗るのに技量がいるのか!と

思うぐらいバイクの扱いを知らずXRを見切るユーザーが出てきていると聞きます。PJキャブにしてもそうです。

実績は数多く出して来てますので 足りないものは何かが明解です。XRはそんなに浅くは有りません。

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掲示板にも載せたのですがCRF250Lの輸出向けカタログをユーザーが送ってくれた。

知りたかったのはその車重。な な なんと驚愕の147kg・・・ 実質はホンダの芸風でガソリン5Lと走る為の

必要装備した実質の車重はカタログ値プラス7kgが実際の重量だ(ヤマハも大体同じ S、Kはプラス15kg)。

XR600Rが130kg XR650Rが135kg MD30は133kg。ME06のアメリカ仕様に250ccのエンジン

もう1機を載せた重量だ。終わったな You TubeにメーカーのプロモーションPVも乗っていたので見たが

従来のオフロード車のように飛んだり跳ねたりはしていないし アグレッシブなシーンも無かった、と言うか

出来ないのだろう。未だ店で1台下ろすべきか迷っている、現車が無いとパーツは作れない しかし・・・

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切 な い

アドベンチャーワールドのテーマソングが変わった、宮川真奈美さんから平原綾香さんに。

52歳のおっさんが久々にはまった曲“Shine on you” 仕事を離れ 家族と楽しいひと時を過ごせた

事もあるのかも知れないが それを差し引いてもいい曲だ。それに「always together」と「Thank you all」も。

和歌山の青い空 青い海にピッタリのイメージだった。最初に訪れ何気に聞いた時「ええ曲やん」と思った。

そして私が行った時 いつも園内に流れておりアップテンポで実に気分が乗り 楽しさも倍増させてくれた。

レーススタート時にトップガンの曲が流れるようなものだ。

定期的にテーマ曲が変わっているようで これも時の流れで

仕方ないのかも知れないけど・・・ 次に行った時 聞けなくなると思うと実に切ない気分になった。

行く気 半減。

いつの日か アドベンチャーワールドで宮川真奈美(鎌田純子)さんのライブを聞く事を楽しみにしていただけに。

新テーマ曲「ラヴ・ラプソディー」も歌としては良いとは思うのだけども 園内で聞くにはちょっとヘビーかなと思う。

卒業式の最後の日とか 楽しみにしていたコンサートの帰えりとかに味わう寂しさに近い、久々に味わうこの感じ。

そう思うと 実に 切 な い。

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取れたど〜

以前書いていたMD30のスィングアームシャフトが大の大人二人掛かりでやっと外れた。

苦節 2ヶ月・・・

下のシャフトが今回の厄介なモノでシャフト全域が錆びていた、通常良くあるモノが上のシャフトだ。

この上のような錆び方でもなかなか抜けないのに 全域錆びていればそれは抜けないだろう。

しかも真ん中のエンジン勘合部分がひどく

表面が凹むほど荒れていた。使ってボケたフランジボルトは総数8ヶ。

硬いMACtoolのBOXも御覧の通り。

やれやれ やっと本題に入れる。

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当店に仕事の依頼で車両を持ち込まれた時に多くはすでに排気系が変わっているものがあります。

何故ソレを選んだのか と問うとほとんどは「安かったから」です。ホームページに以前から

コレだけはやめて欲しいというベスト3を書きたいのですが商品の中傷になるので残念ながら日本では

書く事が出来ません。“チューニング狂の詩”には明確にシングルエンジンにはこういう造りでないと

パワーが出ないと記しております。以前この項で書きました通り 最終エンジンの良し悪しを決定付ける

のは排気系です と。よ〜く考えて商品をお選び下さい。

ヒント:○○F系エキパイもマフラーも ○○タ エキパイもマフラーも ○○アンド○ー○マフラー

ノーマルよりマシですが効率良く出力を出すには向いていない、↑上記3点は装着率が多いからです。

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最近 CRF250Lの発表もあるのかオーバーホールを兼ねたチューニングが異常に増えて嬉しい悲鳴を

あげています。しかし最終ウチが狙う決め手はヘッダースでありパワードマフラーでないと実現出来ません。

ヘッダースは20人集まれば製作可能ですが マフラーは従来の材料が入らなくなった為作れなくなりました。

そうした中マフラー屋から連絡が入り 若干短い材料であれば入ると連絡が入りました。250用の専用設計に

作り直し作れると思うようになりました。代替品を推奨していますがウチの排気系には遠く及びません。

一丁やるかと重い腰を上げようかと思います、ただし要望があればの話ですが・・・

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ユーザーのエンジンを組んでいる時に ふと思い出した。

昔 XR600Rをベースにロードのシングルレースを10年サポートしていた。対抗のマシンはヤマハの

SRX600エンジンベースをTZ250フレームに搭載したロードレーサーが主力で ホンダXRやGBベースで

参戦しているチームは少数派であった。その理由はSRXはチューニングパーツの豊富さの違いでモリワキ、

ヨシムラなどバリエーションが豊富であったからだ。OVERRACINGやオレブルなど有名どころが名を連ねていた。

レース回数を重ねていくと主力メンバーは同じで その中に朝研も居た。ウチはXRエンジンでず〜とやっている

のを見ていたらしく その内顔馴染みになり話すようになった(私はついていかないので知りませんが)。

その話の中 メンテの話で主力チームは1レース(予選 本番)でオーバーホールしているのが当たり前で

ウチは毎週1回の練習 年7〜8戦をこなし年1度のオーバーホールで済んでいた。朝研曰く「ありえない」

エンジンも12.000rpmは回ると言うと 朝研曰く「ありえない」。それから何レースかのち どうやらホントらしいぞ

という事になり そのエンジンをオーナーの了承のもと朝研が持って帰りバラみたそうだ。事後報告でオーナーが

そう言う事になったけど良かったかな と言って来たが 私は「バラした時点で痕跡が無くなるので構いません」

と言った。施工した加工は見れば分かるが組む技法までは知り得る事は不可能だ 最終エンジンの良し悪しは

ココで決まる。これがキッカケで朝研から一機のエンジンサポートが決まった。

このエンジンも後日談があるのだが・・・

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今 XR系の最高峰 XR600R XR650R が たまたまチューニングで預かり店頭に揃っているので

