生まれた年代で思い入れがあるバイクは異なるものです。

私の場合は1981年のXR

特に200Rbです。

※“幻のXR”とダブるところがありますがご容赦ください。
今出来るXRに関する資料です。

日本のメーカーながら国内では買えないバイク

勿論日本国内で生産され各国向けに輸出 それを輸入するわけです。

逆輸入車

現車が置いてあるバイク屋さんが珍しいほど

雑誌などで紹介されるスペックをみても パワー・ウェイト・サス どれを取っても

同クラス国内トレールより一枚も二枚も上手

それらを手に入れるには手間とコストが掛かったので“高嶺の花”的存在だったのです。

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このシリーズの始まりは

1979 XR185

185ccのXRはこの1年のみ

翌1980 XR200が登場

1980 XR200A

‘80〜‘84年までは200ツインショックシリーズは続いた。

そして 1981 XR200RB

デザインも一新されリアにはプロリンクが初採用され サスストロークも飛躍的に伸ばされた。


またショックがセンター1本になった事によりマフラーのレイアウトがストレートに

通る事によりレスポンス・パワー感が良くなった。

タンクも樹脂に変更

最高出力:19PS DRYウェイト:101kg


1982 XR200RC              1983 XR200RD

‘81から‘82以降 仕様変更


‘80から‘81モデルの変更はイメージが一新され 当時はかなり話題になった。

※旧車にある傾向として同じモデルであれば初期がレアです。

1983 XR200Rはほとんど日本に入ってきていません、希少です。

XR200R スペック

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私の場合 二十歳の頃 購入の機会に恵まれXR200Rは“青春”そのもの

通学 ロード・林道ツーリング 練習 帰省の足 街乗り

すべてXR200R1台で

乗らない日が珍しいほど使っていました。

今思えば何にでもこの1台で使えるのがXRの良いところだと気付かされます。

インジケーターランプ類(ニュートラル・ウィンカー・ハイビーム)は一切ありません、

タコメーターも

メーターに至っては外側にマイル表示 内側(緑)に小さくキロ表示

トリップは100マイルでリセット

必要ない無駄なものは一切付いていない 機能本位に慣れるともう戻れない。


やはり目に付くのは‘79年XRから継承されてきたライトマスク

これがXRの始まりです。


俗称 “涎掛け” 黒ベースに赤い縁取り

XRを象徴するものです。

また当時国内トレールのブレーキ・チェンジペダルの先端はリジットが普通でしたが

XRは標準で可倒式が装備されていました。

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XR200Rに出来た事(パーツリスト)

オプション(その他の装備)



当時の雑誌記事

フロントフェンダー


リアフェンダー


Maintenance(保守)

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私の価値観としてメーカーカタログの状態が価値が高いと思っています。

外装が紫外線で色落ちしているもの(シートロゴの薄れも含む) 

欠品があるもの(例:メーター テールバッグ アンダーガード欠品)

この年式と違うパーツが付いている:他機種のモノはもっての外
(例:フロントフェンダー ライトマスク フォークブーツ)

勿論不動車は論外

発売当初ならいろんな事をしても良いとは思いますが ココまで年数が経ってしまうと

ドノーマルの美品が値打ちがあると思います。

※日常使っていてヤレているのはOK。


当店 部品取り車からのフレームからレストア車


Webにあった画像ですが実にかっこいい こいうの値打ちあるわ〜

‘81じゃないのが残念だけど。

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=変遷=

やっぱ ‘81の方がデザイン的にもスパルタンでかっこいい(好きな欲目があるからかも)
‘84以降の200ファンの方には申し訳有りません。

1993年から前後サスが大幅に変更になりました。
フロントはインナーチューブの肉厚が厚くなりスプリングの線形が細くなりました。
リアショックはサブタンクは廃止されボディ単体 そのボディがスチール製 調整機能が無くなりました。

海外向けの200は最後まで(2002年)フロントドラムブレーキ、
※国内限定モデル‘91・‘92モデルのみフロントディスク

‘84・‘85モデルのみRFVCエンジンのツインキャブだった。

‘86から車体は変わらず ‘83以前のエンジンに戻り内容はほとんど内容変更は無い。

------------ Subsequently -----------


チューニング

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コレは私のコレクション レストア済みXR250Rb
フロントフォークにはCRフォークを装備
(勿論書類付)



国内限定車


Comparson


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確かこの画像が雑誌で初めて紹介されたものだったと思います。
この画像たった1枚
前のモデルXR250はXLと比べ 一目での違うインパクトが薄かった。
逆に言えばXL“改” ⇒ XR化は比較的楽だった。
しかしこの‘81の変貌振りは衝撃的でした。
毎日この1枚をず〜っと見ていても飽きず 憧れていた。

------------ in addition to that -----------



エゲレス仕様(英国)


=回顧録=

ローキースポーツのレースに招かれた時 一部門で4サイクルモトクロスがあった。

その中で元セニアライダー増田耕二さんが参加されていた。

増田耕二さんは日本人初のUSスーパークロスに参戦し 後に永年HRCの監督を努められた方です。

マシンは‘86CRフレームにXR200Rのエンジンを載せた 云わばRVFのようなマシンだった。
(いかにも使い込まれたボロボロのマシンだった)

結構なお年なので我がRVF250Rが優勢かもと予想、

いざレースが始まるとスタートと同時に あっと言う間に居なくなった。

スプリントとはいえ私は2位でしたが増田さんにはラップされたかもしれない。

やっぱ 頂点を極めた人には年齢は関係ないと思い知らされた。

めっちゃ速かった。

------------ Separate case -----------

=大人のお遊び=

私が所有するXR200RbにXLR200RもしくはXR230のエンジンを載せ変えて普段の“足”に

使おうかと必要なものを揃えました。

XRにセル?愚の骨頂と思われる方も居られると思います。

私の場合墓場まで持っていくXR200Rbcd各1台づつと スペア兼部品取り車が2台、

それぞれ完品で保存しています。

その上で気軽に乗っても気にならないお遊びのRbがもう1台欲しくて そう考えた訳です。

見た目はまったくのノーマル外見が原則

「贅沢の極み」かもしれません。

しかし本業が忙しく 頓挫・・・

楽しみはあとに取っておくことにしました。

------------ Separate case -----------

ふと急にある衝動に駆られました。(以前このHPにて記載)

ツインショックのCR125にXR200Rのエンジンを載せ ヴィンテージモトクロッサーを造りたい。



すべての主要パーツが揃い作業に着手、ところがエンジンを下ろそうとスィングアームシャフトを

外そうとしたが固着。作業が頓挫・・・

今に至る

いずれ必ず造ります。

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=関連備考=

XR200Rといえば老舗デルタオートモーティブさん

Webでそのマシンの画像があった。



売りに出されたようですね。



昔 BANDAIからプラモデルが出ていました、綺麗に作るモンですね。


面白いYou Tube

題目 Grudge Match: 2013 Kawasaki KX250F vs. 1983 Honda XR200



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