並べて写真を撮ってみました。迫力ですねぇ〜。

XR600Rは17インチのモタード仕様、XR650Rは19インチのバイカーズ仕様です。

最近は少なくなって あまり見ないですね。

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各チューニング依頼を受け、完成・試走してつくづく思うことがある。ノーマルは勿論 持ち込まれた時に

すでに外品のマフラーが付いていてエンジンはヴァイタルチューン。チューンしたエンジンのパワーを最大限

引き出す決め手は最終的には排気系で大きく変わる事、当たり前と言えば当然の事だが・・・。

よくユーザーから「何処のマフラーが良いですか?」と聞かれます、「ウチのが一番良いです」と答えるが

オリジナルを持つショップであれば当然そう答えるだろう。しかし そのレベルでウチのヘッダースやPowerd Muffler

Mk.Uを見てもらっては困ります。もともとこの独自の構造を持つつくりは16年前から図面で挙げており 製作して

くれる業者が無かった。「こんな複雑な構造は作った事が無い」と断られてばかりいたのだ。え〜 複雑な構造?

私には簡単な構造だと思っていた、と 言う事はパンチング管を切りウールを巻いて筒に入替え蓋をするだけの

マフラーしか作っていないのではないか!またエキパイは曲げ屋さんに電話で問い合わせると「どんな曲げでも

出来る」と言うのでノーマルを見せに行くと 「コレは出来ない こんなにきつくは曲げられない」と言う業者ばかり。

そして出来るまで年月を食ってしまった。この構造は私が狙う性能を引き出してくれる事は間違いなかった。

もともとは自分が店の看板バイクに付けたかっただけなので販売までは考えていなかった。しかし製造ロッドが

あるのでその残りを共感してくれるユーザーに付けて体感してもらおう と 販売に踏み切ったのです。

ヘッダースはこのパーツのみ付けても体感出来る優れもの、ユーザーの感想にもあるようにエキパイのみの

交換で体感出来ると思わなかった と。ウチにしては当たり前なので・・・ 逆に 交換しても体感出来ないものが

多いと言う事だ。また当店推奨品もあるが同じレベルと思われるのもチト辛い、市販の中でもマシなモノを薦めて

いるだけ。特筆はPowerd Muffler Mk.Uマフラーだ。今まで外国のマフラー 市販でも良さそうなモノ 一品モノで

製作したもの 等など。いろいろ試したが性能は良いが爆音、静かだがパワーが出ない、いずれかしか無かった。

しかし いろいろ試した成果がこのPowerd Muffler Mk.Uに繋がっている。規制値内でフルパワーのジェットが

入れられたのはこのマフラーだけです。生粋のメガホンマフラーで内部には仕切り板は一切有りません。

独自の消音効果を持たせるテールピースのみでこの数値がクリアされているのです。でも「これはいい」と

言うものに限って短命で終わるのがウチの定めのようです。3ロッドで終わってしまったのは非常に残念でなりません。

しかし もともと売れるからといってバラマクのもウチの本分ではありません、足らない位が丁度良いのです。

持って居られる方の付加価値も上がるし“幻の一品”として語り継がれるのがウチの本分かな。

ここまで出来たという満足感 手応えが有った事には皆様方に感謝しております。

でも もったいないなぁ〜

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昨年だったか沖縄からFTR250GO/H&チューニングの依頼があった時 エンジンが入っていた箱の

中に“せんべい”が入っていた。緩衝材の替わりに入れてあったのか いやいや お土産に入っていたのか

分からなかったのだが賞味期間内だったので食べてみた。究極の「歯糞菓子」だが嵌ってしまった。

私は酒は飲めないのだが酒のアテ系が大好物なのだ、その名も「塩せんべい」。聞くところによれば

お土産品でもなく現地のスーパーなどで売っているとの事。なんとはなしに入れておいた との事。

こちらの方で捜してもらったが物産店やアンテナショップでも取り扱いが無かった。

カールのようなふ菓子で勿論塩味、うまい。今回3回目になるが送って下さいました。

この袋に書いてある マルシン 沖縄 塩せんべい で検索したらアマゾンで売っているのが分かった。

お勧めです 激うま。

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昨年は例年と違った内容の仕事が多かったとしみじみ思う、通常のO/Hは元より”通勤快足”の組み込み。

コレが多かったのだが今年はそれ以上の内容のものが多かった。驚く事に“スーパーデルタプロリンクシステム”

は月1set以上作ったと思う。また自分のペースで第一弾 第二弾とステップ分けをして着実にヴァージョンアップ

されていく事も 昨年は多かった。

今現在次期モデルCRF250Lが発表になりまったく期待出来ないものと判明した以上 当店に共感したユーザーなら

腹が据わったと思います、MD30以前のモデルを大事に乗っていく事が本来のバイクライフが満喫出来る事が証明された。

当店が言う本来のモノと言うと 乗って良し、眺めて良し、イジって良し だ。エンデューロブームの頃のユーザーの

大半は“通勤特急仕様”が多く多くの栄冠を得た実績が有ります。これは今も定番の手法で多くの方がやっています。

いわばレース用エンジンで普段の足に使える乗り易さはヴァイタルならではの得意技であります。たまたま来店された

ユーザーに「佐西号(試乗車)」に乗られたら大半が「こんな風になるならやってみたい」とチューニングに興味を

もってもらえます。バイクは走る事が楽しくならなければ乗っている意味が無い、それも自分だけのオリジナル

ヴァージョン、他に類を見ない特別な仕様と言うのが所有感を満足させてくれます。


今思い返せば レースにおいて安心して身を任せる事が出来たマシンであった事が マシン作りにおいて

正解であったと思っています。勿論メカ的なトラブルは皆無でリタイヤは一度も有りません。

レースでは練習では体験出来ないシーンが度々有ります。例えば練習では怖くて飛んだ事が無い

ジャンプ ギャップ オーバースピードなどなど 負けたくなうものだから「ええい 行ってしまえ」とイケイケに

なってしまうのです。また追い上げや競り合いでは「このレースで壊れてもいいや」と かなりブン回しエンジンに

鞭を入れた時でも そんな場面でも決して期待を裏切る事無く素直に言う事を聞いてくれ 

なお もっと行けると更なる段階に挑戦させてくれるのです 「コイツ何処まで走るのだろう」と。

相手がどんなマシンでも目の前にいれば挑ませてくれました。

逆にマシンが「フルに走るから うまく操ってくれよ」と 言わんばかりに・・・

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先日ウチが依頼しているマフラー屋さんが不意に来店した、CBR250Rのマフラーを収めに行った帰りだそうだ。

非常に疲れた様子で理由を聞くと ロードのメーカーがセッティングが出来るPGMを製作し ノーマルエンジンに

マフラーを装着した状態でどこまで回るかテストしていたそうだ。想定回転数まで回らなかったようでセッティングを

いくらやり直しても改善しなかったそうだ。ノーマルCBR250Rは10.000rpmでリミッターが効くようでDOHCである

意味がまるで無い。そのメーカーはショートストロークなので20.000rpmは回ると想定していたそうで 

いくらやっても15.000rpmまでで頭打ちしてしまうのでマップの書き換えなどのセッティングを繰り返しても

改善されず 暗礁に乗り上げ帰ってきたそうだ。その話を聞いて私はある意味安心した。

ボア・ストロークからいって決して本来のショートストロークとは言えない、‘85XR250Rに酷似している。

MD22のノーマルで12.000rpmでサージングする、チタンリテーナー付きの通勤快足ME06で15.800rpm。

そもそもタイ製のエンジンで設計の段階でリミッターアリキの回す設定で作られていないと思う、バルブスプリングの

レートやカムのプロフィール 点火タイミングなど 今のノーマルであればそんなモンだと思う。

そういう意味で安心したのです。

CBR250Rのピストン、ピン、インレット&エキゾーストバルブを取ってみた。


左:ME08ピストン          右:CBR250Rピストン&ピン

※通常ピストンピンは¥1.000前後だが 何故かCBRピンは¥3.800もするようだ、何故だ。


ピストン重量はME08よりも軽い


ME08バルブよりバルブ径はやや大きく首も細く軽い

またバルブの挟み角は抜群に良いレイアウトになっている。

以上 主力のパーツ群は良さそうなのにそれが性能に寄与していないのが残念だ。

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しかしまぁ〜 モチュール4Tオフロードは実に素晴らしい。ある瞬間エンジンの温度が急上昇する

シチュエーションが怖いのだが 今までの300Vコンペやカストロ4T 15W−50でさえ皮膜切れを

起こす事があった。顕著な症状はやはり排気側のロッカーアームやカム山のカジリが真っ先に出る。

ノーマルMD30でもメーカー推奨10W−40などはHPに書いたようにひどいもんだ。

最近 MD30で6.000km程度でカムに巣が出ているものまで出てきた。ウチでは慣らし用の

オイルにしか使わないグレードだ。絶対に皮膜が切れないと言う安心感は絶大でエンジンに気を使わなくても

良いくらいムチを入れる事が出来る。しかもその持続性が通常使用で5.000kmと永く経済的だ、

すんばらしい〜。宿命のようにウチが推奨するオイルは大体生廃になることが多いのが心配だ。

近年のバイクやクルマは(特にクルマは)どんどんメーカー指定グレードが低くなってきている。

安にだからといって 今のバイクにそのままその考えを移行出来ない、クルマはバイクに比べ

冷却系が実に安定しているし強力だ そして大きく違うところが常用回転にある。

バイクの多くは7〜8.000rpm普通に回すがクルマはせいぜい4.000rpmまでだ。

そして排気温度がコンピューターで管理され常に安定した条件を再現するため補正される。

通常なら調子悪いのが分かるぐらいトラブルを抱えていても 補正でドライバーには分からない具合まで

の性能を維持するように出来ているのです。バイクにこのような賢いシステムが投入される日は

近い将来来るのでしょうか。私が年金を貰う位でもムリだろうなぁ〜

しかし 話はオイルに戻るが 4Tオフロードは 最強!無敵だ〜。

安心してブン回せる。

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H23 07 08

過去何度か「ウチのRVF250R TYPE−R と同じ仕様のエンジンを作ってくれ」と言う依頼が有りました。

ホームページに記載している項目はウチで言う「通常300」で レース仕様の300とは違い 俗に言う

“田口仕様”のレプリカを作ってくれと言うのだ。レーサーを相手に勝たねばならぬ宿命を課せられているだけに

採算など度外視したもので極端な話 パーツ一つ一つ組む前に機能に貢献出来る工夫を必ず施すような

組み方をしたものです。勿論 400にしても300にしてもウチのワークスマシンRVF−Rの裏メニューは

一切記載しておりません。こんな仕様を作るのはオーナーがXRに対する情熱が私を動かすのです、通常は

お断りしているのです。と言うのも ココまでとなると大変な手間と費用度外視のパーツ構成からなるので

ハンパな金額ではなくなります。最後には「作って良かった」と思って頂けるのが最大の悦びだからです。

今はレースで使っていたRVF250Rよりもグレードが高い技法もあるので もっと良いエンジンが出来ます。

幸いな事に300を作った方で私が知る限り手放した方はまだ居ません。逆にコレを知れば他のバイクには

乗れないだろうな とも思います。通常300でもT)直接パワーを上げるもの U)それを補助するもの

V)保護するもの を組み合わせるのでノーマルよりもはるかに寿命が長く乗れます、またその後の

オーバーホールも考えて設定していますので 通常オーバーホールよりも若干費用が掛かりますが

あくまでも若干です。

今回“お任せ300”を作り 慣らしも終盤の時点でインプレを頂きました。

ユーザーは初期型MD30セルレス”通勤特急”からの変更でした。

250ベースでエンジン始動出来ていたので300にしてもまったく問題無いと思っていましたが 

いざエンジンを載せてからエンジンが掛からない時には慌てました。しかし 次の日にすぐに掛けれるように

なったと効いて 一安心。プラス デルタプロリンクも投入しました、そのインプレです。


 先日、エンジンフルチューン(現状GOODS〔300ccとか…〕+一部秘密の田口仕様〔まだまだ隠してんねん

やろうなあ〜、〕)+デルタプロリンク化していただいた、XR250(MD30)S型です、当日はお騒がせ致しました、

いやあまさかエンジン掛けられへんとは…!それまでは通勤快速+セルレス化していたので、屈辱でした。

間違った掛け方やっただけで今ではキック一発ですが(汗…!)。

 そんなこんなでやっと慣らしも終え、インプレ書かしていただきますが、まずはデルタプロリンク、田口さん、

なんて物作るんですか、最初は跨っただけでリヤサスが沈み込んだので、ちょっと柔らか過ぎるんちゃうんと思った

のですが、昨日、何時もの山道(ターマック)を、何時ものように(慣らしなんでペースは落としていましたが)走って、

次のヘアピンキツかったよなあ、よいっしょ、んあれっ?次も、ん?何で??コーナー進入がヒラヒラ・スパスパなんです!

何なんですか?このサスは、サスが必要以上に動いてくれて安定してるのか、スイングアーム延長で安定したのか、

コーナー進入が今迄コワかったのが今では楽しくて楽しくて(タイヤを見たら、今迄使ったことがない所まで減ってる…)

そのうちコーナーで飛ぶやろなあ、世間ではオーリンズとかME08のサスとか入れている方がおられますが、可哀そう

ですねえ知らないとは、知らない方が幸せ?

 エンジンは、慣らしが終わったばかりでこれから少しずつ回していっている段階ですが、低速は一気に300ccなんで

思ったとうり、2割り増しの感じで全体的にトルクアップなのであまり感動はないかなあとナメテいたのですが、慣らし

リミットの6,000回転辺りからパワーが…、イヤイヤ慣らし終わったばっかりなんでもう少しガマンガマン!

MD30最速の片鱗が…、今日はこのくらいにしといてやろう!

一気にバージョンアップしたので、期待半分、コストパフォーマンスは?って不安な面もありましたが、あいかわらず

期待以上の結果です(不思議なのはノーマルよりも燃費が上がる事です、ツーリング+山で全開ペースでノーマルは

25Km/l、今回まだ全開にしていませんが30Km/lは毎回超えています)。

PJやさまざまなパーツがそろそろ怪しい状況の昨今、今、最高の(レース仕様は別として)XR250にしていただいたと

思って、通勤特急+ツーリングで快適に使っています。

P.S 年間2万キロ近く走るので次回O.H時は多分大丈夫でしょうが、何時まで部品がありますかねえ?

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PJ38.3が生廃によりキャブキットが生廃となりました、ど〜しても欲しい方御相談下さい。

今なら 1〜2個なら何とかなるかもしれません。

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最近 逆輸入車XRのチューニングを兼ねた車検で入ってくる車両が重なっています、また同様の目的で

これから搬入したいと言うアポも含めて 車両自体を見てみると通常持込で車検が通らないものが何と

多い事か。一時 何処でも買えるようになって輸入されたまま一切ショップが手を入れずユーザーに渡されて

いるモノが多く見受けられると思ってはいましたが・・・ 輸出XRは手を入れなくてはフルパワーにはならないのです。

いろんな国向けが有りますが「USフルパワー」なんて宣伝も良く目にしました 有り得ないです。勿論ウチで販売

したものはフルパワーで何処の陸事に出しても車検はそのまま通ります。しかし 現在のオファーはウチから

出た車両ではなく 車検の為の装備に変更するとプラスで費用がかさんでくるのが心痛の種です。

メインキーが無い車両は論外で最大のネックはヘッドライトの光量です、顔が利く認証工場に通すだけの

車検以来が出来る人意外は この際しっかりとした装備にする事をお勧めします。


PS.250用ケブラーホースがメーカー在庫終了 生廃となりました、ウチに多少の在庫のみとなります。

また近日価格改正しますのでよろしく御願い致します。

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エンデューロブームの頃 電話やメールでの故障相談が多く この店に車両を入れなくても故障探究

出来る事が多かった。特に電話などの相談は有料に出来ないかと思ったほどです、それは電話で修理が

出来たからです。それと言うのも的を絞っていく情報が多かったからです。今は“禅問答”のようなものが

多く 極端な話「昨日は乗れたのに 今日はエンジンが掛からない、何処が悪いのでしょう?」みたいな

質問が多くなってきています。現在の仕様やそこに至るまでの経緯 異音が有るかなどなど・・・

先日 県外の業者さんが電話で逆車のXRの修理でプラグに火が飛ばないというので相談があった。

逆車のXRの点火系は実にシンプルで発電コイル C.D.I IGコイル プラグが主な構成です。

その業者はピックアップコイルが原因ではないかと言っていた。

過去の事例で有力なのが発電コイルが多く「テスターで抵抗値を計ってみて下さい」と言うと「抵抗値0に

限りなく近い」と言う。やはりそれが原因だろうと言う事で新品を送った、しばらく連絡が無かったので

てっきり治ったとばかり思っていたがしばらくして連絡があり「コイルを入替えてもプラグに火が飛ばない」

と言う。そちらのお店で流用出来るバイクが在ったので発電コイル以外 C.D.I IGコイルを入替えてみて

確認して欲しいと電話を切った。後日やはり火が飛ばないと連絡が入った、残るはやはりピックアップコイル

が怪しいと言う。私はもっと基本的なミスではないかと思っていて「電話ではこれが限界です 現車を見せて

もらえませんか」と言った。車体全体をこの目で見てみないと判断出来ないと思ったからだ。その業者は

「もう少しやってみてダメなら見て下さい」と言う事でその場はそれで切った。それから数週間経って

「今日これから持っていくので見てくれ」と急な連絡 私は「う〜ん」とうなってしまった。と言うも歯茎が

腫れて何にも出来ない状態だったからだ。XRと言うのも600で重いキックなど踏める状態ではなかった。

とりあえず見て欲しいと言うことで現状を見せてもらった。車体を下ろしてすぐに原因が分かった。それは

キルスイッチだ XRの純正はプッシュ式で現車に付いていたのはシーソー式。このシーソー式は国内

XLRなどに付いているもので極性が逆なのです。勿論それを知らない業者は見た目でONにしてキック

していたのです。OFFにしてプラグを外し空キックすると“バチバチ”火は飛んでいる、エンジンの調子を

見る為にプラグを付けキック1発 エンジンは掛かった。やっぱりこんな事ではないかと思った。

私は顎が腫れていたので笑いもイガンでいたに違いない 苦笑。ウチにしてみればこんな事で

お金は取れないがこの業者 電話が掛かってきて有に1ヶ月以上は経っていた。もしかして発電コイルを

換えなくても良かったのではないかとまで思った。このオチはシャレにならない。もともと動いていたものであれば

初歩に戻って見るというのが原則で このような症状であればシンプルな点火回路にしてキルやスイッチなど

を外してやってみる事から始まる。それから燃料系のチェック、特に自分でキャブをオーバーホールした

と言うものは当てにならない事が多い。とにかく昔と違って現車を見てみないと分からない場合が

増えたという事です。

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コレはまた別物です、かっこいいねぇ〜 やっぱ‘81やわ

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この数年 究極のMD30の追求手段として“セルレス化”を唱えてきましたが昔のようにはいかなくて

苦戦している姿を良く目にします。私がやればすぐに掛かるのに・・・ 私が特別なのか?と自問自答を

繰り返す日々。そういえば思い出した事があるのですが お店の近くをSR400?500?に乗った女性が

朝に夕に見るのです、おそらく通勤に使っておられるのでしょう。スタイルも華奢で細く ヘルメットを被って

走り去る姿を見る限りでは年の頃なら30前後かなと。ある日 店の近くでボヤ騒ぎがあり野次馬の人だかり。

そこにそのSRに乗った女性が通りかかり バイクを止めこちらに歩いてやってきた、「何か有ったのですか?」

初めて真近でそのお姿を拝見して驚いた、四十を超えてそうなおばちゃんだったのだ。事情をお話しすると

「ふ〜ん ありがとう」といって そのSRにまたがりサイドスタンドを上げ 軽くキックしてエンジンを始動、

“パタパタパタ”と走り去って行った それもキックに体重を掛けるような動作も無く125ccの2サイクルでも

掛けるかのようにあっさり掛け走り去ったのでした。その情景を見ていた私たち数人は「かっこいい〜」と

顔を見合わせて言ったものでした。そうそう そんな情景は一昔前なら日常的な風景だったなぁ〜 

と思い出したのでした。 それとキック関連で去年の話 ME06の“お任せ田口仕様”を作った時の話で

車両引き取り時にやはりエンジンが掛けられなくて ひたすら指導すること数時間、何回かに1度掛かるように

までなり 京都を出た(県外のお客さん)。30分ほど経った時に電話が有り「ガソリンを入れてエンジンを

掛けようとしたがまったく掛からない」と連絡が入った。「15分ほどエンジンを冷やしてからエンジンを掛けてみて」

と指導してまた30分後に連絡が入り「どうしてもエンジンが掛からない」との事 話を聞くとエンジンをコンビニの

駐車場で掛けていると 通りがかったロードのライダー7人ほどの集団が「どうしたの?」と立ち止まってくれた

との事、入れ替わり立ち代りキックの雨嵐・・・ しかしエンジン始動せず 「これを作ったバイク屋に相談してみたら?」

と みんなの意見が一致したらしく電話をした次第らしい。幸い30分も掛からないところだったのでお客さん1人

を従えて現地に向かった。その車中で「ロードの人達は着いた時にまだ居るだろうか?」と言う疑問に 私は

“きっと居るよ この掛からないエンジンの顛末をどうするのか見たいはずだから”と思った。どうせここまで

キックして掛からないのだからヘンなチューニングするからだ と決め付けているに違いないとおもったからだ。

現地に到着 広い駐車場にポツリと一人XRが置いてあり 離れてビッグバイクの集団が居た。「掛かりませんか?」

と私が聞くと やはり皆でよって掛かってやったが掛からなかったとの事。私がやるとキック2発でエンジンが掛かった。

するとそのロードの人達がすぐにやってきて「掛かるんですね」と。大方の予想が付いていただけに私は皮肉交じりに

「イマドキのヤツにはよう掛けないだろうね」と言い放った。民主主義とは恐ろしいもので大方が掛けられないと

なると“このエンジンは掛け難いエンジン”とレッテルを貼られる。一昔前なら少数派で恥ずかしそうにしていたのが

何を根拠にしているのか分からないが何処から来るのか理解出来ない“その自信” 世の中変わってきた。

こうなって来ると私が特別な存在 となってくるということなのか?いやいや 違うだろ。

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そもそもシングルに力を入れたわけは 世間では単気筒は多気筒と比較すると軽視されがちな傾向ですが

逆で 1気筒のフルパワーを引き出せないものが多気筒を語れる訳が無いと思うからです。

そもそもシングルは構造上アンバランスである事は言うまでもありません、それをいかに振動を消し多気筒並みに

回す事が出来るかを追求する事に難しさがある訳です。ホンダで言えば230cc未満の排気量ではバランサーは

無いものが多く、250cc以上はバランサー付が多いです。特にバランサー無しが腕の見せ所です。

ロードレースの世界ではツイン以上はシングルに負ける事は有り得無いのが常識とされています。

過去バトルオヴシングルに参戦していた頃 練習走行でハーレーを南コースのストレートで抜いた事があり

ハーレーのライダーはタイソウ落ち込んでいた事を想い出します。また朝研のエンジンは10.000rpmしか

回らないのに対し ウチのエンジンは12.000rpmは回っていた(ストレートにおいてミッション トップで)。

“理論上有り得ない”と言われたが「事実は小説より奇なり」。ほとんどのエントラントは1レース毎に

エンジンオーバーホールは通例だが(オレンジBは予選用エンジンとホンチャン用エンジンを用意していた)

ウチのエンジンは年間10戦 毎週練習と言うペースでも年イチのオーバーホールでいける。また朝研が

“有り得ない”と言っていたが 何年も同じレースに出ているのを見て どうやら本当らしいと気付いたようで

オーナーに「一度エンジン預かって中身を見せてくれ」と言う話になり持ち帰ったそうだ。

後日オーナーから事後報告があり「良かったかな?」と聞かれたが 私は「構いませんよ」と答えた。

なぜならば各加工は見れば分かるが肝心なのはその組み方に在るからで

それはバラせば痕跡は消えるので そのノウハウは見る事が出来ないからだ。

縁は異なものでそんなこんなキッカケで朝研のエンジンを1機貸与してくれるようになった、

当時主流はSRX600エンジンでヨシムラ、モリワキなどのメーカーが多数パーツを出していたのに対し

ホンダRFVCエンジンはパーツが無く少数派であった為だ。オーナーはXRでやらなければ意味が無い

と言うコンセプトで在った為朝研と意気投合 貸与に至ったのでした。しかし 予選は速いのだが

本戦ではエンジンがタレて入賞もままならない。そこでオーナーは朝研のエンジンが送ってきたらすぐ京都に

送るからやり直して欲しい と依頼が来た。望むところだ 実際中身を見てみると落胆した。ワンオフで

スペシャルカムとキャブを用いた安易なもので何ら工夫がされていなかった。勿論朝研の顔を潰さないように

内緒の話だ が 事実です。まだまだ話はあるが今日はこのくらいにしといてやろう。

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“Bulletin Board”にも紹介したキャブの整流板 XRをいかに速く走らせるか考え続けて25年・・・

パーツや加工も出尽くした感があって ココ最近の歩みも緩やかになっていました。

その中 オリフィスボルトに次ぐ“ブッチ切りパーツ”が出来たと満足と充実感が久々に到来しました。

ただ ただ 1つ1つ手作りで製作装着しなければならない精度命のものなので オーダーを

公に公募すると「上向いてツバ吐いている」ような惨状になるのは火を見るより明らか、なかなか

量産に踏み切れない現状です。PJ36に加速ポンプが付けられれば安易だがそれはムリ。

PJ38.3のパワージェット付が出た時にPJ36も出てくれればもっと美味しかったのに と。

今のところ 個別に依頼されれば何とか対応は出来ますが・・・ う〜ん。

それにしても良いものが出来たと 佐西号や 特にMY400は乗るのが楽しくてたまらない。

フル加速していると周りの景色の変わり方や視野がぐ〜んと狭くなるスピードが速い。

“はえ〜”(速い)と思わずニヤつくのでした。

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先日 他社の400に乗った方から ピストンピンの軽量タイプが無いかと言う問い合わせがあり

見本を送ってもらうとXR400Rと同径であった為 XR用の軽量ピンを更に軽量加工してみた。

(ピストンピンは焼きがきつく ウチにある機械では加工出来ないので 外注に出した、

ワイヤー放電やコバルトのキリなど 様々なやり方で試せるのです)

その400のノーマルは66gであったが軽量加工済みで62gまでになった。これ以上は強度的に

ムリなところまできている。喜んでもらえると思ったが「たった4gなら要りません」と言う思ってもいない

返事が返ってきた。この4gがそのエンジンにどれだけ貢献するか理解していないのであれば逆に

渡したくない。失意のどん底の中 そのピンはゴミ箱へ・・・ むなしかった。

しかし どんなピストンピンでも軽量加工が可能になった事だけでも収穫かな、念願の270用

軽量ピンも作れるという事だ。

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学生の頃 トレール車とモトクロッサー 別々に持っていた。今でもそうですが おなじオフの単車でも

なぜココまで性能がすべてにおいて違うのだろう?国内トレールは絶対メーカーは手を抜いている と

思っていた。噂によると両方の要素が合体した輸出用バイクが有ると。ホンダならXR、ヤマハはTT IT,

カワサキはKLX KDX、スズキはDR PE。外国人がうらやましかった、4スト2ストよりどりみどり。

日ノ本のメーカーが自国向けにはショボイモデルしか出さないのは何故か!恨んだものです。

だからトレール車とモトクロッサー両方持って使い分けていたのでした。二十歳の頃 若気の至りと

勢いでプロリンク初期‘81XR200Rを購入以来 持っていたトレール車とモトクロッサーを処分して

XR1台にした、まさしく両方兼ねた4サイクルモトクロッサーだったからだ。通学の足にも使え ツーリング

ダート走行 この1台ですべてこなせるものだったからです。それからがより我がオフロードライフを

より一層楽しいものにしてくれました。200ccと言うカテゴリーは始めての体験でしたが(お金の都合で

250は買えなかったのです)これがまた良かったのか悪かったのか・・・ 下克上を覚えたのでした。

公道ではパワーが無くつまらないが ダートに入ると自分より上のクラスを喰えると言う醍醐味を

この200で知ってしまったのでした。そして機能美の美しさ かっこよさも。

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エンデューロレース参戦当初 やはり強いのは2ストモトクロッサー勢。土地土地にその地の主のような

奴がいて 車検の為にXRをパドックで押していると よく「じゃましないでねぇ〜」なんて言われたものです。

“4サイクルでレースに来るなんて はなから捨てている” という風潮があったのは確かでした。

「えへへ」と愛想笑いをし 頭をかきながらその場を取り繕うが心の中は「見てろよ あいつだけには負けたくない」

と 誓うのでした。すべては結果だ 1周2周速くても意味は無い 最後まで誰が一番速いかだ。

勿論 そういう奴は尽く撃破していった、レースは2ストが定番であったが ウチのXRに乗った事が無い奴には

分からないだろうなぁ と思いつつ、超える山が高ければ高いほど闘志が燃える。乗っていて決して

見限ったバイクではないと言う事が分かっているからだ、逆に勝てる可能性が見えるのでチューニング

してその可能性に掛けてきたのです。XRはすべてにおいて応えてくれました。

XRでモトクロッサーをぶち抜く から始まり エンデューロ、モトクロス(スプリント)、ロードレースと。

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昔はよく進んで雑誌の取材に応じたものだ、その頃のライターはバイクの事を良く知っていて

言った事をちゃんと活字に載せていてくれた、1社以外は。ネタが無くなると「何か無い〜」と

聞いてくるまでになっていた、その延長で“チューニング狂の詩”という連載まで請け負う事に。

お世話になっていたライターの方が不慮の事故で亡くなって依頼 様相は変わってきた。

その後の取材はバイクの事知らないライターばかりが増え 載せるものも間違いだらけ。

訂正を求めるがまったくの無視、そして「載せてやるから」と上から目線のものに変わってきた。

つくづく嫌気が差しそれから取材を断るようになった、ちょうどホームページを立ち上げた頃で

すべては自分の言葉で書け 正しく伝わると思ったからだ。それまでは口コミなどを重視して

いたし ユーザーが来店してよく言われたのが「あのヴァイタル」でチューニングする事がステータスで

あると聞いて嬉しく思っていました。私としてもわざわざ

来て頂ける期待に応えたいと言う事も有り 1台1台確実な仕事を心がけ 落胆させることなく

「ヴァイタルでやって良かった」と言われるよう精進してきました。

今もそれは変わりなく行っているつもりです。しかし 専門誌表面から消えて十猶予年 今の一般ライダーの

目に触れず記憶から消えつつあると言う事に気が付きませんでした。それは来店してくれるユーザーや

メールの内容から ひしひしと感じている今日この頃です。

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大学生の頃 足繁く通っていたバイク屋さんが上津遊さんでした、自転車とスクーターを取り扱う 良くある

町のバイク屋さんでした。地元の同級生が良く行くところだったのでオフ仲間が増えていきました。

私が乗っていたハスラー125の調子が悪くなってお店に行った、中に入るといきなり大将が「君のバイク

クランクのベアリングが逝ってるで」といきなり言われた。それを聞きに行ったのだが 聞きもしていないのに

いきなりの指摘。「何で分かるのですか?」と聞き返すと 乗って来た時にその異音が耳についたという事だ。

ハスラーのエンジンを掛け 「この音」と言うが私には排気音だけで聞き取れない。すごいなぁ と思い修理の

依頼をした。開けてもらうとクランクベアリングに私にしては“この程度のガタでこんなに調子が悪くなるのか”

と精密部品のシビアさに驚いた、少ししかガタを感じていないようなものでした(今となっては結構なガタであった

だろう)。音の聞き分けを聞いて見ると「オーケストラが演奏してるとして その中でドラムやバイオリンの音を

聞き分ける事が出来るやろ それと一緒や」そう言われると何となく分かるような気がするが・・・

「そのうち 分かるよ」と笑っていた。そんなこんなキッカケで週3日ぐらいは通うようになった。そのうち

郵政バイクの定期整備を上津遊さんは受けていたので手伝うようになった。郵政は4ストのカブ 2ストの

メイトの2種類、使い方もハンパ無い。エンジンは掛けっ放しでストップ&ゴーの連続 これで1日中だ。

距離と痛みが通常の二乗に匹敵するくらい。ここでみっちりオーバーホールを叩き込まれるようになった。

そしてお手伝いのご褒美で晩御飯をご馳走になるのが通例となっていった、私は自炊をしていたので

大いに助かった。大将も小声で「田口君 ちょくちょく手伝いに来て 田口君が来ると嫁はん 見栄張って

いつもよりご飯が豪華になる」と言っていた。また面白い雑学など多くを教えてもらった、4年間は

充実したものとなった。前述のクシタニレースの時に立ち寄った時は その時上津遊さんでオフの活動を

していた母校の学生が集まってくれていた。どうやら上津遊さんが「あのヴァイタルの田口君が来るぞ」と

呼んでいたようだ。この店から巣立っていったイチ学生がバリバリやっている 雑誌にもよく取り上げられて

いるのが嬉しかったようだ。それ以降 チョクチョク電話が掛かってきて「ちょっと教えて」と。私が師匠に

何を教える事があろうか と言うと「田口君はもう私を超えたよ」、と嬉しそうに言ってくれた。私も嬉しかった、

師匠に認められた事が。そして同級生のIが母校の講師になり 師匠も非常勤で学生に教鞭をとるまでに

なっったようだ。しかしその上津遊さんも5年前脳内出血で亡くなられた、あの上津遊商会もお店を閉めて

私の第二の故郷も無くなってしまった。

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=回顧録=

大学生の頃 始めてオフロードに引き込まれ同時期に始めた同級生に追いつけなかった。私はビンボー学生で

中古のハスラー125(勿論リア2本ショックでストローク15cm)、そいつはお金持ちで新車のDT125(モノサス)

だった。当時モノサスは“雲の上を走るが如く”の夢のサスペンションだった。ストレートだけでもあいつは

シッティングで走る、私はサスが悪いので目の前のギャップが気になりスタンディングしながらの体重移動で

忙しく開けられず。いくら気合を入れても差は開くばかり・・・ 細かいテクニックを身に付け同じスピードで

走る事が出来たなら と 思い ひたすら練習に明け暮れました。が その差は埋まらず。1年後 出モノの

DT125が有ったので(安かったには事故車であった為 後日判明)乗り換えて初めて悟った、サスが

勝手に目の前のギャップを処理してくれるのでアクセルを開けれるのです。そのスピードの領域はハスラー

では体感した事が無かったのです、「これか〜」 今までなにやってきたんだろう?と愕然とした。まる

まる無駄ではなかったのは ハスラーで身に着けた小細工のおかげでそいつを楽に抜く事が出来た事かな。

しかし いつも一緒に走っていたメンバーの中ではベッタの方でうだつは上がらない存在だった。

行っていた大学の裏は自衛隊の演習地で24時間いつでも走れる環境だった。授業が終わった午後5時から

日暮れまで毎日走った、「雨の日に速い奴は 本当に速い」と聞いては カッパを着て好んで行った。

夜暗いライトで林道へ行き 雪が降れば雪上アタック 毎日がオフ三昧で充実していた。メンバーの中心は

トライアルをやっていた何でもこなす速いIがいたのと 同郷の同級生がいてそいつは授業も受けず

ひたすら練習をしていた。同時期にXT250を買い 1年でフレームを3回 スィングアームを2回

折りよった。めきめきと頭角を表し いつしか“神様”と呼ばれるようになり 中心のIよりも速くなっていた。

卒業して就職、今のヴァイタルをやるようになって学生の頃漠然と思っていた夢のバイク「XRエンジンに

モトクロッサーの車体」を持ったマシンを作った、それがRVF250R MkTです。出るレース連勝に次ぐ連勝。

雑誌にも取り上げられ一機にメジャーな存在になった。ある日九州のクシタニ主宰のレースにゲストで

招待したい と言う話が飛び込んできた、久しぶりに学生時代お世話になった上津遊さん

(学生の頃お世話になったバイク屋さん)にも顔を出し 会える事もあったので勿論 快諾。

レース前日 主催者にご挨拶しに行った時 呼んでくれた主旨が分かった、どうやら訳の分からん奴が

最近ブイブイいわしとるようだ どのくらいのもんか呼んで試してやろう と言うものだった。開口一番

「明日のレース 10位以内に入ったら認めてやろう」と言われ 洗礼に焼酎を一気に飲まされた。

私はお酒は飲めないのです、全盛の時にビール中ジョッキ1杯でぶっ倒れたほど。意識が有るうちに

チームメンバーに後の介抱を頼み 後は覚えていない。翌朝起きると二日酔い 午前中の公式練習は

まともに走れなかった。牧場なので湿った黒土に二日酔い フラフラして何度なんでもないところでコケた

事か!びっしり汗をかいた事で酔いも抜けやっと調子が戻ってきた。ピットに帰ると何処かで見た顔が・・・

学生の頃のメンバーが勢ぞろい、私が来るといううわさを聞いてみんなで声をかけレースに来たと言う。

“え〜”ただでさえその地域のメンバーは猛者が揃っている上に私より速かったメンバーが来たとは・・・

勿論「神様」も来ている。

しかし看板背負って来ているのでやるしかない、私の持てる最善を尽くすしかないと気持ちを切り替えレースに

挑んだ。3時間耐久 序盤トップグループの中でレースは進み 最終3位でフィニッシュ。学生の頃のメンバーは

15位が最高であり 半分はラップしていた。レース終了後主催者にも讃えられ 学生の頃のメンバーも

やってきた。レース前は学生の頃から「タグチ」と呼ばれていたがレース後は「タグチくん」になっていた。

私もイメージ的には自分より速い奴ばかりだったので 今走ってもかなわない と思っていたが。

皆 就職して仕事に追われバイクに乗る機会も少ないのだろう、私はかたや職業半分と言うのもあり 

毎日のように練習や頻繁にレースをしている、バイクに乗っている時間が違うので当たり前かとも思いながら 

4年の月日の成果とバイクの成熟度を実感したのであった。

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